不完全競争を理解するための経済理論モデルに関する説明とし|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 21 : 
不完全競争を理解するための経済理論モデルに関する説明として、最も適切なものはどれか。
1
寡占市場における屈折需要曲線の説明では、限界収入曲線が不連続になる点に特徴の1つがある。
2
規模の経済が働き、平均費用が低下しているような自然独占の市場では、限界費用は平均費用を上回っている。
3
複占市場におけるクールノー・モデルの説明では、ライバル関係にある企業が価格競争(価格引き下げ競争)を行うと仮定する点に特徴の1つがある。
4
複占市場におけるベルトラン・モデルの説明では、ライバル関係にある企業が数量競争(生産量を増やす競争)を行うと仮定する点に特徴の1つがある。
解説

ア - ○ 正解 記述内容の通りである。

イ - × 規模の経済が働き、平均費用が低下しているような自然独占の市場では、限界費用は平均費用を下回っている。

ウ - × ベルトランモデルの説明である。

エ - × クールノー・モデルの説明である。