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運行管理者(貨物)
平成27年度第1回
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Q 1 : 貨物自動車運送事業に関する次の記述のうち、誤っているものを1つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。
Q 2 : 貨物自動車運送事業法に定める一般貨物自動車運送事業者の輸送の安全について の次の文中、A、B、C、Dに入るべき字句を下の枠内の選択肢(1~8)から選び、 解答用紙の該当する欄にマークしなさい。一般貨物自動車運送事業者は、事業用自動車の( A )、荷役その他の事業用自 動車の運転に附帯する作業の状況等に応じて( B )運転者及びその他の従業員の 確保、事業用自動車の運転者がその休憩又は睡眠のために利用することができる施設 の整備、事業用自動車の運転者の適切な勤務時間及び( C )の設定その他事業用 自動車の運転者の( D )するために必要な措置を講じなければならない。(1:種類 2:安全運転を確保 3:乗務時間 4:過労運転を防止 5:数 6:必要となる員数の 7:休息時間 8:必要な資格を有する)
Q 3 : 次の記述のうち、一般貨物自動車運送事業の運行管理者の行わなければならない業務として正しいものを2つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。
Q 4 : 次の記述のうち、貨物自動車運送事業の事業用自動車の運転者(以下「運転者」という。)に対する乗務終了後の点呼(運転者の所属する営業所において対面で行うものに限る。)において、運行管理者が法令の定めにより実施しなければならない事項として正しいものをすべて選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。
Q 5 : 一般貨物自動車運送事業者(以下「事業者」という。)の自動車事故報告規則に基づく自動車事故報告書の提出等に関する次の記述のうち、誤っているものを1つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。
Q 6 : 一般貨物自動車運送事業者(以下「事業者」という。)の過労運転の防止等に関する次の記述のうち、誤っているものを1つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。
Q 7 : 次の記述のうち、貨物自動車運送事業者(以下「事業者」という。)の事業用自動車の運転者が遵守しなければならない事項として誤っているものを1つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。
Q 8 : 一般貨物自動車運送事業者(以下「事業者」という。)の運行管理者の選任等に関する次の記述のうち、誤っているものを1つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。
Q 9 : 道路運送車両法の目的についての次の記述のうち、誤っているものを1つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。
Q 10 : 自動車の検査等についての次の記述のうち、正しいものを2つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。
Q 11 : 道路運送車両の保安基準及びその細目を定める告示についての次の記述のうち、誤っているものを1つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。自動車運送事業の用に供する自動車の[ A ]又はこれを運行する者は、1日1回、その運行の開始前において、国土交通省令で定める技術上の基準により、灯火装置の点灯、[ B ]の作動その他の日常的に点検すべき事項について、目視等により自動車を点検しなければならない。自動車の[ A ]は、点検の結果、[ C ]状態にあるときは、[ D ]ために当該自動車について必要な整備をしなければならない。解答選択肢:A (1. 所有者 2.使用者) B (1.かじ取り装置 2.制動装置)C (1.当該自動車が保安基準に適合しなくなるおそれがある状態又は適合しない 2.当該自動車が保安基準に適合しない)D (1.保安基準に適合しなくなるおそれをなくするため、又は保安基準に適合させる 2.保安基準に適合させる)
Q 12 : 道路運送車両の保安基準及びその細目を定める告示についての次の記述のうち、誤っているものを1つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。
