『夜と霧』や『死と愛』の著作があるフランクル(Frank|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 14 : 
『夜と霧』や『死と愛』の著作があるフランクル(Frankl, V.)が提唱した価値の説明として、適切なものを1つ選びなさい。
1
公民権運動により差別を解消すること。
2
生命が制限される状況において、いかなる態度をとるかということ。
3
最低生活水準を保障すること。
4
ライフサイクル(life cycle)を通じたノーマルな発達的経験をすること。
5
アパルトヘイト(人種隔離政策)を撤廃すること。
解説

1 - × 公民権運動とは、主に1950年代から1960年代にかけて、アフリカ系アメリカ人が、公民権の適用と人種差別の解消を求めて行った大衆運動である。

2 - ○ フランクルは、人間が実現できる価値は、「創造価値」「体験価値」「態度価値」の3つに分けられると唱えている。

3 -× 最低生活水準の保障は、生活保護法の原理のひとつ。

4 - × ライフサイクル論を提唱したのはエリクソンである。

5 - × アパルトヘイトとは、南アフリカ共和国において行われてきた、白人と有色人種とを差別する制度。厳格な人種差別政策がとなえられていたが、1994年に撤廃された。