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保育士
平成23年
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Q 1 : 次の組み合わせは、近年の日本社会の変化に対して重大な関連のある福祉政策を結びつけた組み合わせである。不適切なものを一つ選びなさい。
Q 2 : 次の文は、福祉サービスの供給に関する記述である。適切な記述を一つ選びなさい。
Q 3 : 次の文は、社会福祉の諸財源に関する記述である。適切な記述を一つ選びなさい。
Q 4 : 次の文は、保健・福祉の行政機関の設置に関する都道府県と市町村の役割分担についての記述である。正しいものを一つ選びなさい。
Q 5 : 次の文は、母子世帯の福祉制度利用に関する【事例】である。(A)〜(C)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。【事例】母子世帯の母親Xは、小学1年生の長女Yを学童保育(放課後児童健全育成事業)に預けて、パートタイムで勤務していたが、会社が倒産したため収入が途絶えた。再就職もなかなか進まず生活に困窮したため、(A)に(B)を申請したところ、支給が決定され、生活扶助や住宅扶助に加えて、Yについて(C)も支給されることとなった。
Q 6 : 次の文は、現行の年金制度に関する記述である。正しいものを一つ選びなさい。
Q 7 : 次の文は、苦情解決制度に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。A都道府県社会福祉協議会に設置されている運営適正化委員会の目的は、福祉サービス利用援助事業の適正な運営の確保と、福祉サービスに関する利用者等からの苦情の適切な解決の2つである。B苦情解決制度の仕組みにおいて、運営適正化委員会の行う苦情の解決のための相談は、最初に事業者に苦情の申出を行ったうえで、その申出人が改めて申出をするという法的規定となっている。C苦情解決制度の体制として、事業所内に苦情解決責任者、苦情受付担当者、苦情監視委員を設置することが「児童福祉法」によって定められている。D都道府県社会福祉協議会に設置されている運営適正化委員会に寄せられた苦情の分野別の内訳件数は、平成21年度は多い順に、障害分野、老人分野、その他の分野、児童分野となっている。
Q 8 : 次の組み合わせは、主な「社会福祉の行政計画」とその「根拠法」、および「キーワード」の組み合わせである。最も適切なものを一つ選びなさい。
Q 9 : 次の文は、「災害救助法」に関する記述である。(A)〜(C)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。「災害救助法」による救助の種類は、①(A)(応急仮設住宅を含む)の供与、②炊出しその他による食品の給与と飲料水の供給、③被服、寝具その他の生活必需品の給与や貸与、④(B)、⑤災害にかかった者の救出、⑥災害にかかった(C)の応急修理、⑦学用品の給与、⑧埋葬、⑨死体の捜索と処理、⑩災害によって住居や周辺に運ばれた土石、竹木等で日常生活に著しい支障を及ぼしているものの除去、などとなっており、災害の状況等により臨機応変の救助が実施されることとなっている。
Q 10 : 次の文は、保育士資格に関する記述である。正しいものを一つ選びなさい。
Q 11 : 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】G児童家庭支援センターに、母子世帯のSさんが子どもを連れて相談に通っている。Sさんはうつ病の治療のため就労できないにもかかわらず生活保護の受給をかたくなに拒否しており、生活を切りつめるあまり食事の回数を減らしている。そのことが原因で子どもの栄養状態が著しく悪化していることに関して、支援センターの相談員は強く心配している。相談員は母親の受給したくないという意向を尊重すべきか、子どもの健全な成長のためにそれ以外の方法を選択すべきか迷っている。【設問】次の文は、この事例についての援助者の判断に関する記述である。最も不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 12 : 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】I児童養護施設において保育士の不注意から入所児童に大きなけがを負わせてしまった。この事故に関して外部のスーパーバイザーによるスーパービジョンが行われた。【設問】次の文は、スーパーバイザーが行ったスーパービジョンに関する記述である。最も不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 13 : 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】K児童家庭支援センターでは、さまざまな子育てについての相談を受けている。そこにおける相談員は社会福祉に固有な援助技術のさまざまな理論を駆使して相談にあたっている。【設問】次の文は、相談員が用いる相談援助の理論に関する記述である。最も不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 14 : 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】M地域子育て支援センター(以下、Mセンターと略述)に、Tさんが初めて来所した際、相談室に入るなり相談員に対し「自分の子どもに障害があるようで途方にくれている」という主訴を語った。【設問】次の文は、この【事例】の援助の過程におけるインテークに関する記述である。最も適切な記述を一つ選びなさい。
