次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 経済の閉そく感が|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 96 : 
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 経済の閉そく感が強まる中で、経済の新陳代謝や雇用の創出につながる起業を促進する必要性が高まっている。しかしながら、総務省「事業所・企業統計調査」や「経済センサス-基礎調査」によれば、企業単位でも事業所単位でも、わが国では1980 年代後半から開業率が廃業率を下回る状況が続いており、米国や英国と比べても起業活動は低い水準にあるのが現状である。 もっとも、①すべての業種で開業率が廃業率を下回っているわけではない。また、総務省「就業構造基本調査」によれば、2007年時点で起業希望者と起業準備者をあわせて②100万人を上回る潜在的な起業家が存在しており、起業に関心を持つ人たちは多い。起業を促進するためには、こうした潜在的な③起業家の抱えるさまざまな課題を除去していくことが重要であろう。 文中の下線部③について、中小企業庁「起業に関する実態調査(2010 年12 月、複数回答)」に基づき、起業家が起業時(起業準備期間中)および起業後(起業後から調査時点に至る期間)に直面した課題を見た場合、最も適切なものはどれか。
1
起業時の最大の課題は仕入先の確保である。
2
起業時の最大の課題は販売先の確保である。
3
起業後の最大の課題は資金調達である。
4
起業後の最大の課題は質の高い人材確保である。
5
起業時と起業後では最大の課題は同一である。
解説

ア - ×

イ - ×

ウ - ×

エ - ○ 正解 2011年中小企業白書P206より、最大の課題は、起業時には資金調達、起業後では、質の高い人材の確保となっている。

オ - ×