ケアマネージャー(ケアマネ)
Q 62 :
高齢者に対する検査について、より適切なものはどれか。3つ選べ。
体重増加は、心不全やネフローゼ症候群などによる浮腫の場合にもみられる。
在宅療養者が転倒し、四肢の骨折が疑われる場合は、診断や治療方針の確定のためにレントゲン検査を行う。
認知症は、知能評価スケールによって診断できるため、頭部のCTやMRIなどの画像検査は行わなくてよい。
通院の検査では、前日や当日の禁飲食の指示の有無及びその遵守状況を確認する。
24時間心電図(ホルター心電図)検査は、医療者による継続的な観察が必要なため、入院して実施しなければならない。
解説
3 - 不正解。 知能評価スケールの検査結果のみでは、認知症と診断してはならない。頭部CTやMRIなどの画像検査も併せて判断する必要がある。
5 - 不正解。 ホルター心電図は、装着したまま自宅で普通に生活しながら記録が録れるので、入院して実施する必要はない。