災害対応について適切なものはどれか。2つ選べ。|ケアマネージャー(ケアマネ)問題集

ケアマネージャー(ケアマネ)

Q 140 : 
災害対応について適切なものはどれか。2つ選べ。
1
深部静脈血栓症/肺塞栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)は、長時間同じ姿勢でいることから生じやすいので、こまめに足を動かすことなどで予防する。
2
災害時においても、個人情報保護の観点から、要援護者の個人情報の提供及び共有は、行うことができない。
3
災害時の新たな課題である生活不活発病は、活動低下により身体機能が低下した状態をいい、要介護者のみに生じる。
4
人工呼吸器等電源を必要とする医療機器使用者の停電時の対応については、平時より、主治医等と話し合い、対応を決めておく。
5
福祉避難所の対象者は、高齢者や障害者など避難所生活において何らかの特別な配慮を必要とする者とし、その家族は含まない。
解説

エコノミークラス症候群は、長時間同じ姿勢でいることで欠航が悪くなり、血栓が詰まることがある。体をこまめに動かす事で呼ぼうできるので1は正しい。要援護者に係る情報の把握・共有及び安否確認等の円滑な実施について、にて災害時は要援護者について、個人情報の提供や共有の取り組みについて推進されていること。居宅介護支援で家族の文書同意があれば、個人情報を用いても良い項目があることなどから、共有できると考えられ2は誤り。生活不活発病は、体や精神の機能が低下する状態をいうもので誰にでも起こり得る可能性があるため、3は誤り。災害時は、電気が使えなくなるケースが考えられるため、予め対応を考えておくのが望ましく4は正しい。福祉避難所の確保・運営ガイドラインにて、高齢者、障害者の他、妊産婦、乳幼児、病弱者等避難所での生活に支障をきたすため、避難所生活において何らかの特別な配慮を必要とする者、及びその家族まで含めて差し支えないとあることから、家族も含むため5は誤り。