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保健師
2015年101回午前
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Q 1 : Aさんは、認知症高齢者の日常生活自立度判定基準ランクIで、要支援2である。Aさんは「来月から老人ホームに入ることが決まったと家族に言われた。私は自宅にいたい」と地域包括支援センターの保健師に相談した。保健師の対応として最も適切なのはどれか。
Q 2 : A市では健康診査の結果、血圧が高い人が増加傾向にあることが分かった。保健師は分析した結果を踏まえて、地域での高血圧予防に取り組むことにした。この取り組みにおいて最も効果的なのはどれか。
Q 3 : 環境汚染物質とそれに起因する疾病の組合せで正しいのはどれか。
Q 4 : Aさん(26歳、初産婦)。妊娠40週1日に3,100gの女児を出産した。出生通知票が届き、保健師がAさんへ電話連絡したところ、初めての育児に対する不安があるという。このときのAさんへの対応で優先度が高いのはどれか。
Q 5 : 2歳男児の母親。1歳6か月児健康診査後から継続して、市町村保健センターの発達相談会に来ている。母親は、児とおもちゃの車で遊びながら「ブーブ速いね。かっこいいね」と言葉をかけている。児も楽しそうに「ブーブ、ブーブ、いいね」と言いながら遊んでいる。母親から「子どもの言葉が少ないのは私の対応が悪いのでしょうか」と相談があった。母親への声かけで最も適切なのはどれか。
Q 6 : 健康診査と根拠となる法律の組合せで正しいのはどれか。
Q 7 : 特定健康診査後の結果説明会について適切なのはどれか。
Q 8 : 地域診断に用いる手法とその説明の組合せで正しいのはどれか。
Q 9 : 地域ケアシステムの構築における最終目的で最も適切なのはどれか。
Q 10 : 母子保健施策のうち最も新しいのはどれか。
Q 11 : 精神保健対策の変遷で最も新しいのはどれか。
Q 12 : 難病対策で正しいのはどれか。
Q 13 : 人口2万人の市。市では健康増進計画の評価のため、定期的に市民の生活実態調査を行っている。今年度の調査で、中学生では睡眠時間が5時間以下である層が最も多いことが明らかになった。また、市内の養護教諭との連絡会で授業中に居眠りをする生徒が増えたと報告を受けた。睡眠不足を改善するために協力を得る対象で優先度が高いのはどれか。
Q 14 : Aさん(58歳、男性)。56歳の妻と2人暮らし。脊髄小脳変性症の症状が進行し、2週前から地域の専門医療機関に入院しているが、Aさんは在宅療養を強く希望している。妻は難病の医療費助成の申請のために保健所に来所し「これから症状がさらに進行することを考えると、通院も難しくなると思います。自宅で面倒をみることができるか心配です」と在宅療養への不安を訴えた。保健師の対応として最も適切なのはどれか。
Q 15 : 養護教諭が主体となって行う職務はどれか。
Q 16 : 衛生管理者について正しいのはどれか。
Q 17 : 地域における健康危機の事例で、厚生労働省による健康危機管理指針の策定のきっかけとなったのはどれか。
Q 18 : 医療機関から男性(56歳)のレジオネラ症による肺炎が確認されたと保健所に連絡があった。男性は妻と息子の3人暮らしであり、自宅の風呂のほか、公衆浴場を週に1回利用している。初動対応として最初に情報収集する者で正しいのはどれか。
Q 19 : 大規模な地震が発生した1週後。被害が大きかったA市の被災者は、一時避難先として被害が少なかった近隣のB市の市営住宅に入居した。現時点のA市の被災者への支援で最も適切なのはどれか。
Q 20 : 人口4万人の市。市の保健センターでは、子育てに関する相談が5年間で10倍に増加した。子育て支援のニーズを把握するための調査として、乳幼児健康診査の受診者を対象に無記名式の調査を実施した。この活動における公衆衛生看護管理で正しいのはどれか。
Q 21 : 管理的立場にあるA保健師に、係内の中堅保健師から新人保健師の指導がうまくいかないと相談があった。中堅保健師の育成も考慮した上で、A保健師が行う対応で最も適切なのはどれか。
Q 22 : 疾患と危険因子の組合せで正しいのはどれか。
Q 23 : 疫学研究を行う上で最も重要なのはどれか。
Q 24 : 統計分析について正しいのはどれか。
Q 25 : 発達障害者支援法について正しいのはどれか。
Q 26 : 市町村の介護保険事業計画について最も適切なのはどれか。
Q 27 : ヘルスプロモーションの理念におけるエンパワメントに該当するのはどれか。
