次の文は、生涯発達理論についての記述である。この理論を提|保育士問題集

保育士

Q 48 : 
次の文は、生涯発達理論についての記述である。この理論を提唱した人物として正しいものを一つ選びなさい。生涯発達心理学の観点として、①個体の発達は生涯にわたる過程であること、②発達は全生涯を通じて常に獲得(成長)と喪失(衰退)とが相互に関連しあって共在する過程であること、③個体の発達は歴史的文化的条件の影響を受けること、などを主張し発達について新たな視点をもたらした。
1
キャンポス(Campos,J.J.)
2
バルテス(Baltes,P.B.)
3
ローレンツ(Lorenz,K.)
4
ブラゼルトン(Brazelton,T.B.)
5
ギブソン(Gibson,E.J.)
解説

1 - × キャンポスは、乳児期の気質概念を定義した人物である。

2 - ◯ 生涯発達心理学は、バルテスが提唱した。

3 - × ローレンツは、動物の本能行動に関する比較行動学をつくり、インプリンティングについて明らかにしたオーストリアの動物学者である。

4 - × ブラゼルトンは、「ブラゼルトン新生児行動評価」を開発し、新生児が環境から情報を受けて反応していることを評価する方法を確立した。

5 - × ギブソンは、知覚研究を専門とし、アフォーダンス(環境が動物に与える意味)の概念を提唱したアメリカの心理学者である。