介護福祉士
Q 142 :
身体機能の変化に応じた食事の提供と対応方法として、最も適切なものを1つ選びなさい。
咀嚼力(そしゃくりょく)の低下に対しては、麺類を中心とした食事で栄養を補う。
味覚の低下に対しては、塩分を増やして味付けを濃くする。
腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)の低下に対しては、食物繊維の多い食品を取り入れる。
口渇感の低下に対しては、脱水予防のために酸味のある味付けにする。
唾液分泌の低下に対しては、食後にアイスマッサージをする。
解説
1 - × 麺類を中心とした食事だと、咀嚼する必要が少なくなるため、口腔機能の低下につながり不適切である。
2 - × 塩分を増やすことは、他の病気につながる可能性があるため不適切である。
3 - ○ この選択肢は適切である。
4 - × 脱水の予防のためには、こまめな水分補給が適切である。
5 - × アイスマッサージは、嚥下障害のある人に食前に行うことにより嚥下反射を促す方法である。