Q 13 : 道路交通法に定める合図等についての次の記述のうち、誤っているものを2つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。
Q 14 : 道路交通法に定める駐車を禁止する場所(公安委員会の定めるところにより警察署長の許可を受けたときを除く。)についての次の記述のうち、正しいものを2つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。
Q 15 : 道路交通法に定める交通事故の場合の措置についての次の文中、A、B、C、Dに入るべき字句を下の枠内の選択肢(1~8)から選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。交通事故があったときは、当該交通事故に係る車両等の運転者その他の乗務員は、直ちに車両等の運転を停止して、[ A ]し、道路における[ B ]する等必要な措置を講じなければならない。この場合において、当該車両等の運転者(運転者が死亡し、又は負傷したためやむを得ないときは、その他の乗務員)は、警察官が現場にいるときは当該警察官に、警察官が現場にいないときは直ちに最寄りの警察署(派出所又は駐在所を含む。)の警察官に当該交通事故が発生した日時及び場所、当該交通事故における死傷者の数及び[ C ]並びに破壊した物及びその破壊の程度、[ D ]並びに当該交通事故について講じた措置を報告しなければならない。選択肢(1:事故状況を確認 2:負傷者を救護 3:当該交通事故に係る車両等の積載物 4:安全な駐車位置を確保 5:事故関係車両の数 6:負傷者の負傷の程度 7:危険を防止 8:当該交通事故に係る発生の経緯)
Q 16 : 道路交通法に定める自動車の法定速度についての次の記述のうち、誤っているものを1つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。
Q 17 : 道路交通法に定める大型貨物自動車の貨物の積載制限(出発地の警察署長が許可した場合を除く。)についての次の記述のうち、誤っているものを1つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。
Q 18 : 労働基準法(以下「法」という。)の定めに関する次の記述のうち、正しいものを1つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。
Q 19 : 労働基準法(以下「法」という。)の定めに関する次の記述のうち、誤っているものを1つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。
Q 20 : 「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」(以下「改善基準」という。)に定める貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の拘束時間等についての次の文中、A、B、C、Dに入るべき字句を次の枠内の選択肢(1~8)から選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。労使当事者は、時間外労働協定において貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者に係る一定期間についての延長時間について協定するに当たっては、当該一定期間は、[ A ]及び[ B ]以上[ C ]以内の一定の期間とするものとする。選択肢(1:1回 2:2回 3:2週間 4:4週間 5:1ヵ月 6:2ヵ月 7:3ヵ月 8:6ヵ月)
Q 21 : 貨物自動車運送事業の「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」の定めに関する次の記述のうち、正しいものを2つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。ただし、1人乗務で、フェリーには乗船せず、また、隔日勤務には就いていない場合とする。
Q 22 : 下図は、貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の運転時間及び休憩時間の例を示したものであるが、このうち、連続運転の中断方法として「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」に適合しているものを2つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。
