介護保険における通所介護について正しいものはどれか。2つ|ケアマネージャー(ケアマネ)問題集

ケアマネージャー(ケアマネ)

Q 99 : 
介護保険における通所介護について正しいものはどれか。2つ選べ。(注)選択肢3及び4は「指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準」(平成11年厚生省令第37号)の定める内容による。
1
若年性認知症の利用者を受け入れた場合は、認知症加算に加えて、若年性認知症利用者受入加算を算定できる。
2
低栄養状態にある利用者に対して管理栄養士を中心に栄養改善サービスを提供した場合は、月に2回を限度として栄養改善加算を算定できる。
3
通所介護計画は、利用者が希望した場合にのみ交付すればよい。
4
利用者からの要望があれば、利用定員を超えてサービスを提供することができる。
5
サービス利用時間が9時間以上の場合は、5時間を限度として延長加算を算定できる。
解説

認知症加算を算定した場合、若年性認知症利用者受入加算を算定できないため、1は誤り。低栄養状態にある利用者に対して管理栄養士を中心に栄養改善サービスを提供した場合、月に2回を限度として栄養改善加算を算定できるため2は正しい。通所介護計画は、利用者が希望した場合ではなく、作成したら交付せねばならないため3は誤り。原則、災害やその他、やむを得ない場合を除いては利用定員を超えてのサービスは認められておらず、4は誤り。サービス利用時間については、3時間以上5時間未満と、5時間以上7時間未満、7時間以上9時間未満、とあり、9時間以上の場合は、5時間を限度に延長加算を算定できることから5は正しい。