Q 28 : 新興住宅地を担当している保健師は、地域の介護者が孤立して介護をしている状況を把握し、介護者の仲間づくりを目的として介護者の交流会を事業化した。保健師が行った活動の中でPDCAサイクルの「C」に該当するのはどれか。
Q 29 : 保健所にエイズに関する電話相談があった。最初に確認することはどれか。
Q 30 : 保健師が行う地区活動の考え方で最も適切なのはどれか。
Q 31 : A市の健康増進計画を策定する際の住民意識調査で、喫煙者のうち、たばこをやめたい人は男女ともに6割以上いることが分かった。この時点で当てはまるプリシード・プロシードモデルの要因はどれか。
Q 32 : 個人情報保護について正しいのはどれか。
Q 33 : 平成24年(2012年)の地域保健対策の推進に関する基本的な指針の改正で新たに加えられたのはどれか。
Q 34 : 医療保険でないのはどれか。
Q 35 : 平成23年(2011年)の介護保険法改正によって創設されたのはどれか。2つ選べ。
Q 36 : 町立小学校で身体的虐待が疑われる外傷のある児童を発見した。児童虐待の防止等に関する法律に基づき通告する機関として正しいのはどれか。2つ選べ。
Q 37 : 保健所における健康危機管理に関する業務で法令に定められているのはどれか。2つ選べ。
Q 38 : 介入研究で正しいのはどれか。2つ選べ。
Q 39 : 平成24年(2012年)の厚生労働省による食中毒統計調査について正しいのはどれか。2つ選べ。
Q 40 : 世界保健機関〈WHO〉の活動内容で正しいのはどれか。2つ選べ。
Q 41 : Aさん(46歳、女性)。48歳の会社員の夫、高校生の長男および中学生の次男との4人暮らし。筋萎縮性側索硬化症〈ALS〉と診断され、難病の医療費助成の申請のため夫が夜勤の前に保健所に来所した。夫によると、Aさんは包丁を使うことが難しくなり、子どもたちの弁当を作るのに時間がかかるようになったことを気にしているという。1週後、保健師がAさん宅を訪問し状況を確認したところ、Aさんは「主婦としての役割が果たせなくなることがつらい」と話した。訪問時に保健師が提案することで最も適切なのはどれか。
Q 42 : Aさん(46歳、女性)。48歳の会社員の夫、高校生の長男および中学生の次男との4人暮らし。筋萎縮性側索硬化症〈ALS〉と診断され、難病の医療費助成の申請のため夫が夜勤の前に保健所に来所した。夫によると、Aさんは包丁を使うことが難しくなり、子どもたちの弁当を作るのに時間がかかるようになったことを気にしているという。1週後、保健師がAさん宅を訪問し状況を確認したところ、Aさんは「主婦としての役割が果たせなくなることがつらい」と話した。Aさんは病状が進行し、1人で身の回りのことを行うことが難しくなり、家族が不在である平日の日中に訪問介護を利用することになった。担当する訪問介護員から「最近、Aさんはつまずいたり転んだりすることが多くなりました。この病気の患者さんを担当するのは初めてなので関わり方が分かりません」と相談を受けた。保健師の対応で優先されるのはどれか。
Q 43 : Aさん(46歳、女性)。48歳の会社員の夫、高校生の長男および中学生の次男との4人暮らし。筋萎縮性側索硬化症〈ALS〉と診断され、難病の医療費助成の申請のため夫が夜勤の前に保健所に来所した。夫によると、Aさんは包丁を使うことが難しくなり、子どもたちの弁当を作るのに時間がかかるようになったことを気にしているという。1週後、保健師がAさん宅を訪問し状況を確認したところ、Aさんは「主婦としての役割が果たせなくなることがつらい」と話した。3年後。Aさんは呼吸が困難になり、本人の希望による人工呼吸器装着のため1か月入院した。退院後は発語による意志疎通ができない状態になった。退院後3日に訪問すると、Aさんは保健師を見て涙を流した。子どもたちはAさんとの接触を避けている様子がみられた。このときの家族への対応で優先度が高いのはどれか。
Q 44 : A君(2歳)の母親。「初めての子どもで、対応が分かりません。食事が終わるまでに1時間もかかったりしてイライラします。他の子どもより落ち着きがないような気がします。この前の健康診査では問題ないと言われましたが不安です」と電話相談があった。保健師は話を聞いた上で、保健センターの育児相談に来るよう促した。電話相談の翌日、母親はA君とともに育児相談に来所した。A君はすぐに育児相談室の本棚に行き、絵本を開いたり閉じたりしている。最初の対応で最も適切なのはどれか。
Q 45 : A君(2歳)の母親。「初めての子どもで、対応が分かりません。食事が終わるまでに1時間もかかったりしてイライラします。他の子どもより落ち着きがないような気がします。この前の健康診査では問題ないと言われましたが不安です」と電話相談があった。保健師は話を聞いた上で、保健センターの育児相談に来るよう促した。保健師は母親に食事のときの様子を質問した。「息子は食卓について自分で食べます。おやつは好んで食べますが、食事は遊びながら食べて時間がかかることがあり困っています」と母親は話した。このときの母親への助言で最も適切なのはどれか。