Q 15 : 次の文は、福祉サービスの第三者評価事業に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 16 : 次の文は、社会保障に関する【事例】である。(A)〜(C)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。【事例】Uさんは正規職員として勤務していたが、会社が倒産してしまい、Uさんは失業することとなった。そこでUさんは(A)に(B)の申請を行い、求職者給付から生活費として基本手当を受給することができた。また、(B)からは、再就職へ向けて技能習得が必要な場合には、(C)が提供されるのでその利用を考えている。
Q 17 : 次の表は、わが国の少子高齢化の動向と施策に関する表である。A〜Eにあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
Q 18 : 次の文は、在宅福祉・地域福祉の推進に関する記述である。適切な記述を〇、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A平成2(1990)年の社会福祉関係八法改正以降の重要な課題の一つが、施設福祉に偏りがちな社会福祉サービスを改革し、在宅福祉サービスを積極的に推進することであった。B厚生労働省では、平成20(2008)年度から、身近な地域において、住民支え合い活動を促進し、支援を必要とする者への見守り等の福祉活動を活性化するため、安心生活創造支援のセンターを都道府県に設置することになった。C地域福祉の推進役として全国の市町村および都道府県に組織されている社会福祉協議会は、専門行政機関である。D地域福祉の推進に不可欠な財源として考えられる共同募金は、寄附者の自発的な協力を基礎とするものでなければならない。
Q 19 : 次の文は、ボランティア活動の推進に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A民生委員は、「社会福祉法」に基づき地域社会の福祉を増進することを目的として市町村の区域におかれている民間奉仕者である。B国際連合は、平成23(2011)年を、ボランティア国際年+10(プラステン)と位置付け、再びボランティア推進を世界各国に呼びかけている。C国民のボランティア活動への理解を深め、参加を促進するための拠点として昭和48(1973)年から地域活動支援センターが社会福祉協議会に設置されている。D近年では、従来の福祉分野を越えて、環境・災害被害者支援などのさまざまな分野での活動が行われている。
Q 20 : 次の文は、社会福祉基礎構造改革の動向に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A社会福祉事業、社会福祉法人、福祉事務所などの社会福祉の基本的なあり方を定めた「社会福祉事業法」は、昭和26(1951)年の制定以来、社会福祉基礎構造改革に至るまで、大きな改正が行われてこなかった。B社会福祉基礎構造改革の基本的方向のひとつは、サービスの利用者と提供者の対等な関係の確立である。C社会福祉基礎構造改革の主要な論点のひとつとして、いわゆる「措置制度」の基本的な考え方と異なる改革の方向性を示した。D社会福祉基礎構造改革の中で改正の対象となった法律は、「社会福祉事業法(社会福祉法に改称)」、「老人福祉法」、「介護保険法」、「児童福祉法」の4法である。
Q 21 : 次の文は、明治時代後期においてわが国の児童福祉の進展に貢献した歴史上の人物に関する記述である。( )にあてはまる人物名として正しいものを一つ選びなさい。プロテスタントである( )は、1899(明治32)年、東京市郊外巣鴨に家庭舎方式の私立感化院「家庭学校」を設立した。( )は北海道空知集治監の教誨師としての体験と自らのアメリカ留学での研究から、犯罪者となる要因がその少年時代にあり、そこに着目して感化教育事業を行わない限り成人の犯罪は少なくならないとして、犯罪を犯した少年に良い環境と教育を与えることによって感化する感化院の設置を主張した。これらの活動が契機となって、1900(明治33)年、感化法が成立した。
Q 22 : 次の【Ⅰ群】の法律等の名称と【Ⅱ群】の文を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。【Ⅰ群】A 児童福祉法 B 児童憲章 C 児童の権利に関する宣言 D 児童の権利に関する条約【Ⅱ群】アすべての児童は、愛とまことによつて結ばれ、よい国民として人類の平和と文化に貢献するように、みちびかれる。イ児童は、あらゆる状況にあつて、最初に保護及び救済を受けるべき者の中に含められなければならない。ウ締約国は、すべての児童が生命に対する固有の権利を有することを認める。エすべて児童は、ひとしくその生活を保障され、愛護されなければならない。
