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保健師
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Q 1 : Aさんは、認知症高齢者の日常生活自立度判定基準ランクIで、要支援2である。Aさんは「来月から老人ホームに入ることが決まったと家族に言われた。私は自宅にいたい」と地域包括支援センターの保健師に相談した。保健師の対応として最も適切なのはどれか。
Q 2 : A市では健康診査の結果、血圧が高い人が増加傾向にあることが分かった。保健師は分析した結果を踏まえて、地域での高血圧予防に取り組むことにした。この取り組みにおいて最も効果的なのはどれか。
Q 3 : 環境汚染物質とそれに起因する疾病の組合せで正しいのはどれか。
Q 4 : Aさん(26歳、初産婦)。妊娠40週1日に3,100gの女児を出産した。出生通知票が届き、保健師がAさんへ電話連絡したところ、初めての育児に対する不安があるという。このときのAさんへの対応で優先度が高いのはどれか。
Q 5 : 2歳男児の母親。1歳6か月児健康診査後から継続して、市町村保健センターの発達相談会に来ている。母親は、児とおもちゃの車で遊びながら「ブーブ速いね。かっこいいね」と言葉をかけている。児も楽しそうに「ブーブ、ブーブ、いいね」と言いながら遊んでいる。母親から「子どもの言葉が少ないのは私の対応が悪いのでしょうか」と相談があった。母親への声かけで最も適切なのはどれか。
Q 6 : 健康診査と根拠となる法律の組合せで正しいのはどれか。
Q 7 : 特定健康診査後の結果説明会について適切なのはどれか。
Q 8 : 地域診断に用いる手法とその説明の組合せで正しいのはどれか。
Q 9 : 地域ケアシステムの構築における最終目的で最も適切なのはどれか。
Q 10 : 母子保健施策のうち最も新しいのはどれか。
Q 11 : 精神保健対策の変遷で最も新しいのはどれか。
Q 12 : 難病対策で正しいのはどれか。
Q 13 : 人口2万人の市。市では健康増進計画の評価のため、定期的に市民の生活実態調査を行っている。今年度の調査で、中学生では睡眠時間が5時間以下である層が最も多いことが明らかになった。また、市内の養護教諭との連絡会で授業中に居眠りをする生徒が増えたと報告を受けた。睡眠不足を改善するために協力を得る対象で優先度が高いのはどれか。
Q 14 : Aさん(58歳、男性)。56歳の妻と2人暮らし。脊髄小脳変性症の症状が進行し、2週前から地域の専門医療機関に入院しているが、Aさんは在宅療養を強く希望している。妻は難病の医療費助成の申請のために保健所に来所し「これから症状がさらに進行することを考えると、通院も難しくなると思います。自宅で面倒をみることができるか心配です」と在宅療養への不安を訴えた。保健師の対応として最も適切なのはどれか。
Q 15 : 養護教諭が主体となって行う職務はどれか。
Q 16 : 衛生管理者について正しいのはどれか。
Q 17 : 地域における健康危機の事例で、厚生労働省による健康危機管理指針の策定のきっかけとなったのはどれか。
Q 18 : 医療機関から男性(56歳)のレジオネラ症による肺炎が確認されたと保健所に連絡があった。男性は妻と息子の3人暮らしであり、自宅の風呂のほか、公衆浴場を週に1回利用している。初動対応として最初に情報収集する者で正しいのはどれか。
Q 19 : 大規模な地震が発生した1週後。被害が大きかったA市の被災者は、一時避難先として被害が少なかった近隣のB市の市営住宅に入居した。現時点のA市の被災者への支援で最も適切なのはどれか。
Q 20 : 人口4万人の市。市の保健センターでは、子育てに関する相談が5年間で10倍に増加した。子育て支援のニーズを把握するための調査として、乳幼児健康診査の受診者を対象に無記名式の調査を実施した。この活動における公衆衛生看護管理で正しいのはどれか。
Q 21 : 管理的立場にあるA保健師に、係内の中堅保健師から新人保健師の指導がうまくいかないと相談があった。中堅保健師の育成も考慮した上で、A保健師が行う対応で最も適切なのはどれか。
Q 22 : 疾患と危険因子の組合せで正しいのはどれか。
Q 23 : 疫学研究を行う上で最も重要なのはどれか。
Q 24 : 統計分析について正しいのはどれか。
Q 25 : 発達障害者支援法について正しいのはどれか。
Q 26 : 市町村の介護保険事業計画について最も適切なのはどれか。
Q 27 : ヘルスプロモーションの理念におけるエンパワメントに該当するのはどれか。
Q 28 : 新興住宅地を担当している保健師は、地域の介護者が孤立して介護をしている状況を把握し、介護者の仲間づくりを目的として介護者の交流会を事業化した。保健師が行った活動の中でPDCAサイクルの「C」に該当するのはどれか。
Q 29 : 保健所にエイズに関する電話相談があった。最初に確認することはどれか。
Q 30 : 保健師が行う地区活動の考え方で最も適切なのはどれか。
Q 31 : A市の健康増進計画を策定する際の住民意識調査で、喫煙者のうち、たばこをやめたい人は男女ともに6割以上いることが分かった。この時点で当てはまるプリシード・プロシードモデルの要因はどれか。
Q 32 : 個人情報保護について正しいのはどれか。
Q 33 : 平成24年(2012年)の地域保健対策の推進に関する基本的な指針の改正で新たに加えられたのはどれか。
Q 34 : 医療保険でないのはどれか。
Q 35 : 平成23年(2011年)の介護保険法改正によって創設されたのはどれか。2つ選べ。
Q 36 : 町立小学校で身体的虐待が疑われる外傷のある児童を発見した。児童虐待の防止等に関する法律に基づき通告する機関として正しいのはどれか。2つ選べ。
Q 37 : 保健所における健康危機管理に関する業務で法令に定められているのはどれか。2つ選べ。
Q 38 : 介入研究で正しいのはどれか。2つ選べ。
Q 39 : 平成24年(2012年)の厚生労働省による食中毒統計調査について正しいのはどれか。2つ選べ。
Q 40 : 世界保健機関〈WHO〉の活動内容で正しいのはどれか。2つ選べ。
Q 41 : Aさん(46歳、女性)。48歳の会社員の夫、高校生の長男および中学生の次男との4人暮らし。筋萎縮性側索硬化症〈ALS〉と診断され、難病の医療費助成の申請のため夫が夜勤の前に保健所に来所した。夫によると、Aさんは包丁を使うことが難しくなり、子どもたちの弁当を作るのに時間がかかるようになったことを気にしているという。1週後、保健師がAさん宅を訪問し状況を確認したところ、Aさんは「主婦としての役割が果たせなくなることがつらい」と話した。訪問時に保健師が提案することで最も適切なのはどれか。
Q 42 : Aさん(46歳、女性)。48歳の会社員の夫、高校生の長男および中学生の次男との4人暮らし。筋萎縮性側索硬化症〈ALS〉と診断され、難病の医療費助成の申請のため夫が夜勤の前に保健所に来所した。夫によると、Aさんは包丁を使うことが難しくなり、子どもたちの弁当を作るのに時間がかかるようになったことを気にしているという。1週後、保健師がAさん宅を訪問し状況を確認したところ、Aさんは「主婦としての役割が果たせなくなることがつらい」と話した。Aさんは病状が進行し、1人で身の回りのことを行うことが難しくなり、家族が不在である平日の日中に訪問介護を利用することになった。担当する訪問介護員から「最近、Aさんはつまずいたり転んだりすることが多くなりました。この病気の患者さんを担当するのは初めてなので関わり方が分かりません」と相談を受けた。保健師の対応で優先されるのはどれか。
Q 43 : Aさん(46歳、女性)。48歳の会社員の夫、高校生の長男および中学生の次男との4人暮らし。筋萎縮性側索硬化症〈ALS〉と診断され、難病の医療費助成の申請のため夫が夜勤の前に保健所に来所した。夫によると、Aさんは包丁を使うことが難しくなり、子どもたちの弁当を作るのに時間がかかるようになったことを気にしているという。1週後、保健師がAさん宅を訪問し状況を確認したところ、Aさんは「主婦としての役割が果たせなくなることがつらい」と話した。3年後。Aさんは呼吸が困難になり、本人の希望による人工呼吸器装着のため1か月入院した。退院後は発語による意志疎通ができない状態になった。退院後3日に訪問すると、Aさんは保健師を見て涙を流した。子どもたちはAさんとの接触を避けている様子がみられた。このときの家族への対応で優先度が高いのはどれか。
Q 44 : A君(2歳)の母親。「初めての子どもで、対応が分かりません。食事が終わるまでに1時間もかかったりしてイライラします。他の子どもより落ち着きがないような気がします。この前の健康診査では問題ないと言われましたが不安です」と電話相談があった。保健師は話を聞いた上で、保健センターの育児相談に来るよう促した。電話相談の翌日、母親はA君とともに育児相談に来所した。A君はすぐに育児相談室の本棚に行き、絵本を開いたり閉じたりしている。最初の対応で最も適切なのはどれか。
Q 45 : A君(2歳)の母親。「初めての子どもで、対応が分かりません。食事が終わるまでに1時間もかかったりしてイライラします。他の子どもより落ち着きがないような気がします。この前の健康診査では問題ないと言われましたが不安です」と電話相談があった。保健師は話を聞いた上で、保健センターの育児相談に来るよう促した。保健師は母親に食事のときの様子を質問した。「息子は食卓について自分で食べます。おやつは好んで食べますが、食事は遊びながら食べて時間がかかることがあり困っています」と母親は話した。このときの母親への助言で最も適切なのはどれか。
Q 46 : A君(2歳)の母親。「初めての子どもで、対応が分かりません。食事が終わるまでに1時間もかかったりしてイライラします。他の子どもより落ち着きがないような気がします。この前の健康診査では問題ないと言われましたが不安です」と電話相談があった。保健師は話を聞いた上で、保健センターの育児相談に来るよう促した。最近、A君と同じ年代の児の食事に関する相談が増えている。保健師は幼児期における食育について講習会を企画することにした。講習会の指導内容で最も適切なのはどれか。
Q 47 : Aさん(36歳、男性)。1人暮らし。従業員数300人のIT関連会社に勤務している。残業時間は月平均60時間で、3年前から15本/日の喫煙をしている。運動習慣はなく、昼と夜は外食が多い。会社の定期健康診断で中性脂肪が150mg/dLであった。既往歴に特記すべきことはない。Aさんが勤める会社の保健師が行う指導で適切なのはどれか。
Q 48 : Aさん(36歳、男性)。1人暮らし。従業員数300人のIT関連会社に勤務している。残業時間は月平均60時間で、3年前から15本/日の喫煙をしている。運動習慣はなく、昼と夜は外食が多い。会社の定期健康診断で中性脂肪が150mg/dLであった。既往歴に特記すべきことはない。保健師がこの職場の喫煙状況について調査をしたところ、喫煙者は48%で、喫煙者のうち30%が禁煙を希望している。禁煙を希望する者のうち、保健師との面接において禁煙する気持ちはあるがうまくいかないと訴える者が多かった。禁煙を希望する者に対する支援として最も適切なのはどれか。
Q 49 : Aさん(36歳、男性)。1人暮らし。従業員数300人のIT関連会社に勤務している。残業時間は月平均60時間で、3年前から15本/日の喫煙をしている。運動習慣はなく、昼と夜は外食が多い。会社の定期健康診断で中性脂肪が150mg/dLであった。既往歴に特記すべきことはない。衛生委員会に「喫煙室からたばこの煙が流れてくる」、「敷地内で歩きたばこをする人がいる」という投書があり、衛生委員会で職場全体の喫煙対策を検討することになった。最初に行うことで最も適切なのはどれか。
Q 50 : 人口約35万人の中核市。午前10時、震度6強の地震が発生し、市は避難所の設置を決めた。家屋の損壊が確認され、多数の死傷者がいると予測された。県と市には災害対策本部が設置された。健康の危機管理体制の中心となる管理責任者として最も適しているのはどれか。
Q 51 : 人口約35万人の中核市。午前10時、震度6強の地震が発生し、市は避難所の設置を決めた。家屋の損壊が確認され、多数の死傷者がいると予測された。県と市には災害対策本部が設置された。発災当日の市の保健師の対応で優先度が高いのはどれか。
Q 52 : 人口約35万人の中核市。午前10時、震度6強の地震が発生し、市は避難所の設置を決めた。家屋の損壊が確認され、多数の死傷者がいると予測された。県と市には災害対策本部が設置された。発災後2週。保健師は、避難所への巡回訪問中に5歳児の母親から「子どもが自分から全く離れようとしない。寝ている間に急に大声をあげて泣き出すようになり心配だ」と相談を受けた。保健師の対応で適切なのはどれか。
Q 53 : 人口8万人、高齢化率30%のA市。最近、徘徊している高齢者を保護した事例が数件あったと警察から地域包括支援センターに情報提供があった。地域包括支援センターの保健師は、徘徊している高齢者について情報収集する必要があると考えた。情報収集先として最も適切なのはどれか。
Q 54 : 人口8万人、高齢化率30%のA市。最近、徘徊している高齢者を保護した事例が数件あったと警察から地域包括支援センターに情報提供があった。地域包括支援センターの保健師は、徘徊している高齢者について情報収集する必要があると考えた。情報収集の結果、認知症高齢者の地域での見守りネットワークを構築することにした。自治会長に協力を求めたところ、自治会主催の自治会員向け行事として取り組むことになった。取り組みの内容として優先度が高いのはどれか。
Q 55 : 人口8万人、高齢化率30%のA市。最近、徘徊している高齢者を保護した事例が数件あったと警察から地域包括支援センターに情報提供があった。地域包括支援センターの保健師は、徘徊している高齢者について情報収集する必要があると考えた。保健師は地域に認知症高齢者の居場所を作りたいと考え、公民館を会場にした事業に取り組むことにした。事業を実施する上で最も適切なのはどれか。
Q 56 : 平成24年(2012年)の衛生行政報告例における保健師の就業場所の構成割合で、市町村、保健所の次に多いのはどれか。
Q 57 : 日本の平成24年(2012年)の人口について正しいのはどれか。
Q 58 : Aさん(40歳、男性、会社員)。Aさんは特定健康診査で、腹囲84cm、BMI26、血圧140/85mmHgであり、動機付け支援の対象となった。「仕事でストレスが溜まり、夜食を食べずにはいられない。夜食がお腹に残り朝食は食べられない。残業が多く、今の生活は変えられない」と言う。Aさんへの保健指導で最も適切なのはどれか。
Q 59 : 家庭訪問の対象で優先度が高いのはどれか。
Q 60 : ケアマネジメントにおける権利擁護〈アドボカシー〉について正しいのはどれか。
Q 61 : 障害者の社会参加や貢献が可能な共生社会の実現を目指すことを目的に、地域の住民を含めた懇談会を継続的に行うことにした。懇談会の運営について最も適切なのはどれか。
