次の事例を読んで,問題120ついて答えなさい。 【事例】|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 120 : 
次の事例を読んで,問題120ついて答えなさい。\n【事例】\nLさん(25歳,男性,障害支援区分5)は,大学2年生の時,交通事故が原因で頸髄損傷(けいずいそんしょう)(cervical cord injury)となった。現在は毎日,居宅介護を利用しながら,母親と生活している。Lさんは四肢麻痺(ししまひ)のため自分で体を動かすことができずに,多くの時間をベッドで過ごしている。リクライニング式車いすに移乗するときは,移乗リフトを使用している。Lさんは,母親の腰痛が悪化していることを知っているので,母親に介助を頼むことを遠慮している。そのため,介護福祉職が来たときに,リクライニング式車いすに乗せてもらっている。Lさんは車いすで座位になると,たびたび起立性低血圧で気分が悪くなる。日中はマウススティックを使用して,パソコンで友人とメールのやり取りを楽しんでいる。最近はパソコン教室に週1回は通いたいと考えて,「長時間の外出時の移動の介護をお願いしたいがどうしたらよいか」と介護福祉職に相談した。\nLさんの現在の生活状況から,今後,発症する可能性が高いものとして,最も適切なものを1つ選びなさい。
1
てんかん(epilepsy)
2
仮面様顔貌
3
構音障害
4
安静時振戦
5
褥瘡(じょくそう)
解説

「Lさんは四肢麻痺のため自分で体を動かすことができずに、多くの時間をベッドで過ごしている。」とあるので褥瘡を発症する可能性が最も高い。