保育士
Q 8 :
次の文は、乳幼児期の食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A幼児期では、間食を食事の一部と考え、間食でエネルギーや栄養素、水分の補給を行うことが望ましい。B1歳児は、前歯と第一乳臼歯が生える時期であり、前歯を使って噛み切ることはできても、奥歯が生えそろわないため、硬いものや弾力のあるものをすりつぶすことはまだ難しい。Cむし歯(う歯)は、歯垢の中に生息する細菌が糖分を餌にアルカリを生成し、そのアルカリで歯のエナメル質を溶かすことにより発生する。D「日本人の食事摂取基準(2015年版)」において、3~5(歳)のたんぱく質の推奨量(g/日)は、男性女性とも20である。
解説
A - ◯ 幼児期は1回に食べられる量が限られるため、食事だけでは不足するエネルギーや栄養素、水分を間食でおぎなうようにする。
B - ◯ 奥歯が生えてくるが、かむ力はまだ強くない。
C - × アルカリではなく酸である。
D - × 20 (g/日)ではなく、25 (g/日)が正しい。20 (g/日)は、1〜2歳の推奨量である。