Q 23 : 次の文は、児童の年齢や範囲に関する記述である。最も適切な記述を一つ選びなさい。
Q 24 : 次の文は、「児童福祉法」第6条の記述である。( )にあてはまる語句として正しいものを一つ選びなさい。この法律で、保護者とは、親権を行う者、未成年後見人その他の者で、児童を現に( )する者をいう。
Q 25 : 次の文は、母子保護にかかわる「児童福祉法」第23条第1項の一部である。(A)・(B)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。都道府県等は、それぞれその設置する(A)の所管区域内における保護者が、配偶者のない女子又はこれに準ずる事情にある女子であつて、その者の監護すべき児童の福祉に欠けるところがある場合において、その保護者から申込みがあつたときは、その保護者及び児童を(B)において保護しなければならない。
Q 26 : 次の文のうち、保健所の主たる業務として「児童福祉法」に規定されていないものを一つ選びなさい。
Q 27 : 次の文は、放課後児童健全育成事業についての記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 28 : 次の文は、「児童福祉法」における児童福祉の費用に関する記述である。適切な記述を一つ選びなさい。
Q 29 : 次の文のうち、社会保障審議会児童部会児童虐待等要保護事例の検証に関する専門委員会が平成22年7月に発表した「子ども虐待による死亡事例等の検証結果等について(第6次報告)」に示された内容として、正しいものを一つ選びなさい。
Q 30 : 次の保育士の支援に関わる【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】Mちゃんは4歳です。1か月前に保育所に入所してきました。お母さんが一人で養育しています。お母さんは、働いていますが、収入が少ないので、生活保護を受けています。お母さんは、保育所の迎えの時間に遅れたり、急にMちゃんを休ませたりすることがあります。担当の保育士としては、Mちゃんの表情も暗いように感じ、どこか気になります。【設問】次の文のうち、担当保育士が行う初期の対応として不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 31 : 次の保育士の支援に関わる【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】Mちゃんは4歳です。1か月前に保育所に入所してきました。お母さんが一人で養育しています。お母さんは、働いていますが、収入が少ないので、生活保護を受けています。お母さんは、保育所の迎えの時間に遅れたり、急にMちゃんを休ませたりすることがあります。担当の保育士としては、Mちゃんの表情も暗いように感じ、どこか気になります。その後、児童相談所から保育所に電話が入り、児童虐待の疑いがあるので、MちゃんとMちゃんのお母さんについて、話を聞かせてほしいとの申し出がありました。【設問】次の文のうち、保育所の対応として、最も適切な記述を一つ選びなさい。
Q 32 : 次の文は、2005(平成17)年以降のわが国の保育の動向に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A保育所入所待機児童は減少傾向にあり、この問題はほとんど解消するに至っている。B保育士について、児童の保護者に対する保育に関する指導が業務として加えられた。C家庭的保育事業が「児童福祉法」において法定化された。D「保育所保育指針」が新たに厚生労働省雇用均等・児童家庭局局長通知として告示された。
Q 33 : 次の文は、児童厚生施設についての記述である。(A)〜(C)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。児童厚生施設は、児童遊園、児童館等児童に健全な(A)を与えて、その健康を増進し、又は情操を豊かにすることを目的とする施設である。児童館には、その規模や機能に応じて、小型児童館、児童センター、大型児童館、その他の4種別にわけられている。小型児童館は小地域を単位として児童の健全育成を図るもので、児童センターは、小型児童館の機能に加えて、児童の(B)のための機能が備えられている。大型児童館には3種別あり、そのうちA型は(C)が設置主体となるもので、小型児童館等の指導及び連絡調整等の役割を果たしている。
Q 34 : 次の文は、母子保健に関する記述である。誤ったものを一つ選びなさい。
Q 35 : 次の文は、現行の障害児福祉に関する記述である。正しいものを一つ選びなさい。
Q 36 : 次の文は、「母子及び寡婦福祉法」に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A父子家庭はこの法律の対象とはされていない。Bこの法律において「児童」とは、20歳に満たない者をいう。C母子家庭の母には、その自立を図るために努力をすることが求められている。D配偶者のない女子で現に児童を扶養している者及び寡婦に対して、その自立に必要な情報提供及び指導等を行う者を、婦人相談員という。
