次の文は、母子保健とその関連サービスについての記述である|保育士問題集

保育士

Q 76 : 
次の文は、母子保健とその関連サービスについての記述である。正しいものを一つ選びなさい。
1
「母子保健法」第12条に基づく健康診査の対象は、満1歳6か月を超え満2歳に達しない幼児と、満3歳を超え満4歳に達しない幼児とされている。
2
訪問指導には、妊産婦訪問指導、新生児訪問指導、未熟児訪問指導、乳幼児訪問指導などがあり、とりわけ乳幼児訪問指導は全ての乳児がいる家庭に対し、月1回3か月間にわたり実施される訪問指導の基幹事業となっている。
3
病後児保育事業は感染力がなくなった状態の乳幼児を保育する事業であることから医師の指導の下で実施されているが、病児保育事業は医療等の高い専門性が必要であるため実施されていない。
4
助産施設は医療施設であることから、「児童福祉法」ではなく、病院などと同じく「医療法」に基づき設置される。
5
新生児マススクリーニングとは、すべての乳児のいる家庭を訪問することにより、子育てに関する情報の提供並びに乳児及びその保護者の心身の状況及び養育環境の把握を行う事業である。
解説

1-○。

2-×。乳幼児訪問指導は、生後4か月を迎えるまでに1回訪問することを原則としている。

3-×。保護者が就労している場合や、子どもが病気の際に自宅での保育が困難な場合において、病院・保育所等において病気の児童を一時的に保育するほか、保育中に体調不良となった児童への緊急対応並びに病気の児童の自宅に訪問する事業も行っている。

4-×。児童福祉法第一章第二節第七条において、助産施設は児童福祉法に基づくものとされている。

5-×。新生児マススクリーニングとは、生後4~6日後の新生児を対象に行う血液検査のことである。