Q 62 : 児童虐待発生予防のためのハイリスクアプローチはどれか。
Q 63 : 人口15万人、高齢化率25%の市。独居高齢者に関する相談が増加している。保健師は、市の独居高齢者の生活状況および健康状態を把握するための実態調査を企画した。調査の手法で最も適切なのはどれか。
Q 64 : 人口3万人の市。近年、糖尿病腎症による透析導入患者数が増加している。市は国民健康保険被保険者の糖尿病の重症化を予防することについて、関係団体と連携し5年間の健康づくり計画を策定することにした。この計画におけるアウトカム指標で適切なのはどれか。
Q 65 : 保健師は新興住宅地を担当している。この地区では近隣に友人がなく、育児の不安を抱えている母親が多くいることがわかった。
Q 66 : 成人を対象とした歯科保健活動において最も優先されるのはどれか。
Q 67 : 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律に基づき、診断した医師が直ちに届け出なければならないのはどれか。
Q 68 : 日本の平成24年(2012年)の労働災害について正しいのはどれか。
Q 69 : 産業保健における作業管理に該当するのはどれか。
Q 70 : 幼稚園の園長から感染性胃腸炎が疑われる園児15人が欠席したと保健所に連絡があった。この時点で最初に行う保健師の対応で優先度が高いのはどれか。
Q 71 : 都道府県の保健所の地域ケアの質を保証するのはどれか
Q 72 : 過去5年間にA工場(従業員数1,000人)で15人、B工場(従業員数850人)で9人の肝癌患者が発生していたことがわかった。両工場では機械の洗浄に薬品Cを使用している。薬品Cと肝癌の疫学的関係で最も適切なのはどれか。
Q 73 : ウイルス性肝炎対策で正しいのはどれか。
Q 74 : 差をとって寄与危険を計算できる指標はどれか。
Q 75 : スクリーニングについて正しいのはどれか。
Q 76 : 分布の指標について正しいのはどれか。
Q 77 : 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律における障害福祉サービスについて正しいのはどれか。
Q 78 : 30歳の女性。全身性エリテマトーデス〈SLE〉と診断され難病の医療費助成の申請のため保健所に来所し「日常生活で特に気を付けることはありますか」と相談した。保健指導で適切なのはどれか。
Q 79 : 介護予防事業における二次予防対象者を抽出するための基本チェックリストの中で、うつ予防と支援のスクリーニングの項目として正しいのはどれか。
Q 80 : 食に関する実践的な指導を行う者として学校給食法に規定されているのはどれか。
Q 81 : 日本の主要死因別にみた粗死亡率(人口10万対)の年次推移を図に示す。CとDの組合せで正しいのはどれか。(前者がC,後者がDとする。)
Q 82 : 地域保健法で規定されている市町村保健センターの役割で正しいのはどれか。
Q 83 : 医療安全対策で最も重要なのはどれか。
Q 84 : 保健所に勤務する保健師に対して守秘義務を規定している法律はどれか。2つ選べ。
Q 85 : 市では3、4か月児を対象とした健康診査を毎月1回行っている。継続的な対応が必要な児の状況はどれか。2つ選べ。
Q 86 : 障害者自立支援法から障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律への改正時に、変更された内容はどれか。2つ選べ。
Q 87 : エボラ出血熱について正しいのはどれか。2つ選べ。
Q 88 : 国際生活機能分類〈ICF〉で正しいのはどれか。2つ選べ。
Q 89 : 市町村が策定しなければならない計画はどれか。2つ選べ。
Q 90 : 自殺対策基本法について適切なのはどれか。2つ選べ。
Q 91 : 市内の幼稚園に通う5歳の男児の母親から「幼稚園で子どもがたびたびかんしゃくを起こし、集団生活になじめていないようです。幼稚園の先生から保健師に相談してみてはどうかといわれました」と保健センターに電話相談があった。このときの対応で最も適切なのはどれか。
Q 92 : 市内の幼稚園に通う5歳の男児の母親から「幼稚園で子どもがたびたびかんしゃくを起こし、集団生活になじめていないようです。幼稚園の先生から保健師に相談してみてはどうかといわれました」と保健センターに電話相談があった。男児は、近所の小児科を受診した際に広汎性発達障害の可能性があるといわれた。小児科医は、母親が育児に関する不安を訴えたため、身近な相談先として保健センターの発達相談を勧めた。その後、母親は発達相談のため来所し「最近、息子が言うことを聞かず、よくパニックを起こして手がつけられません。どうしたらよいでしょうか」と訴えた。このときの対応で最も適切なのはどれか。
Q 93 : 市内の幼稚園に通う5歳の男児の母親から「幼稚園で子どもがたびたびかんしゃくを起こし、集団生活になじめていないようです。幼稚園の先生から保健師に相談してみてはどうかといわれました」と保健センターに電話相談があった。保健師は母親の了解を得て、幼稚園と定期的に情報交換を行うことにした。1か月後、園長から「最近、男児の元気がない。母親も育児に疲れているようで表情が乏しい」と保健センターに電話相談があった。このときの園長への対応で優先度が高いのはどれか。
Q 94 : Aさん(52歳、女性)。夫と市内の大学に通う息子(19歳)との3人暮らし。「息子の大学のサークルでは飲み会が頻繁にあるようで、先日は息子の友人が集団で酔いつぶれたようです。うちの息子も先輩からお酒を勧められているようで、断るのが大変だと言っています。先日も他の大学で急性アルコール中毒で救急搬送されたと報道もあって心配です。どうしたらよいでしょうか」と市の保健師に電話相談があった。最初の対応で最も適切なのはどれか。
Q 95 : Aさん(52歳、女性)。夫と市内の大学に通う息子(19歳)との3人暮らし。「息子の大学のサークルでは飲み会が頻繁にあるようで、先日は息子の友人が集団で酔いつぶれたようです。うちの息子も先輩からお酒を勧められているようで、断るのが大変だと言っています。先日も他の大学で急性アルコール中毒で救急搬送されたと報道もあって心配です。どうしたらよいでしょうか」と市の保健師に電話相談があった。保健師は管轄地域での未成年の飲酒が問題化しているのではないかと考えた。保健師は地域の状況を把握するため、関係者を集めて会議を開催することにした。会議のメンバーで適切なのはどれか。2つ選べ。
Q 96 : Aさん(52歳、女性)。夫と市内の大学に通う息子(19歳)との3人暮らし。「息子の大学のサークルでは飲み会が頻繁にあるようで、先日は息子の友人が集団で酔いつぶれたようです。うちの息子も先輩からお酒を勧められているようで、断るのが大変だと言っています。先日も他の大学で急性アルコール中毒で救急搬送されたと報道もあって心配です。どうしたらよいでしょうか」と市の保健師に電話相談があった。保健師は管轄地域で未成年の飲酒防止の啓発活動を行うことにした。啓発活動として最も効果的なのはどれか。
Q 97 : Aさん(85歳、女性)。1人暮らし。要介護1の認定を受け、通所介護を利用している。Aさんは2か月前から持続する咳に加え、倦怠感が出現したため内科を受診し結核と診断され入院した。その5日後、同じ通所介護事業所の利用者で、Aさんと仲良しでよくおしゃべりをしていたBさん(79歳)も結核と診断され入院した。接触者健康診断を実施する機関で適切なのはどれか。
Q 98 : Aさん(85歳、女性)。1人暮らし。要介護1の認定を受け、通所介護を利用している。Aさんは2か月前から持続する咳に加え、倦怠感が出現したため内科を受診し結核と診断され入院した。その5日後、同じ通所介護事業所の利用者で、Aさんと仲良しでよくおしゃべりをしていたBさん(79歳)も結核と診断され入院した。数日後、AさんとBさんが通う通所介護事業所の利用者の家族から「うちのおばあちゃんも感染していないでしょうか。今後も事業所に通い続けていいのか心配です」と保健所に電話相談があった。このときの対応で最も適切なのはどれか。
Q 99 : Aさん(85歳、女性)。1人暮らし。要介護1の認定を受け、通所介護を利用している。Aさんは2か月前から持続する咳に加え、倦怠感が出現したため内科を受診し結核と診断され入院した。その5日後、同じ通所介護事業所の利用者で、Aさんと仲良しでよくおしゃべりをしていたBさん(79歳)も結核と診断され入院した。2か月後。Aさんは検査の結果、外来治療が可能となり自宅に戻ることになった。退院に向けてDOTSカンファレンスを行うことになった。DOTSカンファレンスの参加者として最も適切なのはどれか。
Q 100 : 人口8万人、高齢化率30%のA市。地域包括支援センターは市内に3か所ある。A市では65歳以上の高齢者を対象に生活機能評価について郵送による調査を毎年実施している。A市の地域包括支援センターの保健師は、調査票の回収率を高めて介護予防が必要な高齢者の把握を確実に行いたいと考えている。調査票の回収率が低いB地区で、回収率を高めるために協力を求める対象として適切なのはどれか。
Q 101 : 人口8万人、高齢化率30%のA市。地域包括支援センターは市内に3か所ある。A市では65歳以上の高齢者を対象に生活機能評価について郵送による調査を毎年実施している。A市の介護予防における二次予防の対象者を早期に把握するために、市内で協力を依頼する対象として最も適切なのはどれか。
Q 102 : 職員数が500人である企業の保健師2人は本社に配置され、週に4日、1日4回のメンタルヘルス相談を本社の健康管理室で実施している。この企業には県内に20か所の営業所があり、どの営業所でも時間外業務が多い。A営業所の職員数は40人で、この6か月で2人が仕事によるストレスに起因するうつ病と診断され、1人が休職した。保健師がA営業所で行う対応で優先度が高いのはどれか。
Q 103 : 職員数が500人である企業の保健師2人は本社に配置され、週に4日、1日4回のメンタルヘルス相談を本社の健康管理室で実施している。この企業には県内に20か所の営業所があり、どの営業所でも時間外業務が多い。A営業所の職員数は40人で、この6か月で2人が仕事によるストレスに起因するうつ病と診断され、1人が休職した。昨年のメンタルヘルス相談は月平均20件であり、その9割が本社の職員であった。メンタルヘルス相談の利用者を増やすための方法として最も効果的なのはどれか。
Q 104 : 職員数が500人である企業の保健師2人は本社に配置され、週に4日、1日4回のメンタルヘルス相談を本社の健康管理室で実施している。この企業には県内に20か所の営業所があり、どの営業所でも時間外業務が多い。A営業所の職員数は40人で、この6か月で2人が仕事によるストレスに起因するうつ病と診断され、1人が休職した。保健師の活動によって1年間のメンタルヘルス相談の件数は延べ400件となった。相談内容は職場内の人間関係のトラブルによるものや時間外業務による疲労やストレスが過半数を占めた。保健師は、各営業所でのメンタルヘルスについて新たに取り組むことが必要と考えた。最も効果的なのはどれか。
Q 105 : 保健所で肥満防止を目的とした教室の参加者を対象に、運動と体重変化の関連を調べることにした。対象者は軽度肥満の40歳代の女性300人であり、本人の希望で軽い体操をする群100人(体操群)と中等度の運動をする群200人(運動群)とに分かれ、同じ保健師による集団指導を受けた。教室開始時に体重測定を行い半年後にどれだけ体重が変化したかを調べた。この調査の研究デザインはどれか。2つ選べ。
Q 106 : 保健所で肥満防止を目的とした教室の参加者を対象に、運動と体重変化の関連を調べることにした。対象者は軽度肥満の40歳代の女性300人であり、本人の希望で軽い体操をする群100人(体操群)と中等度の運動をする群200人(運動群)とに分かれ、同じ保健師による集団指導を受けた。教室開始時に体重測定を行い半年後にどれだけ体重が変化したかを調べた。半年間で体重3.0kg以上減少した参加者を減量ありと判定した。体操群で減量ありは10人、なしは90人、運動群での減量ありは50人、なしは150人であった。脱落者はいなかった。運動群の減量効果についてのオッズ比を求めよ。ただし、小数点以下第2位を四捨五入すること。
Q 107 : 保健所で肥満防止を目的とした教室の参加者を対象に、運動と体重変化の関連を調べることにした。対象者は軽度肥満の40歳代の女性300人であり、本人の希望で軽い体操をする群100人(体操群)と中等度の運動をする群200人(運動群)とに分かれ、同じ保健師による集団指導を受けた。教室開始時に体重測定を行い半年後にどれだけ体重が変化したかを調べた。この調査は体操群と運動群とを本人の希望によって分けている。くじで割付ける場合と比べて、仮説検証の妥当性からみたこの調査の問題点で最も大きいのはどれか。
Q 108 : 人口7万人、高齢化率20%の市。市が行った調査によると、40〜60歳のBMI25以上の者の割合が、男女ともに国民健康栄養調査の全国平均よりも高かった。また6割の者が運動不足を感じており、運動習慣のある者の割合は全国平均よりも低かった。成人の肥満対策を検討するために、重点地区を定めることにした。重点地区を選定するための情報で優先度が高いのはどれか。
Q 109 : 人口7万人、高齢化率20%の市。市が行った調査によると、40〜60歳のBMI25以上の者の割合が、男女ともに国民健康栄養調査の全国平均よりも高かった。また6割の者が運動不足を感じており、運動習慣のある者の割合は全国平均よりも低かった。成人の肥満対策を検討するために、重点地区を定めることにした。現時点で、肥満対策と運動不足の改善のために重点地区で実施する企画で最も適切なのはどれか。
Q 110 : 人口7万人、高齢化率20%の市。市が行った調査によると、40〜60歳のBMI25以上の者の割合が、男女ともに国民健康栄養調査の全国平均よりも高かった。また6割の者が運動不足を感じており、運動習慣のある者の割合は全国平均よりも低かった。成人の肥満対策を検討するために、重点地区を定めることにした。重点地区での事業に効果があることが分かり、全地区で実施したいと考えた。次年度の予算要求で事業の必要性を説明するとき、関係する中長期計画で最も適切なのはどれか。
Q 111 : 保健師の歴史に関する事項とその対策の組合せで正しいのはどれか。
Q 112 : 市の健康課題の解決に適切なのはどれか。
Q 113 : 保健師が行う家庭訪問の対象者と根拠法令の組合せで正しいのはどれか。
Q 114 : 要介護高齢者の多い町でコミュニティ・エンパワメントを示す状況はどれか。
Q 115 : 3歳児健康診査において確認するのはどれか。
Q 116 : 市の保健師は、認知症の高齢者への支援には地域で支え合いができる体制を構築することが必要と考え、市内の中学校に出向いて生徒に対して認知症に関する健康教育を行うことにした。媒体として最も効果的なのはどれか。