Q 37 : 次の文は、わが国の児童福祉で用いられる用語に関する記述である。正しいものを一つ選びなさい。
Q 38 : 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【設問】次の文は、下線部⑴多様な家庭にかかわる、近年の家庭生活の実態に関する記述である。正しいものを一つ選びなさい。
Q 39 : 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【設問】次の文は、下線部⑵U児に対する不安な気持ちに対して、P保育士がU児の母親に、まずはじめにどのように応答したらよいのかについての記述である。最も適切なものを一つ選びなさい。
Q 40 : 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【設問】次の文は、下線部⑶の保育所で行う子育て支援の基本についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A保育所は、単独で、保護者に対する相談支援を行ってはならない。その必要があるときは市町村または児童相談所に連絡をしなければならない。B子育て等に関する相談支援にあたっては、相互の信頼関係を基本に、保護者の自己決定を尊重する必要がある。C保育所における一時保育は、地域における子育て支援の一環として行われる。D保育所に勤務する保育士は、乳児、幼児等の保育に関する相談に応じ、助言を行うために必要な知識及び技能の修得、維持及び向上に努めなければならない。
Q 41 : 次の【Ⅰ群】の記述と【Ⅱ群】の用語を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。【Ⅰ群】A 発達の速度や方向は、子どもによって異なる。B学習の成立や能力の発達には適した時期がある。C子どもは環境に影響されるだけではなく、周囲の環境を変化させつつ発達する。【Ⅱ群】ア 敏感期 イ 相互作用 ウ 個人差
Q 42 : 次の【Ⅰ群】の人名と【Ⅱ群】の事項を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。【Ⅰ群】A スキナー(Skinner,B.F.) B ブルーナー(Bruner,J.S.) C バンデューラ(Bandura,A.)【Ⅱ群】アプログラム学習イ 社会的学習理論 ウ 精神分析理論 エ 発見学習
Q 43 : 次の【I群】の用語と【Ⅱ群】の記述を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。【Ⅰ群】A共同注意(ジョイント・アテンション)B社会的参照C心の理論D自尊心【Ⅱ群】ア行動の達成の成功や失敗の原因を推論する過程。イ自分自身を基本的に価値あるものとする全般的な評価。ウ1歳前後の子どもが、どう行動すべきかについて、大人の感情的サインから読み取ろうとすること。エ視線や指さしについて、何を見たり、何を指しているかを相互了解すること。オ他者の内面において、自分の知っていることと異なる信念があるとわかること。
Q 44 : 次の文は、胎児期の発達に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A胎児は、外界からの音刺激を受けて、体を動かすことがある。B胎児は、指しゃぶりといった反射行動をすでに始めている。C胎児は、すでに味覚刺激を弁別している。
Q 45 : 次の文は、人とのかかわりの発達についての記述である。最も不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 46 : 次の文のうち、「保育所保育指針」第2章「子どもの発達」の2「発達過程」の(7)「おおむね5歳」の一部として正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A運動機能はますます伸び、喜んで運動遊びをしたり、仲間とともに活発に遊ぶ。B役割の分担が生まれるような協同遊びやごっこ遊びを行い、満足するまで取り組もうとする。C他人の役に立つことを嬉しく感じたりして、仲間の中の一人としての自覚が生まれる。D異なる思いや考えを認めたりといった社会生活に必要な基本的な力を身に付けていく。
Q 47 : 次の文は、「保育所保育指針」第2章「子どもの発達」の2「発達過程」の記述である。A〜Dを発達の順に並べた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A大人から自分に向けられた気持ちや簡単な言葉が分かるようになる。B指差し、身振り、片言などを盛んに使うようになり、二語文を話し始める。C喃語などで自分の欲求を表現し、これに応答的に関わる特定の大人との間に情緒的な絆が形成される。D語彙も著しく増加し、自分の意思や欲求を言葉で表出できるようになる。
