居宅介護支援のアセスメントについて正しいものはどれか。2|ケアマネージャー(ケアマネ)問題集

ケアマネージャー(ケアマネ)

Q 173 : 
居宅介護支援のアセスメントについて正しいものはどれか。2つ選べ。(注)「指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準」(平成11年厚生省令第38号)の定める内容による。
1
認定調査員に委託できる。
2
指定市町村事務受託法人に委託できる。
3
居宅サービス計画原案を示しながら行う。
4
利用者の有する能力を評価する。
5
利用者の置かれている環境等を評価する。
解説

居宅介護支援のアセスメントは、要介護者等からの相談に応じ、その人が自分にあった適切なサービスを受けられるように調整を行うものであり、その人らしさ、を尊重するものである。1についてはアセスメントは介護支援員が行うため、誤り。2の指定市町村事務受託法人には、認定調査と介護サービス担当者などに対する文書等の物件の提出の求めなどの事務を委託できる、とあり、ここに居宅介護支援のアセスメントは含まれないため、誤り。3については、アセスメントは、計画原案に基づくのではなく、アセスメントの結果に基づいて居宅サービス計画を作成するものであるため、誤り。4と5については、利用者について、有する能力、置かれている環境等の評価を通じて問題点を明らかにし、利用者の自立支援のために解決すべき課題を把握しなければならないとあることから、正しい。