Q 117 : 2年前に発足し、定期的に活動している精神障害者の家族会。今後も活発に活動するための保健師の対応で適切なのはどれか。
Q 118 : 地区踏査による情報収集の特長はどれか。
Q 119 : 保健師は、BMI28以上の人を対象に生活習慣病予防のための健康づくり教室を企画した。教室は、1回目を講話、2回目を運動指導、3回目を調理実習で構成した3日間で行い、教室終了後6か月に参加者を集めて評価を行う。評価を行う際のアウトカム指標で最も適切なのはどれか。
Q 120 : 市ではボランティア組織の活動を活性化させるために、地区の健康づくりリーダーを養成することにした。対象者を選定する方法で最も適切なのはどれか。
Q 121 : 人口4万人、高齢化率31%の市。保健師は高齢者の生活と健康問題の実態を把握するため、グループインタビューを行いたいと考えた。優先的に行うグループはどれか。
Q 122 : 人口30万人の市。市内にロコモティブシンドローム予防を目的としたウォーキンググループが8つある。保健師は、これらのグループが交流することによって連携し組織化した活動を行うことを支援したいと考えた。保健師の支援で優先度が高いのはどれか。
Q 123 : 市では、認知症高齢者の徘徊についての家族からの相談や、警察に保護される事例が増加した。保健師は認知症高齢者の徘徊について地域で対応するケアシステムの構築が必要と考え、地域の関係者を集めた会議を開催することにした。
Q 124 : 初回の会議で検討する内容として最も適切なのはどれか。
Q 125 : 平成23年(2011年)の歯科疾患実態調査結果で正しいのはどれか。
Q 126 : 医療費の助成と根拠法令の組合せで正しいのはどれか。
Q 127 : 35歳の男性から「職場の健康診断の結果通知を見たら、HDLコレステロールの欄が35mg/dlで正常範囲ではありませんでした。その他の項目はすべて正常範囲です。どのようにしたらよいでしょう」と保健師に相談があった。営業職で、毎日20本喫煙し、日本酒換算で週4合飲酒している。特記すべき既往歴はなく、現在治療中の疾患もない。保健師はHDLコレステロール値の意味を説明した。併せて行う指導で適切なのはどれか。
Q 128 : 学校保健安全法に基づく児童生徒等の健康診断の実施期限と児童生徒等および保護者への実施日から結果通知までの期間の組合せで正しいのはどれか。
Q 129 : 職場巡視について労働安全衛生法に規定されているのはどれか。
Q 130 : 保健所の平時の健康危機管理対策について正しいのはどれか。
Q 131 : 有料老人ホームの職員から複数の入居者がノロウイルスによる胃腸炎と診断されたと保健所に連絡があった。感染拡大の防止のための職員への指導で適切なのはどれか。
Q 132 : 市では、毎年12月に次年度の地区活動計画を立案している。保健師が担当地区の次年度の地区活動計画を立案する時に適切なのはどれか。
Q 133 : ヒストグラムについて正しいのはどれか。
Q 134 : 統計調査と調査内容の組合せで正しいのはどれか。
Q 135 : 世界保健機関〈WHO〉の機能について正しいのはどれか。
Q 136 : 保健所について正しいのはどれか。
Q 137 : 日本の平成21年(2009年)における社会保障給付費の割合の内訳について多い順に並んでいるのはどれか。
Q 138 : 40歳の女性から「同居している74歳の姑が、最近物忘れがひどくなり、食事を食べているのに、嫁がご飯を作ってくれないと近所に言いふらすので困っています」と電話があった。保健師の最初の対応で最も適切なのはどれか。
Q 139 : 在宅療養者の支援におけるヘルスケアチームについて正しいのはどれか。
Q 140 : 担当地区に住むAさんから「48歳の夫が若年性認知症と診断され治療が開始されました。どうしたらよいかわかりません」と市の保健センターに電話があった。保健師の最初の対応で最も適切なのはどれか。
Q 141 : セルフヘルプグループはどれか。
Q 142 : Aさん(40歳、女性)。48歳の会社員の夫と2人暮らし。「夫が1か月前から夜眠れない様子で、ここ数日は『役に立たない人間は生きていてもしょうがない』と言っています。どう対応したらよいでしょうか」と市の保健センターに相談のため来所した。最初に行う助言で最も適切なのはどれか。
Q 143 : 癌と危険因子の組合せで正しいのはどれか。
Q 144 : 3種類のスクリーニング検査A、B、Cの受信者動作特性(ROC)曲線を示す。検査の正確さについて正しいのはどれか。
Q 145 : 相関について正しいのはどれか。
Q 146 : Breslow〈ブレスロー〉の7つの生活習慣に該当するのはどれか。2つ選べ。
Q 147 : 平成23年(2011年)の厚生労働省「人口動態統計」と警察庁「平成23年中における自殺の概要」における自殺による死亡で正しいのはどれか。2つ選べ。
Q 148 : 分母に集団の人口全体を用いる指標はどれか。2つ選べ。
Q 149 : 日本の社会保障の財源で正しいのはどれか。2つ選べ。
Q 150 : 日本の自殺対策で正しいのはどれか。2つ選べ。
Q 151 : 人口11万5千人、高齢化率25%の市。要介護高齢者が増加傾向にある。要介護高齢者の介護者の交流を目的に、月1回保健センターで「介護者の集い」を行っている。介護者の集いのアウトプットとして最も適切なのはどれか。
Q 152 : 人口11万5千人、高齢化率25%の市。要介護高齢者が増加傾向にある。要介護高齢者の介護者の交流を目的に、月1回保健センターで「介護者の集い」を行っている。多くの参加者から「介護がとても大変だ」という声が聞かれた。保健師は、市全体の状況を把握するため、要介護高齢者の介護者の負担について調査を実施することにした。調査項目で優先度が高いのはどれか。
Q 153 : 人口11万5千人、高齢化率25%の市。要介護高齢者が増加傾向にある。要介護高齢者の介護者の交流を目的に、月1回保健センターで「介護者の集い」を行っている。調査の結果、要介護認定を受けている者が介護保険サービスを十分に利用していないため、介護負担が大きい可能性があると考えた。保健師は関係者を対象に介護者の負担軽減を目的とした研修会を実施することにした。研修会の対象者として優先度が高いのはどれか。
Q 154 : 山間部にある人口8,000人、高齢化率40%のA町。高齢者のうち独居者の割合35%。町に急な坂が多く、電車やバスが運行していないため、高齢者は買い物に不便を感じている。保健師は、独居高齢者の状況について情報収集を行うことにした。収集する資料で優先度が高いのはどれか。
Q 155 : 山間部にある人口8,000人、高齢化率40%のA町。高齢者のうち独居者の割合35%。町に急な坂が多く、電車やバスが運行していないため、高齢者は買い物に不便を感じている。保健師が高齢者を対象に健康に関するアンケートを実施した結果、食事回数が1日2回と回答した割合が、独居高齢者では60%、同居者がいる高齢者では30%であった。独居高齢者の食事回数が1日2回であることに対する寄与危険はどれか。
Q 156 : 山間部にある人口8,000人、高齢化率40%のA町。高齢者のうち独居者の割合35%。町に急な坂が多く、電車やバスが運行していないため、高齢者は買い物に不便を感じている。保健師は、独居高齢者の食生活上の問題を解決するには地域の協力が必要と考え、自治会役員を集めて町の独居高齢者の状況について説明した。このときの保健師の自治会役員への働きかけとして最も適切なのはどれか。
Q 157 : 児童委員から担当地区のアパートに住む2歳の児について「見かけた時は元気がなくて、外で遊ぶ様子も見ません。いつも同じ服を着ていて身なりも汚れています」と町の保健師に相談があった。保健師が児童委員に詳しく話を聞いた結果、母親は児童委員に子育ての大変さを繰り返し訴えていることが分かった。保健師が確認する情報として優先度が高いのはどれか。
Q 158 : 児童委員から担当地区のアパートに住む2歳の児について「見かけた時は元気がなくて、外で遊ぶ様子も見ません。いつも同じ服を着ていて身なりも汚れています」と町の保健師に相談があった。保健師が児童委員に詳しく話を聞いた結果、母親は児童委員に子育ての大変さを繰り返し訴えていることが分かった。保健師は児童委員と一緒に家庭訪問を行うことにした。初回の家庭訪問で確認する事項として優先度が高いのはどれか。
Q 159 : 児童委員から担当地区のアパートに住む2歳の児について「見かけた時は元気がなくて、外で遊ぶ様子も見ません。いつも同じ服を着ていて身なりも汚れています」と町の保健師に相談があった。保健師が児童委員に詳しく話を聞いた結果、母親は児童委員に子育ての大変さを繰り返し訴えていることが分かった。家庭訪問で、父親は県外に単身赴任中であり、子どもと2人きりでずっと一緒にいてつらいこと、母親は疲労のため寝ていることが多いこと、子どもには食事の代わりにお菓子を食べさせていることが分かった。保健師の支援で優先するのはどれか。
Q 160 : Aちゃん(7歳、女児)は、B小学校に通学している。健康診断で尿蛋白+と指摘された。昨年までの健康診断では検尿を含めて異常を指摘されたことはなく、既往歴に特記すべきことはない。養護教諭が尿の再検査についてAちゃんと保護者へ行う説明で正しいのはどれか。
Q 161 : Aちゃん(7歳、女児)は、B小学校に通学している。健康診断で尿蛋白+と指摘された。昨年までの健康診断では検尿を含めて異常を指摘されたことはなく、既往歴に特記すべきことはない。Aちゃんは、再検査でも尿蛋白+となり、腎生検の結果、IgA腎症と診断され入院した。副腎皮質ステロイドを内服しながら院内学級に通っていた。3か月後、退院が決まりB小学校に再び登校することになった。B小学校は学校生活管理指導表の提出を求めた。学校生活管理指導表を記載する者で正しいのはどれか。
Q 162 : Aちゃん(7歳、女児)は、B小学校に通学している。健康診断で尿蛋白+と指摘された。昨年までの健康診断では検尿を含めて異常を指摘されたことはなく、既往歴に特記すべきことはない。Aちゃんは副腎皮質ステロイドを内服しながら通学を再開した。養護教諭が行う支援で適切なのはどれか。
Q 163 : 人口50万人の中核市のA市。市の保健医療計画に糖尿病対策の強化を盛り込むことになった。最初にA市の糖尿病の状況を把握することになった。分析するA市のデータで適切でないのはどれか。
Q 164 : 人口50万人の中核市のA市。市の保健医療計画に糖尿病対策の強化を盛り込むことになった。A市には、特定機能病院1か所、200床規模の病院が3か所、診療所は200か所ある。市内の病院と医師会、歯科医師会、薬剤師会とで糖尿病医療連携推進会議を実施することになった。この会議で検討する内容で適切なのはどれか。
Q 165 : 人口50万人の中核市のA市。市の保健医療計画に糖尿病対策の強化を盛り込むことになった。A市の糖尿病医療連携推進会議での検討の結果、市では糖尿病対策として、市の保健事業を強化することにした。そこで、保健師は、糖尿病発症予防対策としてウォーキング教室を企画した。対象として適切なのはどれか。
Q 166 : 平成21年(2009年)の保健師活動領域調査で正しいのはどれか。
Q 167 : 健康づくりの自主グループで活動しているリーダーのAさんから、最近グループメンバーの参加が少なくなったと保健師に相談があった。初回の会議で出席者から収集する情報で最も適切なのはどれか。
Q 168 : 市の健康診査の結果、糖尿病が強く疑われる者の割合が高いことが分かった。保健師は糖尿病予防のための教室を企画することにした。最初に検討するのはどれか。
Q 169 : 人口10万人の市。市では、電話相談と来所相談について相談の項目と件数をまとめている。その結果、育児不安の相談件数が増加傾向にあることから、保健師は地域診断を行うことにした。最初に行うのはどれか。
Q 170 : 保健事業の評価について正しいのはどれか。
Q 171 : 市では健康増進計画を見直すことになり市役所内の関係部署の代表者による計画策定会議を設置した。保健師は事務局として会議を運営する。市役所内のエンパワメントにつなげる計画策定方法として最も適切なのはどれか。
Q 172 : 市では、脳卒中後遺症による要介護認定者数が増加している。保健師は、脳卒中後遺症患者が退院後に適切にリハビリテーションを行っていないために、拘縮が進んだ状態で要介護認定の申請に至っていることが課題と考えた。そこで、病院から地域への円滑な移行に向けた地域リハビリテーションの体制整備を目的に、医療機関、訪問看護ステーション、通所介護事業所の関係者による会議を開催することにした。初回の会議で出席者から収集する情報で最も適切なのはどれか。
Q 173 : 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく支援について正しいのはどれか。
Q 174 : Aさん(37歳、男性)。妻と2人の児との4人暮らし。会社員。3か月前に脊髄小脳変性症と診断された。最近、歩行障害が進行し、会社への通勤に支障がでてきたとAさんから保健所保健師に相談があった。Aさんへの対応で適切なのはどれか。
Q 175 : 人口40万人の中核市。定期的に地域・職域連携推進協議会を開催している。その会議で、市内の3つの事業所の出席者から、特定健康診査の結果では2年後に定年退職となる者に血中脂質検査の項目が異常の者の割合が高いことが報告された。市の保健師は、退職予定者を主な対象として健康づくりの講演会を各事業所の衛生管理者と企画することにした。連携先として優先度が高いのはどれか。
Q 176 : 管内のA病院から、下痢のため3日前に入院した8歳女児の便から、サルモネラが検出されたと保健所に電話があった。同日、B病院からも同じ菌を検出したとの電話があった。保健所の対応で適切なのはどれか。
Q 177 : Aさん(75歳、男性)。72歳の妻と2人暮らし。脳梗塞後遺症による右片麻痺がある。要介護3で車椅子の生活であり2週前に退院した。自宅から避難所になっている小学校までは、坂道の多い市街地を通り徒歩で15分かかる。息子はAさん宅から車で1時間の場所に家族と暮らしている。Aさんの妻から、災害時に2人だけでは心配だと保健師に相談があった。保健師の対応で適切なのはどれか。
Q 178 : 新人保健師を対象とした現任教育で適切なのはどれか。
Q 179 : 40歳代男性を対象とした研究で、虚血性心疾患死亡率(人口10万人対)を観察した。喫煙群では20.0、非喫煙群では10.0であった。次の計算で求めたのはどれか。20.0÷10.0=2.0
Q 180 : 平成20年(2008年)の患者調査で傷病分類別入院受療率が最も高い疾患はどれか。
Q 181 : 日本人の血液型のうちAB型の割合が10%であるとする。無作為に選んだ100人の日本人集団の中にAB型の人が20人以上いる確率を知りたい。この集団の中に含まれるAB型の人数が従う分布として最も適切なのはどれか。
Q 182 : 65歳男性の生命表に基づく死因別死亡確率(%)の表を示す。ただし、A~Dは悪性新生物、脳血管疾患、心疾患または肺炎のいずれかを示す。脳血管疾患はどれか。
