Aさん(65歳,男性,要介護2)は,昨年,アルツハイマー|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 12 : 
Aさん(65歳,男性,要介護2)は,昨年,アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimerʼs type)と診断された。妻は既に亡くなり,娘のBさん(35 歳)は遠方に嫁いでいる。Aさんは,現在,認知症対応型共同生活介護(グループホーム)で生活している。Aさんは介護福祉職に対して,「Bは頭もいいし,かわいいし,きっと妻に似たんだな」とよく話していた。Bさんが面会に来た時,「誰だい。ご親切にありがとうございます」というAさんの声と,「私はあなたの娘のBよ,忘れちゃったの」「お父さん,しっかりしてよ」と怒鳴るBさんの声が部屋から聞こえた。介護福祉職がAさんへのアドボカシー(advocacy)の視点からBさんに行う対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。
1
Aさんへの行動は間違っていると話す。
2
Bさんに対するAさんの思いを話す。
3
Aさんの成年後見制度の利用を勧める。
4
Aさんとはしばらく面会しないように話す。
5
Bさんの思いをAさんに伝えると話す。
解説

1 - × この選択肢は不適切です。

2 - ○ アドボカシー:認知症などの症状により自己表明が困難な人に代わり代理人が意見を表明すること。

3 -× この選択肢は不適切です。

4 - × この選択肢は不適切です。

5 - × この選択肢は不適切です。