Q 48 : 次の文は、道徳判断の発達に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A子どもの道徳判断は、既存の道徳を受容する自律的判断から、仲間との対等の関係の中でルールをつくりだそうとする他律的判断へと移行すると、ピアジェ(Piaget,J.)は提唱した。Bコールバーグ(Kohlberg,L.)は、道徳性を正義と公平さであると規定し、その観点にたって児童から成人をも含む道徳性の発達段階を提起した。C役割取得とは、他者の立場に置かれた自分を想像することにより、他者の意図や感情を推論することであり、道徳判断の発達とも関連する。Dアイゼンバーグ(Eisenberg,N.)は、向社会的な道徳判断の発達段階を提唱し、すでに幼児期において、内面化された価値によって他者の尊厳を守ろうとする傾向があるとした。
Q 49 : 次の文は、遊びの発達についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。Aピアジェ(Piaget,J.)によれば、遊びはその時点での発達の水準を反映した活動と考えている。Bイメージを共有できるようになると、役割分担が生じたり、持続時間が長くなったりして、遊びが豊かになる。C遊びの中で生じる対立やけんかを経験することによって、ルールをつくったり、変更したりするなど社会的スキルを身につけていく。Dパーテン(Parten,M.B.)の遊びに関する研究では、一人遊びを高い発達水準とみなした。
Q 50 : 次の文は、子どもの認知に関する記述である。(A)〜(D)にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。子どもは自分の思考過程を(A)し、結果を予測したり分析したりするようになる。これを(B)と呼んでいる。このような(B)は、(C)くらいから発達が始まり、次第に自分の思考を振り返ることが可能となる。こうした態度は、学校の学習において多く求められるようになり、例えば、自分で検算して間違いを見いだすことができるようになると、計算することがおもしろくなるといった(D)に結びついていく。
Q 51 : 次のA〜Eの記述のうち、症候群とその主たる特徴として適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。Aアスペルガー症候群-被害妄想Bウェスト症候群-多動Cド・ラ・トゥレット症候群-夜尿Dレット症候群-女児にみられるEレンノックス・ガストー症候群-てんかん
Q 52 : 次の記述のうち、診断が確定されるのが主として学童期以降であるものを○、そうではないものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A 学習障害 B 反応性愛着障害 C 行為障害 D 精神遅滞 E 小児自閉症
Q 53 : 次の文は、子どもの疾患に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A話の速度が速く流暢さを欠き、反復や口ごもりのないものの、話の明瞭さを損なうほどのものを吃音という。B選択性緘黙症は、特定の話題になると黙ってしまうのが特徴である。C夜驚症は、てんかんの一種である。D重症で多発性の運動チックと音声チックをともなうものをド・ラ・トゥレット症候群という。
Q 54 : 次の記述のうち、一般的に知的障害をともなうことが多いものを○、多くはないものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A アスペルガー症候群 B ダウン症候群 C レット症候群 D 多動性障害
Q 55 : 次の文は、自閉症が疑われる児童に対する質問である。「AとBが部屋で遊んでいます。Aはボールをかごの中に入れて部屋を出て行きました。残ったBはそのボールをかごから出して別の箱の中に入れました。Aが部屋に戻ってきました。そして、Aはボールを出そうとしました。さて、Aはどこを最初に探すでしょうか?」この質問に関する次の記述のうち、最も適切な記述を一つ選びなさい。
Q 56 : 次の【Ⅰ群】の患者の訴えと【Ⅱ群】の症状を結びつけた場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。【Ⅰ群】A「手が汚れていると思えて仕方がないんです。」B「頭の中で私の悪口を話し合っている声が聞こえるんです。」C「尾行されている気がしてならないんです。」D壁のシミをさして、「ほら、あそこに虫がいるでしょ。」E「私の考えが抜き取られてしまうんです。」【Ⅱ群】 ア 錯視 イ 思考奪取 ウ 幻覚 エ 強迫観念 オ 追跡妄想
Q 57 : 次の文は、抜毛症(癖)に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A爪かみや皮膚炎を合併することが少なくない。B妄想や幻覚に対する反応として起こる。C円形脱毛症や頭部白癬との鑑別が必要である。Dペットや人形の毛や、セーターの毛が抜毛の対象になることがある。
Q 58 : 次の文は、小児期の分離不安障害に関する記述である。症状の一つとして適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A大切な人を失ってしまうのではないかという恐れをもつ。B迷子になることへの恐れをもつ。C愛着の対象となる人から離されるのを予期したときに腹痛を繰り返す。D持続的に登校を嫌がり、あるいは拒否し続ける。
