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保健師
2015年101回午後
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Q 1 : 平成24年(2012年)の衛生行政報告例における保健師の就業場所の構成割合で、市町村、保健所の次に多いのはどれか。
Q 2 : 日本の平成24年(2012年)の人口について正しいのはどれか。
Q 3 : Aさん(40歳、男性、会社員)。Aさんは特定健康診査で、腹囲84cm、BMI26、血圧140/85mmHgであり、動機付け支援の対象となった。「仕事でストレスが溜まり、夜食を食べずにはいられない。夜食がお腹に残り朝食は食べられない。残業が多く、今の生活は変えられない」と言う。Aさんへの保健指導で最も適切なのはどれか。
Q 4 : 家庭訪問の対象で優先度が高いのはどれか。
Q 5 : ケアマネジメントにおける権利擁護〈アドボカシー〉について正しいのはどれか。
Q 6 : 障害者の社会参加や貢献が可能な共生社会の実現を目指すことを目的に、地域の住民を含めた懇談会を継続的に行うことにした。懇談会の運営について最も適切なのはどれか。
Q 7 : 児童虐待発生予防のためのハイリスクアプローチはどれか。
Q 8 : 人口15万人、高齢化率25%の市。独居高齢者に関する相談が増加している。保健師は、市の独居高齢者の生活状況および健康状態を把握するための実態調査を企画した。調査の手法で最も適切なのはどれか。
Q 9 : 人口3万人の市。近年、糖尿病腎症による透析導入患者数が増加している。市は国民健康保険被保険者の糖尿病の重症化を予防することについて、関係団体と連携し5年間の健康づくり計画を策定することにした。この計画におけるアウトカム指標で適切なのはどれか。
Q 10 : 保健師は新興住宅地を担当している。この地区では近隣に友人がなく、育児の不安を抱えている母親が多くいることがわかった。
Q 11 : 成人を対象とした歯科保健活動において最も優先されるのはどれか。
Q 12 : 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律に基づき、診断した医師が直ちに届け出なければならないのはどれか。
Q 13 : 日本の平成24年(2012年)の労働災害について正しいのはどれか。
Q 14 : 産業保健における作業管理に該当するのはどれか。
Q 15 : 幼稚園の園長から感染性胃腸炎が疑われる園児15人が欠席したと保健所に連絡があった。この時点で最初に行う保健師の対応で優先度が高いのはどれか。
Q 16 : 都道府県の保健所の地域ケアの質を保証するのはどれか
Q 17 : 過去5年間にA工場(従業員数1,000人)で15人、B工場(従業員数850人)で9人の肝癌患者が発生していたことがわかった。両工場では機械の洗浄に薬品Cを使用している。薬品Cと肝癌の疫学的関係で最も適切なのはどれか。
Q 18 : ウイルス性肝炎対策で正しいのはどれか。
Q 19 : 差をとって寄与危険を計算できる指標はどれか。
Q 20 : スクリーニングについて正しいのはどれか。
Q 21 : 分布の指標について正しいのはどれか。
Q 22 : 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律における障害福祉サービスについて正しいのはどれか。
Q 23 : 30歳の女性。全身性エリテマトーデス〈SLE〉と診断され難病の医療費助成の申請のため保健所に来所し「日常生活で特に気を付けることはありますか」と相談した。保健指導で適切なのはどれか。
Q 24 : 介護予防事業における二次予防対象者を抽出するための基本チェックリストの中で、うつ予防と支援のスクリーニングの項目として正しいのはどれか。
Q 25 : 食に関する実践的な指導を行う者として学校給食法に規定されているのはどれか。
Q 26 : 日本の主要死因別にみた粗死亡率(人口10万対)の年次推移を図に示す。CとDの組合せで正しいのはどれか。(前者がC,後者がDとする。)
Q 27 : 地域保健法で規定されている市町村保健センターの役割で正しいのはどれか。
Q 28 : 医療安全対策で最も重要なのはどれか。
Q 29 : 保健所に勤務する保健師に対して守秘義務を規定している法律はどれか。2つ選べ。
Q 30 : 市では3、4か月児を対象とした健康診査を毎月1回行っている。継続的な対応が必要な児の状況はどれか。2つ選べ。
Q 31 : 障害者自立支援法から障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律への改正時に、変更された内容はどれか。2つ選べ。
Q 32 : エボラ出血熱について正しいのはどれか。2つ選べ。
Q 33 : 国際生活機能分類〈ICF〉で正しいのはどれか。2つ選べ。
Q 34 : 市町村が策定しなければならない計画はどれか。2つ選べ。
Q 35 : 自殺対策基本法について適切なのはどれか。2つ選べ。