Q 183 : 情報処理について誤っているのはどれか。
Q 184 : 保健所が行う業務はどれか。
Q 185 : 介護保険制度における都道府県の役割はどれか。
Q 186 : 39歳の女性。全身性エリテマトーデス〈SLE〉と診断された。「病院に掲示されていたポスターに保健所の住所と電話番号が書いてあったので来ました」と言う。保健師の最初の対応として優先度が高いのはどれか。
Q 187 : Aさん(21歳、初産婦)。出生連絡票の子の父の氏名は母と違う姓が書かれ、相談したいことの欄には「子どもと接したことがなく、育て方がわからないことが多く不安」と書かれていた。保健師の新生児訪問指導で最初に確認すべき事項として優先度が高いのはどれか。
Q 188 : Aさん(60歳、男性)。Aさんの妻から「夫は身長165cm、体重68kgだったのが退職後6か月で体重が5kg増加しました。家でゴロゴロしていることが多く、食欲は旺盛です。夫にどのように対応したらよいでしょうか」と保健師に相談があった。妻への対応として最も適切なのはどれか。
Q 189 : 市では肺癌死亡率がここ数年上昇傾向にある。そこで、市の保健師は肺癌死亡率の低下を目標に事業を計画した。ハイリスクアプローチはどれか。
Q 190 : 25歳の母親。専業主婦。夫と6か月の乳児(出生時体重2,900g、身長49cm)との3人暮らし。乳児健康診査未受診で何度か電話で受診勧奨したが来所しないため、市の保健師が家庭訪問した。訪問時、児は体重6,900g。首はすわり、寝返りはできているが、はいはいはできない。離乳食は開始したばかりであり、進め方が分からないと言うので保健指導した。人付き合いが苦手で、育児の相談相手もいないという。保健師の対応として最も適切なのはどれか。
Q 191 : 学校保健安全法施行規則で規定されている疾病と出席停止の期間の基準の組合せで正しいのはどれか。
Q 192 : 日本の平成22年(2010年)の健康寿命について正しいのはどれか。2つ選べ。
Q 193 : ノーマライゼーションについて正しいのはどれか。2つ選べ。
Q 194 : 21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21(第二次))の目標について正しいのはどれか。
Q 195 : 予防接種で生ワクチンはどれか。2つ選べ。
Q 196 : Aさん(43歳、男性)は、23歳で統合失調症と診断された。精神科病院に20年間入院している。現在Aさんは任意入院であり退院を強く希望し、主治医も退院の方向で検討している。両親は亡くなっており、兄弟姉妹はいない。Aさんが退院し、地域生活へ移行するために必要なのはどれか。2つ選べ。
Q 197 : 疫学研究における因果関係の推論で正しいのはどれか。2つ選べ。
Q 198 : 生活保護法について適切なのはどれか。2つ選べ。
Q 199 : 法令に基づき市町村が策定しなければならない計画はどれか。2つ選べ。
Q 200 : 都道府県が医療計画に記載すべき事項はどれか。2つ選べ。
Q 201 : Aさん(80歳、女性)。1人暮らし。糖尿病で内服の自己管理をしながら自立して生活していた。半年前から認知機能が低下して、食べる回数が増え、内服を忘れることが多くなった。隣町に住む娘が同伴して医療機関を受診したところ、血糖値が上昇しており入院となった。入院中のMini-MentalStateExamination〈MMSE〉は22点であった。1か月の入院治療により血糖値は安定し退院が予定された。娘から退院後の生活について地域包括支援センターの保健師に相談があった。Aさんは自宅での生活の継続を希望しているが、娘は仕事があり日々の介護はできないと言う。退院後の生活のアセスメントに必要な情報として優先度が高いのはどれか。
Q 202 : Aさん(80歳、女性)。1人暮らし。糖尿病で内服の自己管理をしながら自立して生活していた。半年前から認知機能が低下して、食べる回数が増え、内服を忘れることが多くなった。隣町に住む娘が同伴して医療機関を受診したところ、血糖値が上昇しており入院となった。入院中のMini-MentalStateExamination〈MMSE〉は22点であった。1か月の入院治療により血糖値は安定し退院が予定された。内服は朝1回となり、入院中に看護師が自己管理を指導したが、本人は内服したことを忘れてしまう状況であった。退院後の在宅療養生活に向けて要介護認定を申請し、要支援2と認定され、娘が週末に訪れることになった。保健師が立案するケアプランのサービス内容として優先度が高いのはどれか。
Q 203 : Aさん(80歳、女性)。1人暮らし。糖尿病で内服の自己管理をしながら自立して生活していた。半年前から認知機能が低下して、食べる回数が増え、内服を忘れることが多くなった。隣町に住む娘が同伴して医療機関を受診したところ、血糖値が上昇しており入院となった。入院中のMini-MentalStateExamination〈MMSE〉は22点であった。1か月の入院治療により血糖値は安定し退院が予定された。保健師は、この事例への支援を契機に、慢性疾患のために健康管理が必要な独居高齢者の実態に即して支援体制を見直す必要があると考え、自治会役員、民生委員、開業医、介護支援専門員など、地域の関係者を集めて会議を行うこととした。会議において最初に行う保健師の対応で適切なのはどれか。
Q 204 : Aさん(20歳、男性)。高校卒業後、就職したが職場の人間関係がうまくいかず退職して自宅にいる状態が1年半続いている。心配した母親(48歳)が保健所に来所した。保健所では精神保健相談を実施しており、管内にあるひきこもりの家族会やセルフヘルプグループを支援している。最初の面接で、Aさんの様子を尋ねると「普段は家にいて、何もせず、テレビを観るか、インターネットをして過ごしています。午後は図書館に通っています」と話した。母親への保健師の対応で正しいのはどれか。
Q 205 : Aさん(20歳、男性)。高校卒業後、就職したが職場の人間関係がうまくいかず退職して自宅にいる状態が1年半続いている。心配した母親(48歳)が保健所に来所した。保健所では精神保健相談を実施しており、管内にあるひきこもりの家族会やセルフヘルプグループを支援している。その後、Aさんは母親と精神科を受診したが精神疾患は否定された。Aさんは以前と変わらず夜遅くまでテレビを観るか、インターネットをしていると母親から連絡があった。現在のAさんに対する援助目標として優先度が高いのはどれか。
Q 206 : Aさん(20歳、男性)。高校卒業後、就職したが職場の人間関係がうまくいかず退職して自宅にいる状態が1年半続いている。心配した母親(48歳)が保健所に来所した。保健所では精神保健相談を実施しており、管内にあるひきこもりの家族会やセルフヘルプグループを支援している。最初の相談から3か月が経過し、Aさんは保健師に電話で、今後のことについて話すようになってきた。保健師の対応で優先度が高いのはどれか。
Q 207 : Aさん(70歳、男性)。1人暮らし。2か月前から軽い咳があったが放置していた。1週前から咳がひどくなり、倦怠感が出現したため病院を受診し入院した。Aさんは要支援2で週1回訪問介護を利用している。娘は夫と中学生と小学生の子どもの4人家族であり、車で30分の地区に住んでいる。Aさんは喀痰塗抹菌検査Gaffky〈ガフキー〉5号の肺結核と診断され、主治医から保健所に結核患者発生届が提出された。保健師の対応で最初に行うことはどれか。
Q 208 : Aさん(70歳、男性)。1人暮らし。2か月前から軽い咳があったが放置していた。1週前から咳がひどくなり、倦怠感が出現したため病院を受診し入院した。Aさんは要支援2で週1回訪問介護を利用している。娘は夫と中学生と小学生の子どもの4人家族であり、車で30分の地区に住んでいる。娘は週1回Aさん宅を訪ね2時間ほど一緒に過ごしていたが、接触者健康診断では異常はなかった。娘は「子どもたちは咳や熱の症状はありません。半年以上前から父とは会っていません」と言う。保健師の娘への対応で正しいのはどれか。
Q 209 : Aさん(70歳、男性)。1人暮らし。2か月前から軽い咳があったが放置していた。1週前から咳がひどくなり、倦怠感が出現したため病院を受診し入院した。Aさんは要支援2で週1回訪問介護を利用している。娘は夫と中学生と小学生の子どもの4人家族であり、車で30分の地区に住んでいる。入院中にDOTSカンファレンスが開かれ、Aさんは退院した。AさんのDOTSの実施について適切なのはどれか。
Q 210 : 保健師は、従業員600人のIT関連会社に勤務している。5月に実施した定期健康診断の問診では、肩こり、腰痛、目の疲れを訴える人が多かった。症状を訴えた従業員の業務内容を確認したところ、VDT作業に従事していることが分かった。保健師は職場巡視をすることにした。職場巡視における作業環境の観察項目で優先度が高いのはどれか。
Q 211 : 保健師は、従業員600人のIT関連会社に勤務している。5月に実施した定期健康診断の問診では、肩こり、腰痛、目の疲れを訴える人が多かった。症状を訴えた従業員の業務内容を確認したところ、VDT作業に従事していることが分かった。保健師は職場巡視をすることにした。職場巡視の結果、VDT作業における労働衛生管理のためのガイドラインが遵守されていないことが分かった。保健師が行う対応で適切なのはどれか。
Q 212 : 保健師は、従業員600人のIT関連会社に勤務している。5月に実施した定期健康診断の問診では、肩こり、腰痛、目の疲れを訴える人が多かった。症状を訴えた従業員の業務内容を確認したところ、VDT作業に従事していることが分かった。保健師は職場巡視をすることにした。その後、ガイドラインを踏まえて新たにVDT作業マニュアルが作成された。保健師は、このマニュアルを普及させるために研修会を企画した。最も効果が期待できる対象はどれか。
Q 213 : 保育所長から「昨日午後から今朝にかけて、園児100人中35人に嘔吐、下痢症状がある。本日も多くの園児、職員が同様の症状で欠席している」との連絡が入った。保健所は感染症と食中毒の両面から調査を開始した。初動時に保育所長に指導する内容として適切なのはどれか。
Q 214 : 保育所長から「昨日午後から今朝にかけて、園児100人中35人に嘔吐、下痢症状がある。本日も多くの園児、職員が同様の症状で欠席している」との連絡が入った。保健所は感染症と食中毒の両面から調査を開始した。保健師は調査した結果を分析することにした。適切なのはどれか。
Q 215 : 保育所長から「昨日午後から今朝にかけて、園児100人中35人に嘔吐、下痢症状がある。本日も多くの園児、職員が同様の症状で欠席している」との連絡が入った。保健所は感染症と食中毒の両面から調査を開始した。調査分析の結果から、食中毒の可能性は低く、ノロウイルスの施設内感染と推定された。保育所長から「対応について保護者から質問が多く寄せられているので、説明会を開いてほしい」と依頼された。患児がいる保護者への二次感染拡大防止の説明で正しいのはどれか。2つ選べ。
Q 216 : A市では大腸癌による死亡者数が増加する傾向がみられたため、その要因を分析し、対策を検討することにした。A 市と基準集団である県全体の50歳以上の男性の大腸癌死亡者数と年齢階級別人口を表に示す。A 市のこの年齢層における標準化死亡比〈SMR〉を求めよ。ただし、基準を1とし、小数点以下第3位を四捨五入すること。
Q 217 : A市では大腸癌による死亡者数が増加する傾向がみられたため、その要因を分析し、対策を検討することにした。A市では大腸がん検診の評価のために、B市のデータと比較した。A市とB市の男性の大腸がん検診の実施状況を表に示す。B市と比較して、A市が高いのはどれか。
Q 218 : A市では大腸癌による死亡者数が増加する傾向がみられたため、その要因を分析し、対策を検討することにした。B市のデータを参考に、大腸癌の発見を増やすためにA市の保健師が行う方法で最も有効なのはどれか。
Q 219 : 人口2万5千人、高齢化率28%のA町。今年度、健康増進計画策定後5年目を迎え、中間評価を行うことになった。保健師が各事業の評価を実施したところ、特定健康診査の受診率と特定保健指導の実施率が目標値を下回った。特定健康診査の受診率を向上するためにA町の保健師が重点的に働きかける対象者を検討したい。優先して分析するのはどれか。
Q 220 : 人口2万5千人、高齢化率28%のA町。今年度、健康増進計画策定後5年目を迎え、中間評価を行うことになった。保健師が各事業の評価を実施したところ、特定健康診査の受診率と特定保健指導の実施率が目標値を下回った。保健師は、さらに地区ごとに分析を行った。その結果、住民の多くが農業に従事しているB地区の受診率が特に低いことが分かった。B地区の受診率向上のための支援として最も効果的なのはどれか。
Q 221 : 日本の公衆衛生の歴史で最も新しいのはどれか。
Q 222 : 都道府県保健所が実施主体になる母子保健活動はどれか。
Q 223 : へルスプロモーションの活動として適切なのはどれか。
Q 224 : 4か月児健康診査における母親の相談内容で健康診査後に優先して家庭訪問をするのはどれか。
Q 225 : 18歳の母親。夫と新生児(出生時体重3,000g)との3人暮らし。3か月前に他の町から転入した。生後26日に新生児訪問を行った。母親は育児が大変で家事には手が回らないと訴えた。確認する事項として優先度が高いのはどれか。
Q 226 : 50歳の男性。自営業。特定健康診査の結果が身長175cm、体重85kg、腹囲93cm、血圧140/90mmHgであり、特定保健指導の対象となった。対象になった理由を説明した後の進め方の順で最も適切なのはどれか。A目標体重を本人と決める。B毎日の体重を測定・記録することを勧める。C体重が多い理由を本人と考える。
Q 227 : 32歳の男性。会社員。潰瘍性大腸炎。仕事をしながら療養することを希望している。保健指導として適切なのはどれか。
Q 228 : 30歳の女性。夫から日常的に暴力を振るわれ、打撲などの傷害を受けている。相談のために市保健センターに来所した。本人の同意を得て保健師が通報する施設はどれか。
Q 229 : 特別支援学校について正しいのはどれか。
Q 230 : 事業と歯科保健指導の組合せで正しいのはどれか。
Q 231 : A町B地区は町の中心部から車で30分離れており、町の出張所がある。町外から転入した夫婦と子ども1人で構成される世帯が増加している。乳幼児健康診査では、近所に育児に関して相談する人がいないという声が多く聞かれ、保健師は地域で取り組む課題と考えた。最初の取り組みとして適切なのはどれか。
Q 232 : 地域・職域連携推進事業ガイドラインに規定されている地域・職域連携推進協議会について正しいのはどれか。
Q 233 : 市町村保健師が把握した事例と連絡先の組合せで適切なのはどれか。
Q 234 : A町では閉じこもり傾向の高齢者が増加傾向にある。町内のB地区では、5年前から閉じこもり傾向の高齢者を対象にした交流会を月1回自治会主催で実施している。町保健師はB地区のような自治会主催の交流会を町内全地区で実施する必要があると考えている。保健師の活動として最も適切なのはどれか。
