次の事例を読んで、問題124について答えなさい。 〔事例|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 124 : 
次の事例を読んで、問題124について答えなさい。\n〔事例〕\nJさん(女性)は、介護福祉士養成施設の学生である。Jさんは、希望していた障害児入所施設で実習をすることになった。この実習では、障害特性を理解して、介護実践の在り方を学ぶだけではなく、個別支援計画(介護計画)作成と実施、評価までの介護過程の展開を学ぶことになっていた。Jさんは、対象となる利用者としてK君(15歳、男性)を担当することになった。K君は重度の脳性麻痺(のうせいまひ)(cerebral palsy)がある。K君が2歳の時に両親は離婚して、母親が一人でK君を育てていた。母子の生活は困窮していた。K君が9歳の時に、母親はK君を施設に入所させることを希望し、この施設に入所することになった。現在K君は、言語による意思の疎通は困難であり、座位が保持できる程度である。また、てんかん(epilepsy)の発作(強直間代発作)が時々みられるが、重積発作ではない。Jさんは、K君の支援計画作成に責任を持つ職員に計画作成の注意点などを聞きたいと、実習指導者に相談した。K君の支援計画作成に責任を持つ職員として、正しいものを1つ選びなさい。
1
生活支援員
2
児童自立支援専門員
3
サービス提供責任者
4
児童発達支援管理責任者
5
相談支援専門員
解説

1 - × 生活支援員は、施設などで日常生活上の支援を行う職種であるため、適切ではない。

2 - × 児童自立支援専門員は不良行為をなす、またはそのおそれのある児童、及び家庭環境、その他の環境上の理由により生活指導等を要する児童を入所させ、もしくは保護者の元から通わせ、個々の児童の状況に応じて必要な指導を行う職種である。

3 - × サービス提供責任者は、訪問介護計画を作成する職種である。

4 - ○ 児童発達支援管理責任者は、児童の発達課題を把握し、個別支援計画を作成する職種であるため適切である。。

5 - × 相談支援専門員は、障害のある人が自立した生活を送れるように、全般的な相談支援を行う職種である。