Q 36 : 市内の幼稚園に通う5歳の男児の母親から「幼稚園で子どもがたびたびかんしゃくを起こし、集団生活になじめていないようです。幼稚園の先生から保健師に相談してみてはどうかといわれました」と保健センターに電話相談があった。このときの対応で最も適切なのはどれか。
Q 37 : 市内の幼稚園に通う5歳の男児の母親から「幼稚園で子どもがたびたびかんしゃくを起こし、集団生活になじめていないようです。幼稚園の先生から保健師に相談してみてはどうかといわれました」と保健センターに電話相談があった。男児は、近所の小児科を受診した際に広汎性発達障害の可能性があるといわれた。小児科医は、母親が育児に関する不安を訴えたため、身近な相談先として保健センターの発達相談を勧めた。その後、母親は発達相談のため来所し「最近、息子が言うことを聞かず、よくパニックを起こして手がつけられません。どうしたらよいでしょうか」と訴えた。このときの対応で最も適切なのはどれか。
Q 38 : 市内の幼稚園に通う5歳の男児の母親から「幼稚園で子どもがたびたびかんしゃくを起こし、集団生活になじめていないようです。幼稚園の先生から保健師に相談してみてはどうかといわれました」と保健センターに電話相談があった。保健師は母親の了解を得て、幼稚園と定期的に情報交換を行うことにした。1か月後、園長から「最近、男児の元気がない。母親も育児に疲れているようで表情が乏しい」と保健センターに電話相談があった。このときの園長への対応で優先度が高いのはどれか。
Q 39 : Aさん(52歳、女性)。夫と市内の大学に通う息子(19歳)との3人暮らし。「息子の大学のサークルでは飲み会が頻繁にあるようで、先日は息子の友人が集団で酔いつぶれたようです。うちの息子も先輩からお酒を勧められているようで、断るのが大変だと言っています。先日も他の大学で急性アルコール中毒で救急搬送されたと報道もあって心配です。どうしたらよいでしょうか」と市の保健師に電話相談があった。最初の対応で最も適切なのはどれか。
Q 40 : Aさん(52歳、女性)。夫と市内の大学に通う息子(19歳)との3人暮らし。「息子の大学のサークルでは飲み会が頻繁にあるようで、先日は息子の友人が集団で酔いつぶれたようです。うちの息子も先輩からお酒を勧められているようで、断るのが大変だと言っています。先日も他の大学で急性アルコール中毒で救急搬送されたと報道もあって心配です。どうしたらよいでしょうか」と市の保健師に電話相談があった。保健師は管轄地域での未成年の飲酒が問題化しているのではないかと考えた。保健師は地域の状況を把握するため、関係者を集めて会議を開催することにした。会議のメンバーで適切なのはどれか。2つ選べ。
Q 41 : Aさん(52歳、女性)。夫と市内の大学に通う息子(19歳)との3人暮らし。「息子の大学のサークルでは飲み会が頻繁にあるようで、先日は息子の友人が集団で酔いつぶれたようです。うちの息子も先輩からお酒を勧められているようで、断るのが大変だと言っています。先日も他の大学で急性アルコール中毒で救急搬送されたと報道もあって心配です。どうしたらよいでしょうか」と市の保健師に電話相談があった。保健師は管轄地域で未成年の飲酒防止の啓発活動を行うことにした。啓発活動として最も効果的なのはどれか。
Q 42 : Aさん(85歳、女性)。1人暮らし。要介護1の認定を受け、通所介護を利用している。Aさんは2か月前から持続する咳に加え、倦怠感が出現したため内科を受診し結核と診断され入院した。その5日後、同じ通所介護事業所の利用者で、Aさんと仲良しでよくおしゃべりをしていたBさん(79歳)も結核と診断され入院した。接触者健康診断を実施する機関で適切なのはどれか。
Q 43 : Aさん(85歳、女性)。1人暮らし。要介護1の認定を受け、通所介護を利用している。Aさんは2か月前から持続する咳に加え、倦怠感が出現したため内科を受診し結核と診断され入院した。その5日後、同じ通所介護事業所の利用者で、Aさんと仲良しでよくおしゃべりをしていたBさん(79歳)も結核と診断され入院した。数日後、AさんとBさんが通う通所介護事業所の利用者の家族から「うちのおばあちゃんも感染していないでしょうか。今後も事業所に通い続けていいのか心配です」と保健所に電話相談があった。このときの対応で最も適切なのはどれか。
Q 44 : Aさん(85歳、女性)。1人暮らし。要介護1の認定を受け、通所介護を利用している。Aさんは2か月前から持続する咳に加え、倦怠感が出現したため内科を受診し結核と診断され入院した。その5日後、同じ通所介護事業所の利用者で、Aさんと仲良しでよくおしゃべりをしていたBさん(79歳)も結核と診断され入院した。2か月後。Aさんは検査の結果、外来治療が可能となり自宅に戻ることになった。退院に向けてDOTSカンファレンスを行うことになった。DOTSカンファレンスの参加者として最も適切なのはどれか。
Q 45 : 人口8万人、高齢化率30%のA市。地域包括支援センターは市内に3か所ある。A市では65歳以上の高齢者を対象に生活機能評価について郵送による調査を毎年実施している。A市の地域包括支援センターの保健師は、調査票の回収率を高めて介護予防が必要な高齢者の把握を確実に行いたいと考えている。調査票の回収率が低いB地区で、回収率を高めるために協力を求める対象として適切なのはどれか。