Q 23 : 下表は、一般貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の4週間の運転時間の例を示したものであるが、すべての日を特定日とした2日(始業時刻から起算して48時間をいう。以下同じ。)を平均して1日当たりの運転時間、及び2週間を平均した1週間当たりの運転時間に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。
Q 24 : 点呼の実施に関する次の記述のうち、適切なものには解答用紙の「適」の欄に、適切でないものには解答用紙の「不適」の欄にマークしなさい。1:A営業所においては、運行管理者は、昼間のみの勤務体制となっている。このため、運行管理者が不在となる時間帯の点呼が当該営業所における点呼の総回数の7割を超えていることから、その時間帯における点呼については、事業者が選任した複数の運行管理者の補助者に実施させている。しかしながら、運行管理者は、点呼を実施した当該補助者に対し、当該点呼の実施内容の報告を求める等十分な指導及び監督を行っている。2:いわゆるGマークの認定を受けていないA営業所の運行管理者は、所属する運転者が遠隔地にある自社のB営業所から運行を開始する場合は、当該運転者が所属していないB営業所の運行管理者に点呼を実施させている。その際、当該B営業所に備えられたアルコール検知器(国土交通大臣が告示で定めたもの。)を使用した酒気帯びの有無の確認など所定の事項をB営業所の運行管理者が実施し、その結果を、A営業所の運行管理者に連絡している。このため、連絡を受けたA営業所の運行管理者は、当該運転者から直接の報告をさせることなく点呼を実施したこととしている。3:乗務前の点呼において運転者の健康状態を的確に確認することができるようにするため、健康診断の結果等から異常の所見がある運転者又は就業上の措置を講じた運転者が一目で分かるように、個人のプライバシーに配慮しながら点呼記録表の運転者の氏名の横にマークを付与するなどして、これを点呼において活用している。4:以前に自社の運転者が自動車運転免許証の停止の処分を受けているにも拘わらず、業務中の事業用自動車を運転していた事案が発覚したことがあったため、運行管理規程に乗務前の点呼における実施事項として、自動車運転免許証の提示及び確認について明記した。運行管理者は、その後の乗務前の点呼の際は、法令によるもののほか、運転者全員に対し、事前に提出させた各自の自動車運転免許証のコピーによる確認を行い、その再発防止を図っている。
Q 25 : 運行管理者の日常業務の記録等に関する次の記述のうち、適切なものには解答用紙の「適」の欄に、適切でないものには解答用紙の「不適」の欄にマークしなさい。運行管理者の日常業務の記録等に関する次の記述のうち、適切なものには解答用紙の「適」の欄に、適切でないものには解答用紙の「不適」の欄にマークしなさい。1:運行管理者は、選任された運転者ごとに採用時に提出させた履歴書が、法令で定める運転者台帳の記載事項の内容をほぼ網羅していることから、これを当該台帳として使用し、索引簿なども作成のうえ、営業所に備え管理をしている。なお、他の営業所への転任又は退職した運転者については、余白部にそのことがあった年月日及び理由を記載し、3年間保存している。2:運行管理者は、事業者が定めた勤務時間及び乗務時間の範囲内で、運転者が過労とならないよう十分考慮しながら、そのほか天候や道路状況などをあわせて考え、乗務割を作成している。なお、乗務割は、早めに運転者に知らせるため、1ヵ月分程度の予定を事前に示し、これに従って運転者に乗務させている。3:運行管理者は、運転者に法令に基づき作成した運行指示書を携行させ運行させていたが、当該運転者から、運行経路の途中において交通事故が発生しており、その影響で運行の遅延が予想される旨、運行管理者に連絡があった。そこで当該運行管理者は、運行経路を変更すべきと判断し、営業所に保管する当該運行指示書の写しにその変更した内容を記載するとともに、当該運転者に対して電話等により変更の指示を行った。また、運転者に携行させている運行指示書については帰庫後提出させ、運行管理者自ら当該変更内容を記載のうえ保管した。4:運行管理者は、運行記録計により記録される「瞬間速度」、「運行距離」及び「運行時間」等により運転者の運行の実態や車両の運行の実態を分析し、運転者の日常の乗務を把握し、過労運転の防止及び運行の適正化を図る資料として活用しており、運行記録計の記録を1年間保存している。