Q 59 : 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】6歳の男児。運動会の練習が始まった頃から頻繁に瞬きをするようになった。瞬きは回数が多いだけでなく、普段よりも強くギュッと目を閉じる。この症状が1か月ほど続いたが、いつの間にか見られなくなった。【設問】この子どもで最も疑われる精神医学的問題を一つ選びなさい。
Q 60 : 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】小学2年生の男児。幼児期に何度も迷子になったことがある。授業中いつもそわそわして先生の話を最後まで聞かずに発言してしまう。宿題や提出物を忘れることが非常に多い。人なつこく友だちと遊ぶことが好きであるが、一緒に遊んでいてもすぐ飽きてしまい、ひとつの遊びが長続きしない。【設問】この子どもで最も疑われる精神医学的問題について、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A常同的・反復的な話し方をするのが特徴である。B親のしつけに問題のあることが多い。C有効な薬物療法がある。D想像的な遊びがきわめて苦手である。
Q 61 : 次の文は、乳幼児の発育・発達の評価に関する記述である。最も不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 62 : 次の文は、健康な乳幼児の発達に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。A生後3〜4か月頃、たて抱きで頭がぐらつかなくなる。B生後6〜7か月頃、何かにつかまって一人で立ち上がれるようになる。C生後9〜10か月頃、一人で走れるようになる。D生後1歳頃、円を描けるようになる。E生後3歳頃、三輪車をこいで動かすことができるようになる。
Q 63 : 次の文は、平成20年の日本の「人口動態統計」に関する記述である。最も適切な記述を一つ選びなさい。
Q 64 : 次の文は、「保育所保育指針」第5章「健康及び安全」の4「健康及び安全の実施体制等」の一部である。(A)〜(E)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。⑴全職員が健康及び安全に関する共通理解を深め、適切な(A)と(B)の下に年間を通じて計画的に取り組むこと。⑵取組の方針や具体的な活動の企画立案及び保育所内外の(C)の業務について、専門的職員が担当することが望ましいこと。栄養士及び看護師等が配置されている場合には、その専門性を生かして業務に当たること。⑶(D)と常に密接な連携を図るとともに、保育所全体の方針や取組について、周知するよう努めること。⑷市町村の支援の下に、地域の関係機関等との日常的な(E)を図り、必要な協力が得られるよう努めること。
Q 65 : 次の文は、生後3か月児の健診で頭囲が大きめであることを指摘された時の乳児の頭囲に関する記述である。最も不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 66 : 次の文は、脳の発育・発達に関する記述である。最も不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 67 : 次の文は、乳幼児の生理機能の発達と保育に関する記述である。最も適切な記述を一つ選びなさい。
Q 68 : 次の文は、人の免疫系に関する記述である。最も不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 69 : 次の文は、小児の生活習慣病予防のための食生活や食習慣に関する記述である。最も不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 70 : 次の疾患は、節足動物媒介感染症である。「蚊」が媒介しない感染症の組み合わせを一つ選びなさい。A マラリア B デング熱 C ライム病 D 西ナイル熱 E 発疹チフス
Q 71 : 次の文は、乳幼児の事故への対応に関する記述である。最も不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 72 : 次の文は、予防接種の副反応に関する記述である。最も不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 73 : 次の文は、現在わが国で行われている予防接種に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。A平成6年の法改正により制度化された現行の予防接種制度では、定期予防接種は義務接種になっている。Bわが国では、経口生ポリオワクチンを生後3か月から生後90か月にいたるまでの間にある者に接種している。C小児に対するインフルエンザワクチンの接種は定期予防接種であり、集団接種することになっている。D接種時に、「かぜ」などで発熱のある時には、定期予防接種を原則として受けられない。E BCGワクチンと経口生ポリオワクチンの接種間隔は2週間で良いことになっている。