Q 235 : 在宅で人工呼吸器を装着している筋萎縮性側索硬化症(ALS)のAさんの要望を受けて、保健所が隣県への外出支援を行うことになった。Aさんにとって、人工呼吸器の装着後初めての外出である。保健師が最初に行うべきことはどれか。
Q 236 : 核燃料物質の取り扱い業務に従事する労働者への安全衛生管理で適切なのはどれか。
Q 237 : 訪問看護ステーションについて正しいのはどれか。
Q 238 : 災害発生後の初動体制における保健師活動で正しいのはどれか。
Q 239 : 健康増進法により健康増進計画の策定が義務づけられているのはどれか。
Q 240 : 厚生労働省の「平成22年人口動態統計」と警察庁の「平成22年中における自殺の概要」における自殺の現状で正しいのはどれか。
Q 241 : 都道府県保健所の役割について正しいのはどれか。
Q 242 : 生活保護の基本原理として正しいのはどれか。
Q 243 : インフルエンザの原因と発症との因果関係で正しいのはどれか。
Q 244 : A小学校で発生した感染症の発症状況を図に示す。感染源への曝露について最も考えられるのはどれか。
Q 245 : 共に正規分布すると仮定できる2つの連続変数X、Yについて散布図を描いた。標本数は300である。散布図は全体的に右上がりであり、特に外れ値はなかった。Pearson(ピアソン)の相関係数を計算したところ、r=0.60であった。「母相関係数は0である」とする帰無仮説を立て、統計学的検定を行ったところ、有意水準5%にて棄却された。XとYとの相関について適切なのはどれか。
Q 246 : 市の保健師が市内在住の成人の生活実態把握のために横断調査を行う。対象者の選定で適切なのはどれか。
Q 247 : 1歳6か月児健康診査において児の発達を確認するために適切な質問はどれか。
Q 248 : 28歳の女性。統合失調症。両親と3人で暮らしている。半年間入院し、退院後は自宅に閉じこもりがちで昼夜逆転の生活が続いている。生活リズムを整えるために勧める社会資源で適切なのはどれか。
Q 249 : 介護相談や会誌の発行をしている会員数60人の介護者の会。自主グループとして活動を始めて5年が経過した。会長は「今の活動でよいのか少し迷っている」と保健師に相談した。保健師がこれまでの活動をねぎらった後、最初に勧めるのはどれか。
Q 250 : 法律と施策の組合せで正しいのはどれか。
Q 251 : アスベスト曝露の肺がん罹患に対する寄与危険割合の算出のために十分な情報を持つ指標はどれか。
Q 252 : 正規分布について誤っているのはどれか。
Q 253 : Winslow(ウインスロー)による公衆衛生の定義について適切なのはどれか。2つ選べ。
Q 254 : 保健活動の安全管理の視点からの評価指標はどれか。2つ選べ。
Q 255 : Aさんは第1子の3歳児健康診査に来所した。表情が暗く、周囲の母親たちとの会話もない。児は母親のもとを離れ、他児と一緒に遊んでいる。個別相談でAさんは「子どもが言うことを聞かず、どう関わればいいか分からない。子どもがかわいいと思えなくてつらい」と言う。保健師はAさんの気持ちを受け止めた。保健師の対応で正しいのはどれか。2つ選べ。
Q 256 : 難病患者の医療費の自己負担を軽減するのはどれか。2つ選べ。
Q 257 : 地震発生後の避難所でインフルエンザが発生した。電気は復旧しているが、水道は復旧していない。保健師の対応で適切なのはどれか。2つ選べ。
Q 258 : 健康増進計画が根拠となる事業はどれか。2つ選べ
Q 259 : 学校で行う健康診断で正しいのはどれか。2つ選べ。
Q 260 : 高齢者の医療の確保に関する法律が根拠となる保健事業で正しいのはどれか。2つ選べ。
Q 261 : Aさん(73歳、女性)。1人暮らし。民生委員が定期的に行っている状況確認のためAさんを訪問したところ「最近気分がすぐれず、この1か月ほとんど外出していない。かかりつけ医に1か月に1度受診しているが、加療中の高血圧以外は、特に悪いところはないと言われている。買い物にも出かけたくない。人と話すのもおっくうに感じる。介護保険の利用は、今のところ考えていない」と話した。民生委員から、市保健センターの保健師にAさんについて情報提供があった。保健師が連携する機関として優先度が高いのはどれか。
Q 262 : Aさん(73歳、女性)。1人暮らし。民生委員が定期的に行っている状況確認のためAさんを訪問したところ「最近気分がすぐれず、この1か月ほとんど外出していない。かかりつけ医に1か月に1度受診しているが、加療中の高血圧以外は、特に悪いところはないと言われている。買い物にも出かけたくない。人と話すのもおっくうに感じる。介護保険の利用は、今のところ考えていない」と話した。その後、Aさんは要介護認定を申請したが非該当となり、介護予防サービスを受ける手続きをすることになった。このサービスを受けるために必要なのはどれか。
Q 263 : Aさん(73歳、女性)。1人暮らし。民生委員が定期的に行っている状況確認のためAさんを訪問したところ「最近気分がすぐれず、この1か月ほとんど外出していない。かかりつけ医に1か月に1度受診しているが、加療中の高血圧以外は、特に悪いところはないと言われている。買い物にも出かけたくない。人と話すのもおっくうに感じる。介護保険の利用は、今のところ考えていない」と話した。保健師は、Aさんのような高齢者が必要に応じて介護予防サービスを受けられるように、市の介護予防サービスの周知が必要と考えた。周知先として優先度が高いのはどれか。
Q 264 : A市は食育推進計画を策定することにした。現状把握のために、市民に対して食育に関するアンケート調査を行うことにした。調査項目は国が実施している調査と同じ項目を設定して、全国平均との比較によるA市の特徴を分析することにした。調査項目を参照すべき調査として適切なのはどれか。
Q 265 : A市は食育推進計画を策定することにした。市民アンケートの結果、子どもの野菜摂取不足が明らかになった。この課題を市民と共有して対策を検討するために、市民も含めた食育推進計画策定委員会を設置したい。策定委員会の構成員を依頼する対象として優先度が高いのはどれか。
Q 266 : A市は食育推進計画を策定することにした。策定委員会での検討を経て、5年間のA市食育推進計画を策定した。評価計画について適切なのはどれか。
Q 267 : Aさんは従業員500人のコンピュータ会社に勤務している。課長補佐に昇任してから、食欲がなく不眠状態が続いている。「課長に相談してみたが、もう少したてば仕事に慣れるから大丈夫と言われた。仕事に集中できず、頑張ろうとしても頑張れない。自分が頑張らないとだめなのに」と健康管理室の保健師に相談があった。保健師がAさんの状況を確認する事項として優先度が高いのはどれか。
Q 268 : Aさんは従業員500人のコンピュータ会社に勤務している。課長補佐に昇任してから、食欲がなく不眠状態が続いている。「課長に相談してみたが、もう少したてば仕事に慣れるから大丈夫と言われた。仕事に集中できず、頑張ろうとしても頑張れない。自分が頑張らないとだめなのに」と健康管理室の保健師に相談があった。Aさんは、うつ病と診断され2か月の休職となった。休職期間中の保健師の対応で適切なのはどれか。
Q 269 : Aさんは従業員500人のコンピュータ会社に勤務している。課長補佐に昇任してから、食欲がなく不眠状態が続いている。「課長に相談してみたが、もう少したてば仕事に慣れるから大丈夫と言われた。仕事に集中できず、頑張ろうとしても頑張れない。自分が頑張らないとだめなのに」と健康管理室の保健師に相談があった。保健師は、Aさんのような従業員が今後増えないように産業医と相談して対策を立てることにした。対策として優先度が高いのはどれか。
Q 270 : 児数100名、職員数20名の保育所。給食とおやつは1歳から5歳まで同じメニューで形状を変えている。0、1、2、3歳児の部屋は1階で、4、5歳児の部屋は2階で交流はない。職員は担任制であるが延長保育は交代で担当している。10月12日朝に、保育所から「昨日、3歳児クラスで午前に3名、午後に5名が嘔吐をした。児が嘔吐した際には、職員が手袋を用いないで吐物を拭き取り、その後アルコールで床を消毒した。今朝、9名の保護者から児が嘔吐と下痢のため欠席すると連絡があった。食中毒ではないか」と保健所に連絡があった。保健所が確認した発症状況を図に示す。保健所は、食中毒と感染症の両面から調査を行うことになった。実施する調査として正しいのはどれか。2つ選べ。
Q 271 : 児数100名、職員数20名の保育所。給食とおやつは1歳から5歳まで同じメニューで形状を変えている。0、1、2、3歳児の部屋は1階で、4、5歳児の部屋は2階で交流はない。職員は担任制であるが延長保育は交代で担当している。10月12日朝に、保育所から「昨日、3歳児クラスで午前に3名、午後に5名が嘔吐をした。児が嘔吐した際には、職員が手袋を用いないで吐物を拭き取り、その後アルコールで床を消毒した。今朝、9名の保護者から児が嘔吐と下痢のため欠席すると連絡があった。食中毒ではないか」と保健所に連絡があった。保健所が確認した発症状況を図に示す。調査の結果、原因病原体はノロウイルスと判明し、10月9日の発症者を初発患者とする集団感染と推定された。保健所では保育所職員を対象に、集団感染の再発予防の健康教育を行うことにした。教育内容で正しいのはどれか。2つ選べ。
Q 272 : 児数100名、職員数20名の保育所。給食とおやつは1歳から5歳まで同じメニューで形状を変えている。0、1、2、3歳児の部屋は1階で、4、5歳児の部屋は2階で交流はない。職員は担任制であるが延長保育は交代で担当している。10月12日朝に、保育所から「昨日、3歳児クラスで午前に3名、午後に5名が嘔吐をした。児が嘔吐した際には、職員が手袋を用いないで吐物を拭き取り、その後アルコールで床を消毒した。今朝、9名の保護者から児が嘔吐と下痢のため欠席すると連絡があった。食中毒ではないか」と保健所に連絡があった。保健所が確認した発症状況を図に示す。その後、管内の他の保育所でも同様にノロウイルス集団感染の事例が連続して発生した。保健所では地域への感染症予防対策を強化することにした。保健所の対策として適切なのはどれか。2つ選べ。
Q 273 : 運動習慣の死亡率に対する影響の調査のために1万人のコホート研究を行った。調査では、年齢や食習慣、経済状況など参加者の基礎的背景も併せて調査した。10年間追跡した結果を表に示す。運動習慣があることに対して、運動習慣がないことの死亡に関する寄与危険はどれか。
Q 274 : 運動習慣の死亡率に対する影響の調査のために1万人のコホート研究を行った。調査では、年齢や食習慣、経済状況など参加者の基礎的背景も併せて調査した。10年間追跡した結果を表に示す。研究の解析段階で、参加者の基礎的背景を補正することにした。補正の方法として適切なのはどれか。2つ選べ。
Q 275 : 運動習慣の死亡率に対する影響の調査のために1万人のコホート研究を行った。調査では、年齢や食習慣、経済状況など参加者の基礎的背景も併せて調査した。10年間追跡した結果を表に示す。参加者の基礎的背景を補正したところ、結果に大きな違いはなく、有意であった。この結果から「運動すれば長生きできる」とするのは誤りである。誤りとする理由はどれか。
Q 276 : A町の胃がん検診精密検査の受診率を上げるための対応で最も適切なのはどれか。
Q 277 : A市保健センターで実施する1歳6か月児健康診査に、外国人の両親が男児を連れて来所した。両親とも片言の日本語しか話せなかった。男児の発育は順調だが、母子健康手帳の予防接種の記録欄はすべて空白であった。この親に必要な社会資源で優先度が高いのはどれか。
Q 278 : 39歳の女性。「定期健康診断の結果に、BMI32、減量するようにと書かれていた。今まで運動しても続かなかった。この機会に再度運動に取り組みたい。どうしたらいいか」と市の健康相談に来所した。保健師の支援で最も適切なのはどれか。
Q 279 : 第1子の低出生体重児。生後6日、2,400gで退院した。生後20日に家庭訪問した。児の体重は3,000g。母親は、「この子はよく泣くし、母乳が足りているのか不安です」と言う。保健師の対応で最も適切なのはどれか。
Q 280 : 中学生を対象にした喫煙防止教室で適切なのはどれか。
Q 281 : 日本の在宅生活をしている高齢者の虐待の傾向はどれか。
Q 282 : 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律に規定されている精神障害者の入院形態とその説明の組合せで正しいのはどれか。
Q 283 : 最近、転入してきたDown(ダウン)症候群と診断された児の母親から相談があった。母親は「子どもは小児科に通院しており、主治医からは順調に成長していると聞いているが、今後の育児のイメージがわかない」と話した。現時点で保健師が母親に紹介するのに最も適切なのはどれか。
Q 284 : 84歳の女性。認知症。1人暮らし。日常生活自立度判定基準ランクIIa、要支援2。身寄りはなく公営住宅の2階に住んでいる。民生委員から最近、金銭管理が困難になってきたようだと保健師に相談があった。利用を勧めるサービスとして適切なのはどれか。
Q 285 : 歯周病の予防として正しいのはどれか。
Q 286 : A市では近年、肥満傾向の住民が増加しているため、週1回3か月間の肥満予防教室を実施した。プロセス評価の項目として適切なのはどれか。
Q 287 : 特定保健指導の事業評価を行うにあたって必要な項目はどれか。
Q 288 : 市町村保健センターの予算編成で正しいのはどれか。
Q 289 : A市では総合的な障害者地域生活支援システムを構築するため、関係者による連絡会議を定期的に開催することにした。A市にはNPO法人(特定非営利活動法人)等の障害者を支援する団体が複数あるが、公的なネットワークは形成されていない。初回の会議の議題として優先度が高いのはどれか。
Q 290 : 中学校の剣道部での熱中症の発生と予防について正しいのはどれか。
Q 291 : 従業員5,000人の企業に勤務する保健師。うつ病に対するポピュレーションアプローチを計画した。適切なのはどれか。
Q 292 : 介護保険について正しいのはどれか。
Q 293 : がん対策推進基本計画の目標項目で正しいのはどれか。
Q 294 : 労働衛生管理の三管理でないのはどれか。
Q 295 : 難病対策について正しいのはどれか。
Q 296 : 陽性反応的中度が上昇する理由として適切なのはどれか。
Q 297 : 日本の結核対策で正しいのはどれか。
Q 298 : A市の2地区でデータを取った。各項目について2地区間に差があるかどうかを統計学的に検定する。t検定が適している項目はどれか。
Q 299 : 人口動態統計の情報を用いて算出する指標はどれか。
Q 300 : 公害健康被害の補償等に関する法律によって、第二種地域が指定された。その汚染原因はどれか。