Q 46 : A君(2歳)の母親。「初めての子どもで、対応が分かりません。食事が終わるまでに1時間もかかったりしてイライラします。他の子どもより落ち着きがないような気がします。この前の健康診査では問題ないと言われましたが不安です」と電話相談があった。保健師は話を聞いた上で、保健センターの育児相談に来るよう促した。最近、A君と同じ年代の児の食事に関する相談が増えている。保健師は幼児期における食育について講習会を企画することにした。講習会の指導内容で最も適切なのはどれか。
Q 47 : Aさん(36歳、男性)。1人暮らし。従業員数300人のIT関連会社に勤務している。残業時間は月平均60時間で、3年前から15本/日の喫煙をしている。運動習慣はなく、昼と夜は外食が多い。会社の定期健康診断で中性脂肪が150mg/dLであった。既往歴に特記すべきことはない。Aさんが勤める会社の保健師が行う指導で適切なのはどれか。
Q 48 : Aさん(36歳、男性)。1人暮らし。従業員数300人のIT関連会社に勤務している。残業時間は月平均60時間で、3年前から15本/日の喫煙をしている。運動習慣はなく、昼と夜は外食が多い。会社の定期健康診断で中性脂肪が150mg/dLであった。既往歴に特記すべきことはない。保健師がこの職場の喫煙状況について調査をしたところ、喫煙者は48%で、喫煙者のうち30%が禁煙を希望している。禁煙を希望する者のうち、保健師との面接において禁煙する気持ちはあるがうまくいかないと訴える者が多かった。禁煙を希望する者に対する支援として最も適切なのはどれか。
Q 49 : Aさん(36歳、男性)。1人暮らし。従業員数300人のIT関連会社に勤務している。残業時間は月平均60時間で、3年前から15本/日の喫煙をしている。運動習慣はなく、昼と夜は外食が多い。会社の定期健康診断で中性脂肪が150mg/dLであった。既往歴に特記すべきことはない。衛生委員会に「喫煙室からたばこの煙が流れてくる」、「敷地内で歩きたばこをする人がいる」という投書があり、衛生委員会で職場全体の喫煙対策を検討することになった。最初に行うことで最も適切なのはどれか。
Q 50 : 人口約35万人の中核市。午前10時、震度6強の地震が発生し、市は避難所の設置を決めた。家屋の損壊が確認され、多数の死傷者がいると予測された。県と市には災害対策本部が設置された。健康の危機管理体制の中心となる管理責任者として最も適しているのはどれか。
Q 51 : 人口約35万人の中核市。午前10時、震度6強の地震が発生し、市は避難所の設置を決めた。家屋の損壊が確認され、多数の死傷者がいると予測された。県と市には災害対策本部が設置された。発災当日の市の保健師の対応で優先度が高いのはどれか。
Q 52 : 人口約35万人の中核市。午前10時、震度6強の地震が発生し、市は避難所の設置を決めた。家屋の損壊が確認され、多数の死傷者がいると予測された。県と市には災害対策本部が設置された。発災後2週。保健師は、避難所への巡回訪問中に5歳児の母親から「子どもが自分から全く離れようとしない。寝ている間に急に大声をあげて泣き出すようになり心配だ」と相談を受けた。保健師の対応で適切なのはどれか。
Q 53 : 人口8万人、高齢化率30%のA市。最近、徘徊している高齢者を保護した事例が数件あったと警察から地域包括支援センターに情報提供があった。地域包括支援センターの保健師は、徘徊している高齢者について情報収集する必要があると考えた。情報収集先として最も適切なのはどれか。
Q 54 : 人口8万人、高齢化率30%のA市。最近、徘徊している高齢者を保護した事例が数件あったと警察から地域包括支援センターに情報提供があった。地域包括支援センターの保健師は、徘徊している高齢者について情報収集する必要があると考えた。情報収集の結果、認知症高齢者の地域での見守りネットワークを構築することにした。自治会長に協力を求めたところ、自治会主催の自治会員向け行事として取り組むことになった。取り組みの内容として優先度が高いのはどれか。
Q 55 : 人口8万人、高齢化率30%のA市。最近、徘徊している高齢者を保護した事例が数件あったと警察から地域包括支援センターに情報提供があった。地域包括支援センターの保健師は、徘徊している高齢者について情報収集する必要があると考えた。保健師は地域に認知症高齢者の居場所を作りたいと考え、公民館を会場にした事業に取り組むことにした。事業を実施する上で最も適切なのはどれか。
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