Q 74 : 次の文は、乳児に使用するおむつに関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A従来から使用されている布おむつは、洗濯して再利用できる。B紙おむつは、尿を比較的多く吸収でき、外出時や睡眠中、または親が忙しい時などにも使用されている。Cおむつ交換は、授乳の前後や起床時など、また尿や便でおむつが汚れた時などに、行うことが多い。Dおむつ交換では、汚れている外陰部を濡れたガーゼなどで、きれいに拭き取ろうとすることは良いが、拭きすぎて傷つけたりしないように注意したい。
Q 75 : 次の文は、乳幼児の症状や病気、看護に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。A発熱や下痢の症状があり、さらにおう吐があって水分の摂取ができないときには、脱水症の危険があるので、医療機関を受診する。Bけいれんが起こったら、あおむけに寝かせ、唾液やおう吐物が気管に入らないようにする。C鼻出血は鼻をつまんで鼻中隔の方向に約15分間圧迫することで止血できる。D発熱時は厚着をさせて、十分に保温できるようにする。E生後3か月をすぎ、自由に寝返りができるようになると、乳幼児突然死症候群(SIDS)の心配がなくなるといわれている。
Q 76 : 次の文は、わが国の先天異常に関する記述である。最も不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 77 : 次の文は、乳幼児のう歯予防に関する記述である。最も不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 78 : 次の文は、小児の内分泌疾患に関する記述である。最も不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 79 : 次の文は、B型肝炎に関する記述である。不適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。A B型肝炎ウイルスのHBs抗原とHBe抗原には、ともに感染性がある。B B型肝炎母子感染防止事業が昭和60年より実施されている。C B型肝炎ウイルスはグルコン酸クロルヘキシジンで不活化できる。D B型肝炎ウイルス・キャリア妊婦から生まれた新生児に対しては、まず第一に出産後48時間以内に抗HBヒト免疫グロブリン(HBIG)の注射が行われている。E B型肝炎ウイルス・キャリアの母親の母乳中には、B型肝炎ウイルスが含まれていることがある。
Q 80 : 次の【症例】を読んで、【設問】に答えなさい。【症例】3歳、男児 某月某日 鼻汁、咳嗽など「かぜ」のような症状が出はじめた。その後、次第に咳が強くなってきた。約4週間たってから、咳がはげしくなり、連続的に咳き込み、そのあと息を吸うときにフューという音が出た。咳の発作は夜間に強く、咳き込みに伴いおう吐もみられた。また、チアノーゼ、顔面紅潮、眼瞼浮腫などもみられた。【設問】この患児の診断名を一つ選びなさい。
Q 81 : 次の文は、「日本人の食事摂取基準(2010年版)」に示されている内容に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A脂質の食事摂取基準(目安量)は、1歳以上のすべての年齢区分において、20以上30未満(g/日)である。B水溶性ビタミンは、過剰に摂取しても健康障害(過剰症)のリスクはないとされている。そのためすべての水溶性ビタミンにおいて耐容上限量は設定されていない。Cエネルギーの食事摂取基準は「推定平均必要量」として示されている。D食物繊維の食事摂取基準は、18歳以上の年齢区分において設定されている。近年の食事傾向を踏まえ、最も目標量が多い年齢区分は18〜29歳であり、30歳以降では18〜29歳より少ない量が示されている。
Q 82 : 次の文は、わが国における糖尿病に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A成人の糖尿病の90%以上は1型糖尿病であるが、小児期では1型糖尿病はみられないのが特徴である。B 2型糖尿病は遺伝的要因が強く、過食や肥満及び運動不足などが発症を促進させる。したがって、小児期から過食による肥満を防ぐとともに運動の習慣を継続することは、2型糖尿病の予防に有効である。C 2型糖尿病は、肝臓のα細胞が破壊され、インスリンの量が絶対的に不足することによって発症する。D「平成19年国民健康・栄養調査報告」によると、20歳以上の成人における「糖尿病が強く疑われる人」と「糖尿病の可能性を否定できない人」の合計は、男性女性とも総数において、平成19年では平成14年と比較して減少に転じた。
Q 83 : 次の文は、乳児の消化機能に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A唾液に含まれる唾液アミラーゼは、でんぷんをショ糖とブドウ糖に分解する酵素である。出生直後では、唾液アミラーゼの酵素活性は低い。B乳児の胃に分泌されるリパーゼは、胃酸などの作用で凝固した乳汁中のたんぱく質に働いて、トリペプチドやジペプチドに消化する酵素である。C膵液には、糖質、脂肪、たんぱく質を分解する酵素が含まれている。D大腸は空腸と回腸の2部から成り、糞便の生成が主な機能である。