Q 26 : 事業用自動車の運転者の健康管理に関する次の記述のうち、適切なものには解答用紙の「適」の欄に、適切でないものには解答用紙の「不適」の欄にマークしなさい。1:事業者は、深夜(夜11時出庫)を中心とした業務に常時従事する運転者に対し、法に定める定期健康診断を1年に1回、必ず、定期に受診させるようにしている。しかし、過去の診断結果に「異常の所見」があった運転者及び健康に不安を持ち受診を希望する運転者に対しては、6ヵ月ごとに受診させている。2:事業者が、自社指定の医師による定期健康診断を実施したが、一部の運転者からは当該医師による健康診断ではなく他の医師による健康診断を受診したい旨の希望があった。そこで、自社で実施した健康診断を受診しなかった運転者には、他の医師が行う当該健康診断に相当する健康診断を受け、その結果を証明する書面を提出するようにさせた。3:漫然運転や居眠り運転の原因の一つとして、睡眠時無呼吸症候群と呼ばれている病気がある。この病気は、狭心症や心筋梗塞などの合併症を引き起こすおそれがあるので、事業者は、日頃から運転者に対し、睡眠時無呼吸症候群の症状などについて理解させ、早期発見・早期治療に取り組んでいる。4:常習的な飲酒運転の背景には、アルコール依存症という病気があるといわれている。この病気は専門医による早期の治療をすることにより回復が可能とされており、一度回復すると飲酒しても再発することはないので、事業者は、アルコール依存症から回復した運転者に対する飲酒に関する指導を特別に行うことはしていない。
Q 27 : 自動車の特性と運転に関する次の記述のうち、適切なものには解答用紙の「適」の欄に、適切でないものには解答用紙の「不適」の欄にマークしなさい。1:前方の自動車を大型車と乗用車から同じ距離で見た場合、それぞれの視界や見え方が異なり、運転席が高い位置にある大型車の場合は車間距離に余裕がないように感じ、乗用車の場合は車間距離に余裕があるように感じやすくなる。したがって、運転者に対して、運転する自動車による車間距離の見え方の違いに注意して、適正な車間距離をとるよう指導する必要がある。2:自動車のハンドルを切り旋回した場合、左右及び前後輪はそれぞれ別の軌跡を通る。ハンドルを左に切った場合、左側の後輪が左側の前輪の軌跡に対し内側を通ることとなり、この前後輪の軌跡の差を内輪差という。ホイールベースの長い大型車ほどこの内輪差が大きくなる。したがって、このような大型車を運転する運転者に対し、交差点での左折時には、内輪差による歩行者や自転車等との接触、巻き込み事故に注意するよう指導する必要がある。3:一般的に車両全長が長い大型車が右左折する場合、ハンドルを一気にいっぱいに切ることにより、その間における車体後部のオーバーハング部分(最後輪より車両後端までのはみ出し部分)の対向車線等へのはみ出し量が少なくなり、対向車などに接触する事故を防ぐことができる。したがって、このような大型車の右左折においては、ハンドルを一気にいっぱいに切るような運転を心がける必要がある。4:自動車は、運転者が直接見ることが出来ない箇所に対して後写鏡やアンダーミラー等を備えるなどして、構造上の死角が少なくなるよう設計されているが、なお、死角は存在する。その他にも「前走車、対向車など他の交通による死角」、「道路構造、建物、樹木等道路環境による死角」、「夜間走行時の死角」等があるので、これらの死角の特性に十分注意した運転が必要である。
Q 28 : 自動車の追い越しに関する次の文中、A及びBに入るべき字句を下の枠内の選択肢(1~6)から選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。1:高速自動車国道を車両の長さ10メートルのトラックが時速80キロメートルで走行中、下図のとおり、時速70キロメートルで前方を走行中の車両の長さが10メートルのバスを追い越すために要する追越距離は[ A ]である。なお、この場合の「追越」とは、トラックが前走するバスの後方90メートル(ア)の位置から始まり、バスを追い越してバスとの車間距離が90メートル(イ)の位置に達するまでのすべての行程をいう。2:「1」の場合において追い越しに要する時間は、[ B ]である。なお、解答として求めた数値に1未満の端数がある場合には、小数点第一位以下を四捨五入すること。選択肢:1:1,440メートル 2:1,520メートル 3:1,600メートル 4:72秒 5:68秒 6:65秒
Q 29 : 国土交通省がとりまとめた「トラック輸送の過労運転防止対策マニュアル」における下記の「過労運転による事故の危険性について」の記述等を踏まえ、事業者又は運行管理者が実施する次のア~クの対策の中で、過労運転防止のために最も直接的に有効と考えられる組合せを、末尾の枠内の選択肢(1~6)から1つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。\n過労運転による事故の危険性について」\n(平成 20 年「トラック輸送の過労運転防止対策マニュアル」より)\n\nトラック運送事業においては、運転者の深夜・早朝を含む長時間の労働の結果、慢性的な休養不足により疲労が蓄積しやすく、運転者に過労状態が生じやすい傾向がある。