Q 301 : 介護予防を推進する住民ボランティアを県内市町村で養成することになった。県庁介護予防担当課の保健師が市町村を介して、養成講座の実施を依頼するのはどれか。
Q 302 : 医療計画で正しいのはどれか。
Q 303 : 二次予防の行動はどれか。2つ選べ。
Q 304 : 平成12年(2000年)に国連ミレニアム宣言に基づき取りまとめられたミレニアム開発目標(MDGs)に含まれるのはどれか。2つ選べ。
Q 305 : 住民を対象にウォーキング教室を月2回の3か月コースで開催する。コース終了3か月後に行う教室参加者への影響評価で、指標として適切なのはどれか。2つ選べ。
Q 306 : 養護教諭の職務として正しいのはどれか。2つ選べ。
Q 307 : 人口7万人、高齢化率30%の市。地震により市の大半が被災し、1か月が経過した。保健師による全戸訪問から、在宅の高齢者の中に褥瘡ができるなど状態が悪化している人がいることが分かった。今後、状態が悪化している在宅の要介護高齢者の症状を改善するために、市保健師が行うことで適切なのはどれか。2つ選べ。
Q 308 : 公衆衛生行政について正しいのはどれか。2つ選べ。
Q 309 : 保健統計調査について正しいのはどれか。2つ選べ。
Q 310 : 人口122万人の市。1年間の結核新登録者数は183人、年末の活動性結核患者数は159人、年末の結核総登録患者数は549人であった。年間の結核罹患率(人口10万人対)を求めよ。ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第1位を四捨五入すること。
Q 311 : Aさん(85歳、男性)。肺癌の終末期である。病院から車で1時間かかる自宅への退院を希望しており、病院の地域連携室から保健所保健師に相談が入った。Aさんは軽度の呼吸困難と骨転移による激しい痛みとがあったが、現在は薬物による疼痛コントロールができている。子どもはなく、妻(80歳)と2人暮らしをしていた。保健師は、Aさんと妻が在宅での看取りを希望していることを確認した。疼痛コントロールを退院後も継続するために、最初に調整する機関はどれか。
Q 312 : Aさん(85歳、男性)。肺癌の終末期である。病院から車で1時間かかる自宅への退院を希望しており、病院の地域連携室から保健所保健師に相談が入った。Aさんは軽度の呼吸困難と骨転移による激しい痛みとがあったが、現在は薬物による疼痛コントロールができている。子どもはなく、妻(80歳)と2人暮らしをしていた。Aさんと妻は病院の主治医から在宅での療養生活についての説明を受けてから退院し、医師、看護師、薬剤師の在宅ケアチームによるケアが24時間体制で開始された。2週後に保健師は妻に電話をして様子を聞いた。妻は「時々、本人は自覚していないけど呼吸が苦しそうで心配です」と話した。妻への説明で適切なのはどれか。
Q 313 : Aさん(85歳、男性)。肺癌の終末期である。病院から車で1時間かかる自宅への退院を希望しており、病院の地域連携室から保健所保健師に相談が入った。Aさんは軽度の呼吸困難と骨転移による激しい痛みとがあったが、現在は薬物による疼痛コントロールができている。子どもはなく、妻(80歳)と2人暮らしをしていた。Aさんは家族や近所の友人に看取られて亡くなった。保健所ではAさんの事例をもとに、在宅ターミナルケアの体制整備を図るため推進会議を開催することにした。推進会議の初回の議題で最も優先すべきなのはどれか。
Q 314 : Aさん(56歳、女性)。48歳のときに多系統萎縮症と診断された。現在、歩行困難となり、車椅子で移動している。構音障害と排尿障害とがあり、膀胱留置カテーテルを留置している。隣市の専門医療機関に月1回通院している。要介護4で、通所介護サービスを週2回利用している。61歳の夫(無職)と2人暮らし。市内に長女(26歳)が1人暮らしをしているが、仕事が多忙のため、Aさんの介護は夫が中心に担っている。夫は糖尿病で半年くらい前から血糖コントロールが不良である。夫は血糖のコントロールのために入院を勧められている。夫の入院中にAさんが利用する事業で適切なのはどれか。
Q 315 : Aさん(56歳、女性)。48歳のときに多系統萎縮症と診断された。現在、歩行困難となり、車椅子で移動している。構音障害と排尿障害とがあり、膀胱留置カテーテルを留置している。隣市の専門医療機関に月1回通院している。要介護4で、通所介護サービスを週2回利用している。61歳の夫(無職)と2人暮らし。市内に長女(26歳)が1人暮らしをしているが、仕事が多忙のため、Aさんの介護は夫が中心に担っている。夫は糖尿病で半年くらい前から血糖コントロールが不良である。夫は入院し、インスリンの自己注射が開始された。退院後もAさんの介護をしている。翌年、Aさんの特定疾患医療費助成の更新申請に保健所に来所した。Aさんは、症状が進行したために、2週前から専門医療機関に入院し、呼吸管理のため気管切開をして吸引が頻回に必要な状況であるという。夫婦ともに在宅療養を望んでおり、夫はAさんの退院に向け、吸引の練習をしている。訪問サービスの利用について意向を確認すると、夫は「自宅に他人が入ると疲れるから利用は考えていない」と言う。夫への対応で適切なのはどれか。
Q 316 : 人口20万人のA市。保健センターの保健師は、潰瘍性大腸炎の患者を対象にした勉強会を企画した。市民病院の専門外来を中心に広報したところ、15人の申し込みがあった。勉強会の内容は、前半の1時間は市民病院の専門医による疾患の特徴、診断や治療法などについての講義、後半の1時間は保健師によるセルフケア能力の向上のためのグループワークとした。グループワークで最も学習効果の高い方法はどれか。
Q 317 : 人口20万人のA市。保健センターの保健師は、潰瘍性大腸炎の患者を対象にした勉強会を企画した。市民病院の専門外来を中心に広報したところ、15人の申し込みがあった。勉強会の内容は、前半の1時間は市民病院の専門医による疾患の特徴、診断や治療法などについての講義、後半の1時間は保健師によるセルフケア能力の向上のためのグループワークとした。勉強会の後、IT企業に勤める参加者のBさん(30歳)から、同じ病気で悩んでいる人と情報共有や交流をしたいという希望があった。保健師は、Bさんに患者会の立ち上げを勧めることにした。この時期の保健師からの提案で最も適切なのはどれか。
Q 318 : 人口20万人のA市。保健センターの保健師は、潰瘍性大腸炎の患者を対象にした勉強会を企画した。市民病院の専門外来を中心に広報したところ、15人の申し込みがあった。勉強会の内容は、前半の1時間は市民病院の専門医による疾患の特徴、診断や治療法などについての講義、後半の1時間は保健師によるセルフケア能力の向上のためのグループワークとした。約2年間、患者会は順調に運営された。3年目になって、会の活動への参加者は少なくなり、会費収入が減少して赤字になった。世話人代表のBさんは、1人で会の存続を目指して運営の工夫を行ってきたが、なかなかうまくいかないと保健師に相談に来た。保健師は「大変でしたね」と苦労をねぎらった。次に行う助言として最も適切なのはどれか。
Q 319 : Aさん(33歳、女性)。3歳6か月の長男と9か月の双子を育てている。長男はこれまでの健康診査で、異常は認められず順調に成長している。双子は在胎38週で生まれ、1人は出生体重2,600g、現在はいはいしている。もう1人は出生体重2,200g、3日前に1人座りができるようになった。2人とも体重増加は順調である。Aさんは長男の3歳児健康診査に来所した。「離乳食も夫のお弁当も手作りしたいし、長男は家中におもちゃを散らかすし、毎日追われた感じで疲れます。長男に再び夜尿がみられるようになったり、双子の1人はなかなかお座りしなかったり気がかりです」と話す。保健師の対応で最も適切なのはどれか。
Q 320 : Aさん(33歳、女性)。3歳6か月の長男と9か月の双子を育てている。長男はこれまでの健康診査で、異常は認められず順調に成長している。双子は在胎38週で生まれ、1人は出生体重2,600g、現在はいはいしている。もう1人は出生体重2,200g、3日前に1人座りができるようになった。2人とも体重増加は順調である。半年後、Aさんから「長男が幼稚園に入園し、子育ての大変な時期を乗り越えることができた。自分の経験を子育て中の人に伝えたい」と相談があった。保健師は、子育ての仲間づくりを目的に「ふたご子育ての集い」を企画し、Aさんを含め3人から申し込みがあった。集いの初日の保健師の対応で最も適切なのはどれか。
Q 321 : Aさん(33歳、女性)。3歳6か月の長男と9か月の双子を育てている。長男はこれまでの健康診査で、異常は認められず順調に成長している。双子は在胎38週で生まれ、1人は出生体重2,600g、現在はいはいしている。もう1人は出生体重2,200g、3日前に1人座りができるようになった。2人とも体重増加は順調である。この後半年、集いは順調に実施されている。保健師は自主的なグループ運営ができるよう「他の機関にも協力してもらいましょう」とグループに助言した。協力を求める機関として適切なのはどれか。
Q 322 : Aさん(40歳、女性)。特定健康診査の結果は、身長155cm、体重70kg、BMI29、腹囲90cm、血圧136/80mmHg、中性脂肪160mg/dl、HDLコレステロール38mg/dl、空腹時血糖95mg/dl、喫煙なしであった。積極的支援レベルに該当したため、保健指導の利用を勧めたところ「運動も嫌いだし、食事も変えたくない。少し太っているかもしれないけれどどこも悪くない」と言っていたが、保健師の働きかけで初回面接の約束ができた。初回面接ではAさんの思いを受け止めながら生活を振り返った。併せて行う対応で最も適切なのはどれか。
Q 323 : Aさん(40歳、女性)。特定健康診査の結果は、身長155cm、体重70kg、BMI29、腹囲90cm、血圧136/80mmHg、中性脂肪160mg/dl、HDLコレステロール38mg/dl、空腹時血糖95mg/dl、喫煙なしであった。積極的支援レベルに該当したため、保健指導の利用を勧めたところ「運動も嫌いだし、食事も変えたくない。少し太っているかもしれないけれどどこも悪くない」と言っていたが、保健師の働きかけで初回面接の約束ができた。面接で、Aさんから「1か月に1kgの体重減少を目標に、食事と運動の改善に取り組んでみたい」という発言が聞かれ、主食の量と間食を減らして毎日20分歩くことにした。初回面接から2週後に電話連絡したところ、Aさんは「ご飯を減らして間食もしないように気をつけているが、運動は3日しか続かなかった。体重も全然減らない。やっぱり私はだめなのだろうか」と話した。保健師の最初の対応として最も適切なのはどれか。
Q 324 : Aさん(40歳、女性)。特定健康診査の結果は、身長155cm、体重70kg、BMI29、腹囲90cm、血圧136/80mmHg、中性脂肪160mg/dl、HDLコレステロール38mg/dl、空腹時血糖95mg/dl、喫煙なしであった。積極的支援レベルに該当したため、保健指導の利用を勧めたところ「運動も嫌いだし、食事も変えたくない。少し太っているかもしれないけれどどこも悪くない」と言っていたが、保健師の働きかけで初回面接の約束ができた。6か月後の最終評価面接では、体重65kg、腹囲85cmであり、Aさんは「何度も挫折しそうになったが、保健師さんに励まされてなんとか続けられた」と話した。Aさんは、翌年の特定健康診査を受診し、身長155cm、体重67kg、BMI28、腹囲86cm、血圧134/80mmHg、中性脂肪146mg/dl、HDLコレステロール45mg/dl、空腹時血糖90mg/dlという結果であった。Aさんへの今後の対応として適切なのはどれか。
Q 325 : 人口12万人、高齢化率23%のA市。要介護者が増加傾向にある。国内で発生した震災を機に1人暮らしの高齢者から市役所に災害時の対応について相談が寄せられた。市は地域福祉計画の中に、災害時の1人暮らし高齢者への対策を盛り込むことを予定している。A市は、すでに氏名、住所、生年月日の記載された1人暮らし高齢者のリストを保持している。今後、災害発生直後の対応のために収集する情報はどれか。2つ選べ。
Q 326 : 人口12万人、高齢化率23%のA市。要介護者が増加傾向にある。国内で発生した震災を機に1人暮らしの高齢者から市役所に災害時の対応について相談が寄せられた。市は地域福祉計画の中に、災害時の1人暮らし高齢者への対策を盛り込むことを予定している。さらにニーズ把握のための聞き取り調査も実施することになった。この調査の実施対象として優先度の高いのはどれか。
Q 327 : 人口12万人、高齢化率23%のA市。要介護者が増加傾向にある。国内で発生した震災を機に1人暮らしの高齢者から市役所に災害時の対応について相談が寄せられた。市は地域福祉計画の中に、災害時の1人暮らし高齢者への対策を盛り込むことを予定している。地域福祉計画が立案され、災害時の要援護者対策として、地域での1人暮らし高齢者の見守り体制を強化することにした。保健師の活動で適切なのはどれか。
Q 328 : 保健所に市内の介護老人保健施設から「本日20時ころから、下痢、嘔吐の症状がある入所者が多数いる。職員も数名が発症している」と22時に通報があった。保健所は食中毒を疑い、直ちに調査に入った。昼食を検食した職員4名も腹痛、下痢の症状があり、夕食前に退所した者からも発症者が出たため、当日の昼食について喫食調査を行った。昼食の喫食状況と発症状況を表に示す。原因として最も疑わしいメニューはどれか。
Q 329 : 保健所に市内の介護老人保健施設から「本日20時ころから、下痢、嘔吐の症状がある入所者が多数いる。職員も数名が発症している」と22時に通報があった。保健所は食中毒を疑い、直ちに調査に入った。10人の発症者の便からウェルシュ菌が検出されたので、食中毒と判断された。考えられるのはどれか。
Q 330 : 保健所に市内の介護老人保健施設から「本日20時ころから、下痢、嘔吐の症状がある入所者が多数いる。職員も数名が発症している」と22時に通報があった。保健所は食中毒を疑い、直ちに調査に入った。この施設への保健所の対応で適切なのはどれか。
Q 331 : 市では新しい健康づくり計画とその事業経過とをホームページに掲載している。この活動の目的はどれか。
Q 332 : 認知症高齢者を介護する家族の問題対処能力をアセスメントするにあたって収集する情報で適切でないのはどれか。
Q 333 : 保健所の保健師はエイズ予防週間に合わせて、大学の学園祭で若者を対象にヒト免疫不全ウイルス
感染症および性感染症
に関する健康教育を行うことにした。対象者が予防行動をとることを目標に設定し、実施する方法として最も適切なのはどれか。
Q 334 : 市町村による新生児の訪問指導について正しいのはどれか。
Q 335 : 在宅ケアにおける高齢者のケアマネジメントに関する説明で正しいのはどれか。
Q 336 : がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針における子宮頸がん検診について正しいのはどれか。
