伝票式会計は、分業による経理処理の効率化のための工夫とし|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 26 : 
伝票式会計は、分業による経理処理の効率化のための工夫として広く採用されている。伝票式会計に関する以下の設問に答えよ。 本日における伝票の一部が以下に示されている。売掛金勘定の本日の残高とし て最も適切なものを下記の解答群から選べ。なお、昨日の売掛金勘定は借方残高 120,000 円であった。。 伝票式会計に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。 a 伝票式会計を導入している場合、売上戻りは売上伝票に記入される。 b 伝票式会計を導入している場合、仕訳帳は利用されない。 c 伝票式会計を導入している場合、仕訳日計表には売上伝票と仕入伝票を集計しない。 d 伝票式会計を導入している場合、補助簿の記入は仕訳日計表を利用して行う。
1
aとb
2
aとc
3
bとc
4
bとd
5
cとd
解説

ア - ○ 正解 aについて、売上戻りは、不良品等の理由により返品されることから、売上額から控除する必要がある。そのため、売上戻しは売上伝票に記入される。よって適切である。bについて、仕訳帳は利用しない。よって適切である。cについて、仕訳日計表では日々の勘定科目ごとの金額を集計する。そのため、仕訳日計表では、売上伝票と仕入伝票どちらも集計する。よって不適切である。dについて、補助簿の記入は伝票から直接転記する。よって不適切である。

イ - ×

ウ - ×

エ - ×