また、長距離運行の際の車中泊等、睡眠環境の悪さなどが疲労回復を妨げ、過労 運転の要因となっており、\n\n(1)「睡眠時間 5 時間未満の運転者」のヒヤリハット体験や居眠り運転の体験率は、 「睡眠時間 5 時間以上の運転者」に比べてヒヤリハットの体験率が 2.3 倍、居眠り運転の体験率は 3.3 倍となっている。\n\n(2)運転者の 65%が運転中に眠気により危険を感じたことがあり、このうちの 3 分 の 2(全体の 44%)は、実際に居眠り運転の経験があると回答している。\n\n(3)大型トラックの事故の約 55%は追突事故であり、これによる死亡事故率は、乗用車に比べて約 12 倍高いという事故分析結果がある。\n\nア 経営トップから現場の運転者に至るまで、「輸送の安全」が企業の存立に最も重要であることをあらためて自覚し、過労運転防止を安全方針等に掲げて具体的数値目標を設定し、PDCAサイクルに基づき輸送の安全性の向上を図ること。\n\nイ 運転者には、大型トラックの運転方法、多様な地理的・気象状況のもとでの道路 状況及び運行の状況に関する指導を計画的に行い、運転者の安全運転に関する技量向上を図ること。\n\nウ 点呼において、運転者の顔つきなどの変化をよく観察し、前日の勤務状況や疲労及び健康状態などについて細かくチェックすることはもとより、運転者が疲労及び健康に関連した異常を感じたときに、常に「安全を優先した」対応のできる職場環 境作りをすること。\n\nエ 「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」を遵守し、運転者が疲れを感じたときには、臨時に休憩がとれる余裕を見込んだ運行計画を作成すること。\n\nオ 法令に基づく運転者が遵守すべき事項に関する知識のほか、大型トラックの持つ 特性等について理解をさせ、運行の安全を確保するための必要な運転に関する技能・知識を習得させること。\n\nカ 運転者自らが日常的に健康管理を適切に行っていくことを指導すること。特に、脳卒中や心臓病など、運転中の突然死を招く生活習慣病を予防していくためには、 食生活、運動習慣、休養、飲酒、喫煙等の習慣を改善し、自身の健康状態を把握するために、定期的な健康診断は必ず受診をさせること。\n\nキ 大型トラックが駐車して休憩できる駐車場やトラックステーション等の位置を把握し、運行計画の策定時に運転者が休憩・仮眠に利用できるよう配慮し、これらの施設を運転者に活用させるよう指導すること。\n\nク ASV(先進安全自動車)の導入により、車両面の安全対策を行っていくこと。
Q 30 : 下の荷主からの運送依頼に基づいて、A営業所の運行管理者がア~ウの運行に関する計画を立てた。この運行計画を立てた際の運行管理者の判断に関する1~3の記述のうち、適切なものをすべて選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。\n\n〔 荷主からの運送依頼事項 〕\nA地点から重量が 5,250 キログラムの荷をB 地点まで往路運送し、復路はC地点 から重量が 5,000 キログラムの荷をD地点に運送する。\n\n〔 運行の計画 〕\nア 乗車定員 2 名で最大積載量 6,000 キログラム、車両総重量 10,950 キログラムの中型貨物自動車を使用する。当該運行は、運転者 1 人乗務とする。\n\nイ 当日の当該運転者の始業時刻は 7 時とし、乗務前点呼後 7 時 30 分に営業所を出 庫して荷主先のA地点に向かう。荷積み後B地点に向かうが、途中、最高速度が指定されていない高速自動車国道(法令による最低速度を定めない本線車道に該当しないもの。以下同じ。)のE料金所からF料金所までの間(この間の距離は 180 キ ロメートル)を連続 2 時間 30 分運転し、途中に 5 分の休憩を挟み、B地点には 12 時までに到着する。荷下ろし後荷主先C地点の休憩施設に向かい、当該施設におい て 1 時間の休憩をとる。\n\nウ C地点にて荷積み後、荷主先を 14 時 30 分に出発してD地点に向かい、高速自動 車国道のG料金所からH料金所までの間(この間の距離は 210 キロメートル)を連 続 3 時間運転し、荷主先の地点に 18 時 45 分までに到着する。荷下ろし後、当社営 業所に 19 時 20 分までに帰庫し、乗務後点呼を受け 19 時 50 分に終業する。\n\n[当該運転者の勤務状況]\n\nア 前日の勤務は、7 時から 19 時までの勤務であり、拘束時間が 12 時間であった。 その間の運転時間は 9 時間 15 分であり、当日までの休息期間は 12 時間であった。\n\nイ 翌日の勤務は、8 時から 20 時までの勤務であり、拘束時間を 12 時間とし、その間の運転時間は 9 時間を予定している。
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