Q 337 : 市町村における保健事業計画の策定で適切でないのはどれか。
Q 338 : 市では健康増進計画を策定する委員会のメンバーを一般から公募することにした。
Q 339 : 地域で難病患者の在宅ケアを支援するボランティアを育成するための研修内容として適切でないのはどれか。
Q 340 : 平成23年(2011年)の患者調査における精神及び行動の障害に関する動向について正しいのはどれか。
Q 341 : 障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律について正しいのはどれか。
Q 342 : 養護教諭が勤務する小学校で、ソーシャルネットワーキングサービス
の利用に関する調査を行った。その結果、小学校5年生でソーシャルネットワーキングサービス
の利用経験がある児童が6割を占め、夜12時以降も利用している児童が半数を占めることが明らかになった。そこで、保護者の意識を高め、児童の生活リズムを整えるための対策を講じることになり、保健だよりを配布して保護者に調査結果の報告を行った。次に養護教諭が行う活動で優先度が高いのはどれか。
Q 343 : 労働安全衛生法に基づく産業保健について正しいのはどれか。
Q 344 : 平成25年度(2013年度)の福祉行政報告例における児童虐待相談対応件数について正しいのはどれか。
Q 345 : 災害時の医療体制で正しいのはどれか。
Q 346 : 新任期から担う看護管理で正しいのはどれか。
Q 347 : 疫学研究に関する記述で正しいのはどれか。
Q 348 : 地域がん登録で正しいのはどれか。
Q 349 : 老年化指数はどれか。
Q 350 : 国連児童基金
について正しいのはどれか。
Q 351 : プライマリヘルスケアの4原則として正しいのはどれか。
Q 352 : 地域包括支援センターについて正しいのはどれか。
Q 353 : 19世紀のイギリスにおいて公衆衛生法の成立に寄与した人物はどれか。
Q 354 : 学校保健統計調査から得られるのはどれか。
Q 355 : 市町村保健センターで正しいのはどれか。
Q 356 : 平成25年(2013年)の地域における保健師の保健活動に関する基本的な指針における記載事項でないのはどれか。
Q 357 : A県は、県内のB市で起きた震度7の地震による発災直後からB市にA県の保健師を派遣し、継続した支援を行っている。災害後2か月が経ち、避難住民の半数以上は仮設住宅への移住が進んでいる。B市の職員は自ら被災しながらも発災直後から休みなく働いている。このときのA県の保健師の対応で適切なのはどれか。2つ選べ。
Q 358 : 地域保健対策の推進に関する基本的な指針について正しいのはどれか。2つ選べ。
Q 359 : ヘルスプロモーションの理念に基づく保健師の活動はどれか。2つ選べ。
Q 360 : 日本の平成37年(2025年)の推計について正しいのはどれか。2つ選べ。
Q 361 : 健康格差の社会的決定要因となるのはどれか。2つ選べ。
Q 362 : 1,000世帯の新興住宅地を担当する保健師は、担当地区内の乳幼児をもつ母親15人から子育て支援グループを作りたいと相談を受けた。このグループへの支援で適切なのはどれか。2つ選べ。
Q 363 : 民生委員について正しいのはどれか。2つ選べ。
Q 364 : A市のB地区では、認知症高齢者の徘徊に困っている家族が多いことが分かり、保健師はB地区の自治会と協働し、地域における認知症高齢者の見守り体制を構築することになった。見守り体制の構成メンバーとして適切なのはどれか。2つ選べ。
Q 365 : Aさん(28歳、初産婦)。里帰り中に他県にあるB周産期母子医療センターで、妊娠28週0日に体重978gの男児を出産した。生後3か月、児は体重2,400gでGCUから自宅に退院した。地区担当保健師はGCUの看護師から情報提供を受け、Aさんに連絡した上で、退院の1週後に家庭訪問を行った。Aさんの表情はやや暗い様子で「未熟児だったので、体重が増えているのか心配です。風邪をひかせないように外には連れて行っていません」と話した。訪問時の児の体重は2,540gであった。このときのAさんへの対応で適切なのはどれか。2つ選べ。
Q 366 : 精神障害者保健福祉手帳について正しいのはどれか。2つ選べ。
Q 367 : 災害救助法で定められているのはどれか。2つ選べ。
Q 368 : 直接法による年齢調整死亡率の特徴はどれか。2つ選べ。
Q 369 : 割合の差の検定について正しいのはどれか。2つ選べ。
Q 370 : 疾病Aの新しいスクリーニング検査の性能を評価するために、疾病Aの患者100人と疾病Aでない者100人に対して検査を実施した。疾病Aの患者のうち60人と、疾病Aでない者のうち10人とが検査の結果陽性であった。特異度を求めよ。ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第1位を四捨五入すること。
Q 371 : Aさん(27歳、女性)。両親との3人暮らし。大学受験に失敗し、浪人していたときに幻覚と妄想とが出現し、統合失調症と診断され、3か月間精神科病院に入院したことがある。Aさんは半年前から受診を中断し、ぶつぶつ独り言を言うようになったため、母親が受診を勧めたがAさんは拒否している。対応に困った母親から保健所の保健師に相談の電話があった。このときの母親への対応で最も適切なのはどれか。
Q 372 : Aさん(27歳、女性)。両親との3人暮らし。大学受験に失敗し、浪人していたときに幻覚と妄想とが出現し、統合失調症と診断され、3か月間精神科病院に入院したことがある。Aさんは半年前から受診を中断し、ぶつぶつ独り言を言うようになったため、母親が受診を勧めたがAさんは拒否している。対応に困った母親から保健所の保健師に相談の電話があった。1か月後、「Aは受診を再開しましたが、予約した外来日に受診せず、内服も不規則のようです」と母親から保健師に電話で相談があった。母親に確認する内容で優先度が高いのはどれか。
Q 373 : Aさん(27歳、女性)。両親との3人暮らし。大学受験に失敗し、浪人していたときに幻覚と妄想とが出現し、統合失調症と診断され、3か月間精神科病院に入院したことがある。Aさんは半年前から受診を中断し、ぶつぶつ独り言を言うようになったため、母親が受診を勧めたがAさんは拒否している。対応に困った母親から保健所の保健師に相談の電話があった。その後、定期的な受診が継続できるようになり、保健師に対しAさんから「母親からは体調が良いなら働いたらどうかと言われ、イライラするので家にいたくない」と相談があった。Aさんに紹介するサービスで適切なのはどれか。
Q 374 : 人口2万人のA町。A町のB地区には新たに新幹線の駅ができ、300戸の温泉付のマンションが建設された。マンションの入居者の平均年齢は67.2歳で、都市部の会社を定年退職した者が多い。ほぼ全戸に入居が済んだことで、A町全体の老年人口割合が増加した。B地区の健康課題を明らかにするために情報を収集する対象で優先度が高いのはどれか。
Q 375 : 人口2万人のA町。A町のB地区には新たに新幹線の駅ができ、300戸の温泉付のマンションが建設された。マンションの入居者の平均年齢は67.2歳で、都市部の会社を定年退職した者が多い。ほぼ全戸に入居が済んだことで、A町全体の老年人口割合が増加した。保健師はB地区のマンションの入居者の世代や背景が似ていることに着目し、生活状況や健康に対する考え方などの質的なデータを得たいと考えた。把握する方法として最も適切なのはどれか。
Q 376 : 人口2万人のA町。A町のB地区には新たに新幹線の駅ができ、300戸の温泉付のマンションが建設された。マンションの入居者の平均年齢は67.2歳で、都市部の会社を定年退職した者が多い。ほぼ全戸に入居が済んだことで、A町全体の老年人口割合が増加した。調査の結果、B地区のマンション入居者からは「定年退職後、趣味がないので外出する機会が少なくなった」、「マンションに入居してから外部との交流が減った」、「最近体力が落ちてきたと感じる」、「自分に合った健康づくりをしたい」との意見が多かった。保健師はB地区の住民の健康増進のために住民同士の交流を促すことにした。保健師の活動で最も適切なのはどれか。
Q 377 : 人口9万人、高齢化率28%のA市。介護保険の認定を受ける高齢者は増加傾向にある。市では介護における悩みを共有して、介護者の介護負担感を軽減することを目標に介護者の会を開催している。市内は10の地区に分かれ、各地区に集会所がある。月に1回、各集会所において保健師が運営し、毎回30人程度が参加している。介護者の会の目標達成状況を評価するための指標として適切なのはどれか。2つ選べ。
Q 378 : 人口9万人、高齢化率28%のA市。介護保険の認定を受ける高齢者は増加傾向にある。市では介護における悩みを共有して、介護者の介護負担感を軽減することを目標に介護者の会を開催している。市内は10の地区に分かれ、各地区に集会所がある。月に1回、各集会所において保健師が運営し、毎回30人程度が参加している。保健師は、A市における今後の介護者の支援方法について検討するために、介護者の負担を把握する目的で要介護認定者がいる世帯への調査を実施することにした。介護に要する時間のほか、把握する項目として優先度が高いのはどれか。
Q 379 : 人口9万人、高齢化率28%のA市。介護保険の認定を受ける高齢者は増加傾向にある。市では介護における悩みを共有して、介護者の介護負担感を軽減することを目標に介護者の会を開催している。市内は10の地区に分かれ、各地区に集会所がある。月に1回、各集会所において保健師が運営し、毎回30人程度が参加している。調査の結果、A市内の社会資源サービスの利用が有効に活用できていないこと、介護者が高齢者であること、負担感のうち身体への負担が多くを占めることなどが分かった。保健師は介護者への支援を充実させたいと考えた。A市における介護者への支援で優先されるのはどれか。
Q 380 : Aさん(35歳、女性、専業主婦)。夫(38歳)と幼稚園に通園する2人の子どもとの4人暮らし。Aさんは4か月前から咳が出現し診療所を受診したが、喘息と診断され経過をみていた。咳がひどくなったため病院を受診したところ、胸部エックス線写真で空洞性病変があり、喀痰塗抹陽性、結核菌PCR陽性が判明し、結核病床に入院した。診断した医師から保健所に結核発生の届出があった。保健所の保健師の初動対応として適切なのはどれか。2つ選べ。
Q 381 : Aさん(35歳、女性、専業主婦)。夫(38歳)と幼稚園に通園する2人の子どもとの4人暮らし。Aさんは4か月前から咳が出現し診療所を受診したが、喘息と診断され経過をみていた。咳がひどくなったため病院を受診したところ、胸部エックス線写真で空洞性病変があり、喀痰塗抹陽性、結核菌PCR陽性が判明し、結核病床に入院した。診断した医師から保健所に結核発生の届出があった。Aさんは、幼稚園に子どもを毎日送り迎えしていた。保健所の保健師は幼稚園の関係者に対して接触者健康診断を企画した。幼稚園に出向いて収集する情報で優先度が低いのはどれか。
Q 382 : Aさん(35歳、女性、専業主婦)。夫(38歳)と幼稚園に通園する2人の子どもとの4人暮らし。Aさんは4か月前から咳が出現し診療所を受診したが、喘息と診断され経過をみていた。咳がひどくなったため病院を受診したところ、胸部エックス線写真で空洞性病変があり、喀痰塗抹陽性、結核菌PCR陽性が判明し、結核病床に入院した。診断した医師から保健所に結核発生の届出があった。接触者健康診断の結果、Aさんの夫と幼稚園教諭の1人とが喀痰塗抹陰性の結核であり、Aさんの子どものうちの1人と幼稚園児の3人とが潜在性結核感染症であった。このときの結核の治療支援について正しいのはどれか。
Q 383 : 人口50万人のA市。A市総合計画の母子保健分野について「児童虐待やいじめのない、母と子どもの笑顔があふれる街A市」を目標としている。A市では、保健師が中心となって母子保健計画を新たに策定することとなった。平成25年(2013年)のA市の人口動態統計および母子保健に関する主な状況を表に示す。A市の特徴として正しいのはどれか。
Q 384 : 人口50万人のA市。A市総合計画の母子保健分野について「児童虐待やいじめのない、母と子どもの笑顔があふれる街A市」を目標としている。A市では、保健師が中心となって母子保健計画を新たに策定することとなった。平成25年(2013年)のA市の人口動態統計および母子保健に関する主な状況を表に示す。A市の母子保健計画において取り組むべき重点課題はどれか。2つ選べ。
Q 385 : 人口50万人のA市。A市総合計画の母子保健分野について「児童虐待やいじめのない、母と子どもの笑顔があふれる街A市」を目標としている。A市では、保健師が中心となって母子保健計画を新たに策定することとなった。平成25年(2013年)のA市の人口動態統計および母子保健に関する主な状況を表に示す。A市の母子保健計画の指標と目標とを設定し、達成のための具体的な取り組み及び事業の進捗状況の把握・評価を行うために、母子保健計画推進会議を開催することとした。母子保健計画推進会議について適切なのはどれか。
Q 386 : 従業員数1,500人の部品製造工場。製造部門ごとに責任者が置かれている。定期健康診断の問診の結果、腰痛の訴えが多い部門があった。この健康課題に予防的な取り組みをするために優先して働きかける対象はどれか。
Q 387 : 市では自立している独居高齢者の孤立死が続いたため、独居高齢者に対する活動を検討したいと考えている。自立している独居高齢者の調査をした結果、孤立死は他人事ではなく不安を感じるが、プライバシーには踏み込まれたくないという者が多いことが明らかになった。孤立死を予防するための保健師の活動として適切なのはどれか。
Q 388 : 社会福祉における相互援助の概念と具体的な内容との組合せで適切なのはどれか。
Q 389 : 家族のライフサイクル段階とその発達課題との組合せで正しいのはどれか。
Q 390 : Aさん(50歳、男性)。仕事のストレスからうつ状態になり会社に出勤できなくなった。妻は精神的に不安定になり、息子は母親を心配して不登校となった。相互に影響し合うAさん家族の状況を理解するために最も適切な理論はどれか。
Q 391 : Aさん(30歳、男性)。Aさんの職場では、保健師による健康相談を定期的に実施しており、Aさんは「妻が妊娠したことをきっかけに禁煙しようと決めたが、今日からやめようと思っているうち、1週間が過ぎてしまった」と保健師に相談した。Aさんへの最初の対応で最も適切なのはどれか。
Q 392 : 保健師が個別支援を行う際のケアマネジメントのプロセスで、初回のモニタリングを実施する時期として正しいのはどれか。
Q 393 : 保健師が支援するグループで社会変容機能が最も高いのはどれか。
Q 394 : A市では2歳児を対象としたう歯予防事業を実施している。事業の成果指標として適切なのはどれか。
Q 395 : 妊娠届について正しいのはどれか。
