Gさん(68歳、女性、要介護2)は、小学校の教員として定|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 87 : 
Gさん(68歳、女性、要介護2)は、小学校の教員として定年まで働いた。Gさんは、3年前にアルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer's type)と診断された。夫は既に亡くなっており、長男(30歳)と一緒に暮らしている。週に2回通所介護(デイサービス)に通い、レクリエーションでは歌の伴奏をよくしている。その他の日は、近所の人や民生委員、小学校の教え子たちがGさん宅を訪問し、話し相手になっている。最近、Gさんは食事をとることを忘れていたり、トイレの場所がわからず失敗したりすることが多くなった。介護福祉職が、Gさんの現状をアセスメント(assessment)した内容と、ICF(International Classification of Functioning、Disability and Health:国際生活機能分類)の構成要素の組合せとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
1
アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer's type)は、「心身機能・身体構造」にあたる。
2
レクリエーションで歌の伴奏をすることは、「参加」にあたる。
3
近所の人や民生委員、小学校の教え子は、「個人因子」にあたる。
4
小学校の教員をしていたことは、「環境因子」にあたる。
5
トイレの場所がわからなくなることは、「健康状態」にあたる。
解説

1 - × 「健康状態」にあたる。

2 - ○ 「参加」は社会的役割、地域への参加、交際など社会的出来事への関与や役割を果す等である。

3 - × Gさんの人間関係であるため「環境因子」にあたる。

4 - × 「個人因子」にあたる。

5 - × 「心身機能・身体構造」にあたる。