社会福祉士
平成25年度午前
Q
4 : Aさん(5歳,男性)は,3年前に筋萎縮性側索硬化症(ALS)と確定診断されている。6か月前に,嚥下が困難になり,発熱,脱水のため入院して誤嚥性肺炎と診断された。その後,胃痩造設術を受けている。現在は,退院して自宅にいるが,球麻痺(嚥下困難,構音障害など)があり,また四肢の筋萎縮と筋力低下が著明で寝たきりの状態である。右上肢は肘と手首を少し動かすことはできるが,手指を動かすことはできず,左上肢と両下肢はほとんど動かすことができない。眼球は動かすことができる。次の記述のうち,Aさんの症状に関連する事項として,正しいものを1つ選びなさい。
Q
70 : 〔事例〕長い間農業に従事し,現在無職のDさん(80歳,男性)は,認知症を発症し,その治療のため精神科を,その他に耳鼻科,内科を受診している。Dさんは年金以外の収入はなく,息子夫婦と孫と合わせて5人で生活しており,息子夫婦は共働きの民間企業のサラリーマンで,標準的な所得の家庭である。事例を読んで,後期高齢者医療制度に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
Q
76 : 〔事例〕Eさん(49歳,男性)は,共働きの妻と大学生の子どもの3人暮らしである。R病院を受診したところ,医師から初期の胃がんの告知を受けて,これから入院・手術の後,抗がん剤治療を開始することになった。外来看護師から医療ソーシャルワーカーに,Eさんの生活上の相談に乗ってほしいとの連絡があり,面接を行った。相談内容は,医療費や生活費の収入面と,休職予定の会社での就労継続についての不安であり,相談の様子は冷静であった。事例を読んで,がん告知を受けた患者と家族への医療ソーシャルワーカーの対応に関する次の記述のうち,この時点で最も適切なものを1つ選びなさい。