Q 396 : 特定健康診査・特定保健指導について適切なのはどれか。
Q 397 : A市では、市の大腸がん検診受診率が全国平均に比べて低いことから、未受診理由の調査を行った。その結果、未受診理由には「時間がない」、「自分は大丈夫」、「検査が不安」などの意見が多かった。受診勧奨を目的とした大腸がん検診に関する説明で適切なのはどれか。
Q 398 : 介護予防・日常生活支援総合事業で正しいのはどれか。
Q 399 : 感染症に対する健康危機管理の平常時の対応はどれか。
Q 400 : A地区では梅雨末期の集中豪雨によって住宅近くの山間部に広範囲の土砂崩れが発生した。発災翌日の市町村保健師の対応として優先度が高いのはどれか。
Q 401 : A地区では震度6の地震が発生し、住宅の被害が大きく住民のほとんどは発災直後から避難所での生活を続けている。発災後2週が経過し、プライバシーが守られないなど、住民から集団生活への不満が出ている。避難所での保健師の活動について正しいのはどれか。
Q 402 : 個人情報保護の観点から、個人情報を提供するのに本人の同意が必要なのはどれか。
Q 403 : 新たに地域保健活動を開始する際の組織の在り方について最も適切なのはどれか。
Q 404 : 有病率を上昇させる要因はどれか。
Q 405 : 脳血管疾患について正しいのはどれか。
Q 406 : 特定健康診査を受診した100人の腹囲とHbA1c値について、個人ごとの2つのデータを一度に示し両者の関連を表現するのに優れているのはどれか。
Q 407 : 国際疾病分類
について正しいのはどれか。
Q 408 : 国際協力に関わる機関とその活動の目的との組合せで正しいのはどれか。
Q 409 : 口唇口蓋裂の児に適用されるのはどれか。
Q 410 : 介護保険法における権利擁護事業を担当するのはどれか。
Q 411 : 平成23年(2011年)の健康日本21最終評価結果で目標値に達した項目はどれか。
Q 412 : 地域子育て支援拠点事業について正しいのはどれか。
Q 413 : 学校教育法で定められているのはどれか。
Q 414 : 保健活動で用いる尺度の妥当性の説明として正しいのはどれか。
Q 415 : 地方自治体の保健医療福祉計画の策定におけるパブリックコメントについて正しいのはどれか。
Q 416 : Aさん(61歳、主婦)。昨年度までは異常がなかったが、今年度の特定健康診査では、身長158cm、体重70kg、腹囲90cm、血圧136/88mmHg、喫煙10本/日で特定保健指導の対象となった。Aさんは結果説明会に来所しなかったため保健師は電話で連絡した。Aさんは「自覚症状はないため、結果説明会には行かなかった。ここ1年ほど夫の帰りが遅く、夫と夕食を摂った後に家事をするので睡眠不足が続いている。昼間眠くてイライラしたばこを吸ってしまう」と訴えた。このときの電話の対応で最も適切なのはどれか。
Q 417 : 健康診査の評価をプロセス評価、影響評価および成果評価の3つに分けて考えるとき、プロセス評価にあたるのはどれか。2つ選べ。
Q 418 : 労働者の心の健康の保持増進を目的に行われる事業場内のラインによるケアはどれか。2つ選べ。
Q 419 : 人口動態統計に含まれるのはどれか。2つ選べ。
Q 420 : 国の予算について正しいのはどれか。2つ選べ。
Q 421 : 人口10万人のA市。A市は地域特性が異なるB、C地区からなっている。B地区の高齢者サロンで健康講話を行ったところ、腰痛や膝痛の訴えが多くあり、参加者の中には要支援と認定された者もいた。保健師はA市内での介護予防教室を実施する必要性を検討するため、各地区の高齢者サロンの参加者から情報を収集することにした。収集する情報として優先度が高いのはどれか。
Q 422 : 人口10万人のA市。A市は地域特性が異なるB、C地区からなっている。B地区の高齢者サロンで健康講話を行ったところ、腰痛や膝痛の訴えが多くあり、参加者の中には要支援と認定された者もいた。保健師はA市内での介護予防教室を実施する必要性を検討するため、各地区の高齢者サロンの参加者から情報を収集することにした。収集した情報を分析したところ、B地区はC地区と比較して、転倒の危険性や運動機能の衰えを感じている者が多いことが分かった。保健師は、まずはB地区で介護予防教室を実施することにした。初回の介護予防教室の内容で適切なのはどれか。2つ選べ。
Q 423 : 人口10万人のA市。A市は地域特性が異なるB、C地区からなっている。B地区の高齢者サロンで健康講話を行ったところ、腰痛や膝痛の訴えが多くあり、参加者の中には要支援と認定された者もいた。保健師はA市内での介護予防教室を実施する必要性を検討するため、各地区の高齢者サロンの参加者から情報を収集することにした。保健師はC地区でも介護予防教室を実施するため、C地区での介護予防教室のテーマを別途検討することにした。C地区の情報で分析する優先度が高いのはどれか。
Q 424 : A地区の高層マンションには若い世代が多く住んでいる。高層マンションに住むBさん(23歳、初産婦)は、市の両親学級に参加していたが、マンション内に親しい友人はいない。両親学級に参加した際にBさんは「夫は会社員で帰宅時間が遅く、両親は遠方に住んでいる」と話していた。出産後、母子ともに順調に経過し退院した。市の保健師は生後25日目にBさん宅へ新生児訪問することになった。新生児訪問時、Bさんは「育児に不安がある」、「相談する相手がいない」などと保健師に話した。このときのBさんへの対応で最も適切なのはどれか。
Q 425 : A地区の高層マンションには若い世代が多く住んでいる。高層マンションに住むBさん(23歳、初産婦)は、市の両親学級に参加していたが、マンション内に親しい友人はいない。両親学級に参加した際にBさんは「夫は会社員で帰宅時間が遅く、両親は遠方に住んでいる」と話していた。出産後、母子ともに順調に経過し退院した。市の保健師は生後25日目にBさん宅へ新生児訪問することになった。新生児訪問時、Bさんは「引っ越してきたばかりで、妊娠中はあまり外に出ることがなかったので、家の近くに友人がいない」と話していた。このことをきっかけに保健師は、A地区の高層マンションに住む母親の育児に関する課題を検討することにした。把握する項目として最も優先度が高いのはどれか。
Q 426 : A地区の高層マンションには若い世代が多く住んでいる。高層マンションに住むBさん(23歳、初産婦)は、市の両親学級に参加していたが、マンション内に親しい友人はいない。両親学級に参加した際にBさんは「夫は会社員で帰宅時間が遅く、両親は遠方に住んでいる」と話していた。出産後、母子ともに順調に経過し退院した。市の保健師は生後25日目にBさん宅へ新生児訪問することになった。A地区の健康課題として高層マンションに住む育児中の母親の交流不足が明らかになった。市内には母親が集まって活動をしている育児サークルがあり、保健師は既存の育児サークルを活用して、A地区内の育児中の母親の交流を深めたいと考えている。このような課題解決に向けて次年度に育児サークルと協働して行うのはどれか。
Q 427 : Aさん(21歳、女性)。高校卒業後就職したが職場では人間関係が築けず、1つの決められた作業に集中することはできるが、複数の仕事が重なるとパニック状態になってしまうため転職を繰り返した。半年前にAさんは仕事を辞め、最近は自信をなくして自室にひきこもり昼夜逆転の生活となっている。Aさんのことが心配だと母親から保健所に電話相談があった。保健師は母親に来所を勧め、面接を実施した。保健師が母親に確認するAさんの情報として優先度が高いのはどれか。
Q 428 : Aさん(21歳、女性)。高校卒業後就職したが職場では人間関係が築けず、1つの決められた作業に集中することはできるが、複数の仕事が重なるとパニック状態になってしまうため転職を繰り返した。半年前にAさんは仕事を辞め、最近は自信をなくして自室にひきこもり昼夜逆転の生活となっている。Aさんのことが心配だと母親から保健所に電話相談があった。保健師は母親に来所を勧め、面接を実施した。Aさんは保健師が紹介した医療機関を受診し、後日、Aさんが自閉症スペクトラム障害
と診断された。受診から3日後、母親がAさんと一緒に受診結果の報告に保健所を訪れた。母親は障害と診断されたことに戸惑っている様子であったが、30分ほど会話をする中で落ち着き「私がこんなに動揺していてはだめですね。娘のことをもっと考えてあげないといけませんね」と話した。このときの母親への助言として最も適切なのはどれか。
Q 429 : Aさん(21歳、女性)。高校卒業後就職したが職場では人間関係が築けず、1つの決められた作業に集中することはできるが、複数の仕事が重なるとパニック状態になってしまうため転職を繰り返した。半年前にAさんは仕事を辞め、最近は自信をなくして自室にひきこもり昼夜逆転の生活となっている。Aさんのことが心配だと母親から保健所に電話相談があった。保健師は母親に来所を勧め、面接を実施した。診断から2か月後、少しずつ障害を理解できAさん自身も気持ちが落ち着いてきた。Aさんは「障害を理解してくれるところで働きたいので相談にのって欲しい」と話した。Aさんが利用する社会資源として最も適しているのはどれか。
Q 430 : Aちゃん(6歳、男児)。Aちゃんは保育所に通っている。3歳児健康診査の心理相談で療育教室への参加を勧められたが、これまで2回しか参加できておらず経過観察の対象となっていた。就学予定の小学校で行われた就学時健康診断で、Aちゃんは常に動き回り目立つ存在であった。母親はAちゃんについて元気過ぎる子どもと認識している。就学時健康診断後、教育委員会が保護者の了解を得てAちゃんについて情報収集する先として優先度が高いのはどれか。
Q 431 : Aちゃん(6歳、男児)。Aちゃんは保育所に通っている。3歳児健康診査の心理相談で療育教室への参加を勧められたが、これまで2回しか参加できておらず経過観察の対象となっていた。就学予定の小学校で行われた就学時健康診断で、Aちゃんは常に動き回り目立つ存在であった。母親はAちゃんについて元気過ぎる子どもと認識している。その後、教育委員会が主催して関係者と母親とがAちゃんの就学先について協議を行った結果、Aちゃんは地元の小学校の通常の学級に在籍することと、小児専門医を受診することが決まった。受診の結果、注意欠陥多動性障害
と診断され定期的に受診することになった。Aちゃんは地元の小学校に入学した。授業中、廊下の人の行き来をずっと見ていることや、前の席の児童にいたずらをして、担任から注意を受けては教室を飛び出すことなどが続いたため、養護教諭、担任および学年主任が参加して校内委員会を開き対応が検討された。Aちゃんの行動上の問題への対応として、養護教諭が校内委員会に提案する内容で最も適切なのはどれか。
Q 432 : Aちゃん(6歳、男児)。Aちゃんは保育所に通っている。3歳児健康診査の心理相談で療育教室への参加を勧められたが、これまで2回しか参加できておらず経過観察の対象となっていた。就学予定の小学校で行われた就学時健康診断で、Aちゃんは常に動き回り目立つ存在であった。母親はAちゃんについて元気過ぎる子どもと認識している。Aちゃんは学校での衝動的な行動が減ったが、下校後の同級生とのトラブルが続いていた。そこで養護教諭を交えて担任が母親と話し合いを行った。養護教諭と担任とが母親に提案することとして、最も適切なのはどれか。
Q 433 : 人口1万5千人のA町。台風の影響で大雨によって大規模な水害が発生した。町内の浸水面積は約3割であった。被害状況は床上浸水約1,500世帯、被災住民数は約3,500人で、家屋の倒壊が約200世帯であった。役場の1階にある保健センターも浸水し、町内5か所に避難所と救護所とが設置された。災害発生後24時間以内の保健活動として優先度が高いのはどれか。
Q 434 : 人口1万5千人のA町。台風の影響で大雨によって大規模な水害が発生した。町内の浸水面積は約3割であった。被害状況は床上浸水約1,500世帯、被災住民数は約3,500人で、家屋の倒壊が約200世帯であった。役場の1階にある保健センターも浸水し、町内5か所に避難所と救護所とが設置された。2日目には水は引き始め、4日目にはほとんどの地域で自宅の片付けが開始された。片付け作業を手伝っているボランティアから「被災者は皆イライラしていて、少しでも水に浸かったものはすべて捨ててくれと言う人がいるが、どうすればよいか」という相談を受けた。ボランティアへの助言で適切なのはどれか。
Q 435 : 人口1万5千人のA町。台風の影響で大雨によって大規模な水害が発生した。町内の浸水面積は約3割であった。被害状況は床上浸水約1,500世帯、被災住民数は約3,500人で、家屋の倒壊が約200世帯であった。役場の1階にある保健センターも浸水し、町内5か所に避難所と救護所とが設置された。ボランティアの支援を受けて家屋内外の片付けも進み、災害から1か月後、避難所に避難していた多くの住民は自宅に戻った。自宅に戻った被災者への保健活動で適切なのはどれか。
Q 436 : 出生10,000対6の発症率と言われている先天性神経疾患Aについて、その発症要因に関する症例対照研究を計画している。調査対象者の登録について正しいのはどれか。
Q 437 : 出生10,000対6の発症率と言われている先天性神経疾患Aについて、その発症要因に関する症例対照研究を計画している。先天性神経疾患Aの発症に、母親の出産時年齢が有意に関連することが既に分かっている。そのため、症例群の母親と同じ出産時年齢の母親を対照群として選定し、ペアを作成して調査対象者を集めた。この制御方法はどれか。
Q 438 : 出生10,000対6の発症率と言われている先天性神経疾患Aについて、その発症要因に関する症例対照研究を計画している。先天性神経疾患Aの発症に「妊娠前の栄養素Bの摂取不足が関与している」という仮説を立てた。調査対象者の母親に対して妊娠前の栄養素Bの摂取量に関する聞き取り調査を行った。聞き取り調査について正しいのはどれか。
Q 439 : 人口30万人のA市。従業員50人未満の中小企業が多い。第1次A市健康増進計画を評価したところ、市民へのアンケート結果では、計画策定時と比べてストレスを感じている人が増えていた。また、この10年間自殺者数は横ばいで推移していたため、保健師は第2次A市健康増進計画においてメンタルヘルス対策を強化することが必要と考えた。メンタルヘルス対策の検討のために、分析する項目で優先度が高いのはどれか。
Q 440 : 人口30万人のA市。従業員50人未満の中小企業が多い。第1次A市健康増進計画を評価したところ、市民へのアンケート結果では、計画策定時と比べてストレスを感じている人が増えていた。また、この10年間自殺者数は横ばいで推移していたため、保健師は第2次A市健康増進計画においてメンタルヘルス対策を強化することが必要と考えた。地域診断の結果、保健師は壮年期の労働者へのメンタルヘルス対策が必要だと考え、地域・職域連携会議を開くことにした。地域・職域連携会議のメンバーで優先度が高いのはどれか。
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