介護福祉士
Q 8 :
〔事 例〕J介護福祉職は介護老人福祉施設で勤務して 1 年目である。担当利用者Kさんの家族が面会に来た時に,「衣服が散らかっているから整理してほしい」と言われた。J介護福祉職は自分の判断で衣服の整理を行った。その 1 週間後,Kさんの家族から,「まだ十分に整理できていない」と苦情を受けた。J介護福祉職にとっては初めての苦情であった。J介護福祉職は上司に報告した。その後,J介護福祉職は上司に,家族への対応方法について相談した。上司のJ介護福祉職への助言として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。
「家族とKさんが一緒に衣服の整理をするように伝えたらどうですか」
「家族に衣服の数を減らすように助言したらどうですか」
解説
自分で考えて行動できる職員を育成するために、すぐに解決策を指示したり、アドバイスするのではなく、問題を一緒に考え、職員が自分で解決策を見つけられるようサポートしていくことが大切である。