ケアマネージャー(ケアマネ)
Q 65 :
むせやすい高齢者の食事介助について適切なものはどれか。3つ選べ。
食前の深呼吸、口唇や頬の運動は、咀嚼及び嚥下筋群の機能を活性化させる。
食事をとる姿勢は、咽頭の動きをよくするために、頭部を後屈させ、下顎(かがく)を挙上(きょじょう)させる。
汁物は、誤嚥しやすいのでとろみをつけ、飲み込みやすくする。
スプーンはできるだけ大きく深いものとし、一回量を多くすることで食事の所要時間を短くする。
食後は食物残渣を除去するなどにより口腔内を清潔にし、誤嚥性肺炎を予防する。
解説
2 - 不正解。 食事をとる姿勢は、できるだけ椅子に座らせ、頭部と体幹をわずかに前傾させ、あごは必ず引いておくことで誤嚥やむせなどを予防する。
4 - 不正解。 1回の量は多すぎても、少なすぎても誤嚥につながるため、1回量は、ティースプーン1杯程度とされる。