次の文は、子どもの認知発達についての記述である。下線部(|保育士問題集

保育士

Q 85 : 
次の文は、子どもの認知発達についての記述である。下線部(a)~(d)に関連の深い語句を【語群】から選択した場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。お風呂で(a)「いち、にぃ、さん...」と10まで数えたり、例えば13個のおはじきを(b)一つ一つ指さして数えることができても、必ずしもいくつあるかが分かっているとは言いきれない。数を数えたあと、(c)「全部でいくつ?」と数を聞かれたら「13」と最後の数を言えるようになるなどの過程で数概念が育っていく。ピアジェ(Piaget,J.)は、並べたおはじきの間隔を広げ(d)見かけを変化させると幼児は数の正しい判断ができなくなることを示した。【語群】 ア 数の保存概念 イ 数系列の理解 ウ 序数 エ 数唱 オ 集合数の理解 カ 指算 キ 視覚的優位 ク 1対1対応
1
A:ウ B:カ C:イ D:キ
2
A:ウ B:ク C:オ D:ア
3
A:エ B:カ C:イ D:ア
4
A:エ B:ク C:イ D:キ
5
A:エ B:ク C:オ D:ア
解説

a - エ 「数唱」は、数を数えることをいう。

b - ク 「1対1対応」に関連が深い行為は、1つ1つ指さして数える行為である。

c - オ 「集合数の理解」とは、全体の個数を理解できていることをいう。

d - ア 「数の保存概念」を獲得することとは、見かけを変化させても数の正しい判断ができるようになることをいう。