Dさん(84歳、女性、要介護3)は認知症(dementi|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 152 : 
Dさん(84歳、女性、要介護3)は認知症(dementia)があり、訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用している。ある日、Dさんが、訪問介護員(ホームヘルパー)と一緒に衣装ケースを開けたところ、防虫剤がなくなっていた。Dさんは、新しいものを補充してほしいと訪問介護員(ホームヘルパー)に依頼したが、防虫剤の種類や名前はわからないという。この衣装ケースに補充する防虫剤の種類として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1
しょうのう
2
ナフタリン(naphthalene)
3
パラジクロルベンゼン(paradichlorobenzene)
4
シリカゲル(silica gel)
5
ピレスロイド系
解説

1 - × 衣類の防虫剤であるが、誤って口にすると有害なため、認知症のDさんには不適切。

2 - × 人形の保管に有効な防虫剤であるが、誤って口にすると有害なため、認知症のDさんには不適切。

3 - × 高温で溶け出し、気化すると室内の空気汚染になるため、衣装ケースの開封時換気などに気をつけなければいけないため適切ではない。

4 - × シリカゲルは乾燥剤である。

5 - ○ 無臭で防虫効果も高く、低毒性なので口に入ってもリスクが低い。