Q 46 : 人口8万人、高齢化率30%のA市。地域包括支援センターは市内に3か所ある。A市では65歳以上の高齢者を対象に生活機能評価について郵送による調査を毎年実施している。A市の介護予防における二次予防の対象者を早期に把握するために、市内で協力を依頼する対象として最も適切なのはどれか。
Q 47 : 職員数が500人である企業の保健師2人は本社に配置され、週に4日、1日4回のメンタルヘルス相談を本社の健康管理室で実施している。この企業には県内に20か所の営業所があり、どの営業所でも時間外業務が多い。A営業所の職員数は40人で、この6か月で2人が仕事によるストレスに起因するうつ病と診断され、1人が休職した。保健師がA営業所で行う対応で優先度が高いのはどれか。
Q 48 : 職員数が500人である企業の保健師2人は本社に配置され、週に4日、1日4回のメンタルヘルス相談を本社の健康管理室で実施している。この企業には県内に20か所の営業所があり、どの営業所でも時間外業務が多い。A営業所の職員数は40人で、この6か月で2人が仕事によるストレスに起因するうつ病と診断され、1人が休職した。昨年のメンタルヘルス相談は月平均20件であり、その9割が本社の職員であった。メンタルヘルス相談の利用者を増やすための方法として最も効果的なのはどれか。
Q 49 : 職員数が500人である企業の保健師2人は本社に配置され、週に4日、1日4回のメンタルヘルス相談を本社の健康管理室で実施している。この企業には県内に20か所の営業所があり、どの営業所でも時間外業務が多い。A営業所の職員数は40人で、この6か月で2人が仕事によるストレスに起因するうつ病と診断され、1人が休職した。保健師の活動によって1年間のメンタルヘルス相談の件数は延べ400件となった。相談内容は職場内の人間関係のトラブルによるものや時間外業務による疲労やストレスが過半数を占めた。保健師は、各営業所でのメンタルヘルスについて新たに取り組むことが必要と考えた。最も効果的なのはどれか。
Q 50 : 保健所で肥満防止を目的とした教室の参加者を対象に、運動と体重変化の関連を調べることにした。対象者は軽度肥満の40歳代の女性300人であり、本人の希望で軽い体操をする群100人(体操群)と中等度の運動をする群200人(運動群)とに分かれ、同じ保健師による集団指導を受けた。教室開始時に体重測定を行い半年後にどれだけ体重が変化したかを調べた。この調査の研究デザインはどれか。2つ選べ。
Q 51 : 保健所で肥満防止を目的とした教室の参加者を対象に、運動と体重変化の関連を調べることにした。対象者は軽度肥満の40歳代の女性300人であり、本人の希望で軽い体操をする群100人(体操群)と中等度の運動をする群200人(運動群)とに分かれ、同じ保健師による集団指導を受けた。教室開始時に体重測定を行い半年後にどれだけ体重が変化したかを調べた。半年間で体重3.0kg以上減少した参加者を減量ありと判定した。体操群で減量ありは10人、なしは90人、運動群での減量ありは50人、なしは150人であった。脱落者はいなかった。運動群の減量効果についてのオッズ比を求めよ。ただし、小数点以下第2位を四捨五入すること。
Q 52 : 保健所で肥満防止を目的とした教室の参加者を対象に、運動と体重変化の関連を調べることにした。対象者は軽度肥満の40歳代の女性300人であり、本人の希望で軽い体操をする群100人(体操群)と中等度の運動をする群200人(運動群)とに分かれ、同じ保健師による集団指導を受けた。教室開始時に体重測定を行い半年後にどれだけ体重が変化したかを調べた。この調査は体操群と運動群とを本人の希望によって分けている。くじで割付ける場合と比べて、仮説検証の妥当性からみたこの調査の問題点で最も大きいのはどれか。
Q 53 : 人口7万人、高齢化率20%の市。市が行った調査によると、40〜60歳のBMI25以上の者の割合が、男女ともに国民健康栄養調査の全国平均よりも高かった。また6割の者が運動不足を感じており、運動習慣のある者の割合は全国平均よりも低かった。成人の肥満対策を検討するために、重点地区を定めることにした。重点地区を選定するための情報で優先度が高いのはどれか。
Q 54 : 人口7万人、高齢化率20%の市。市が行った調査によると、40〜60歳のBMI25以上の者の割合が、男女ともに国民健康栄養調査の全国平均よりも高かった。また6割の者が運動不足を感じており、運動習慣のある者の割合は全国平均よりも低かった。成人の肥満対策を検討するために、重点地区を定めることにした。現時点で、肥満対策と運動不足の改善のために重点地区で実施する企画で最も適切なのはどれか。
Q 55 : 人口7万人、高齢化率20%の市。市が行った調査によると、40〜60歳のBMI25以上の者の割合が、男女ともに国民健康栄養調査の全国平均よりも高かった。また6割の者が運動不足を感じており、運動習慣のある者の割合は全国平均よりも低かった。成人の肥満対策を検討するために、重点地区を定めることにした。重点地区での事業に効果があることが分かり、全地区で実施したいと考えた。次年度の予算要求で事業の必要性を説明するとき、関係する中長期計画で最も適切なのはどれか。
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