Q 84 : 次の文は、「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19年:厚生労働省)に示されている咀しゃく機能の発達と食事に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。A哺乳反射とは、意思とは関係ない反射的な動きであり、生後4〜5か月から少しずつ消え始める。B哺乳反射による動きが完全に消失した後に、離乳食を開始する。その時期はおよそ生後5か月になったころが適当である。Cスプーン等の使用は離乳の開始以降でよい。D離乳食の開始の頃の食事支援のポイントのひとつとして、赤ちゃんの姿勢を少し後ろに傾けるようにすることがあげられる。E 7〜8か月頃は、やわらかめのものを前歯でかじり取らせるために、丸み(くぼみ)のあるスプーンを使用する。
Q 85 : 次の文は、糖類とその代謝に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A果糖は、果物、はちみつなどに含まれており、乳糖や麦芽糖の構成成分として重要である。B「日本食品標準成分表2010」(文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会報告)によると、上白糖のエネルギーは、約4kcal/gである。C単糖が数百から数千分子結合した高分子化合物を、オリゴ糖という。Dブドウ糖がエネルギーに代謝される際に必要となるビタミンB1、ビタミンB2、トリプトファンは、いずれもビタミンB群である。
Q 86 : 次の文は、ミネラルに関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。Aマグネシウムは、骨の健康の維持と体内の多くの酵素反応に必要な栄養素であり、「日本人の食事摂取基準(2010年版)」における多量ミネラルのひとつである。Bカリウムは、体液の浸透圧を決定する重要な因子である。C亜鉛は主として骨、皮膚、肝臓、腎臓、筋肉などに存在し、たんぱく質・核酸の代謝に関与している。D食塩の主成分は塩化ナトリウムであり、通常の食事による主なナトリウムの摂取源は、食塩である。E減塩は、胃がんや脳卒中の一次予防に寄与すると考えられる。
Q 87 : 次の文は、妊娠期の栄養と食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A妊娠期の食生活は、妊婦本人に加えて、児のライフステージのもっとも初期段階での栄養状態を形づくるものとして重要である。B「日本人の食事摂取基準(2010年版)」において、妊婦の付加量が初期、中期、末期の区分で示されている栄養素等は、エネルギー、たんぱく質、ビタミンB1、葉酸、鉄のみである。C「日本人の食事摂取基準(2010年版)」において、ミネラルの妊婦の付加量では、カルシウム(推奨量:mg/日)は+0、リン(目安量:mg/日)も+0である。D妊娠が進み子宮が増大するにつれて、大腸が圧迫されて便秘になりやすくなる。そのため、「日本人の食事摂取基準(2010年版)」では、食物繊維(目標量:g/日)の妊婦(付加量)は+5とされている。
Q 88 : 次の文は、母乳と母乳分泌のための栄養摂取に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A「日本食品標準成分表2010」(文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会報告)によると、人乳(成熟乳)の88%は水分である。B母乳中の感染抑制物質のひとつであるリゾチームは、溶菌作用をもつ酵素である。C「日本人の食事摂取基準(2010年版)」において、授乳婦のエネルギーの付加量(kcal/日)は、身体活動レベルⅠ、Ⅱ、Ⅲともに、+350である。D「日本人の食事摂取基準(2010年版)」において、授乳婦の鉄の付加量は、月経がない場合の推定平均必要量・推奨量において示されている。
Q 89 : 次の文は、人工栄養に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」では、「この省令において『調製粉乳』とは、生乳、牛乳若しくは特別牛乳又はこれらを原料として製造した食品を加工し、又は主要原料とし、これに乳幼児に必要な栄養素を加え液体状及び粉末状にしたものをいう。」と定められている。B育児用ミルクでは、乳児の脳や網膜などの発達に必要な不飽和脂肪酸であるステアリン酸が強化されている。C育児用ミルクには、感染抑制作用をもつたんぱく質が添加されているものがある。D「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19年:厚生労働省)では、「フォローアップミルクは、母乳または育児用ミルクの代替品ではない。」としている。
Q 90 : 次の文は、「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19年:厚生労働省)に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A離乳の開始前の乳児にとって、最適な栄養源は乳汁(母乳又は育児用ミルク)である。B離乳とは、乳汁栄養から一般食に移行する過程をいう。C離乳の進行では、「離乳の開始後2か月間は、離乳食は1日1回与える。」と示している。D離乳が進むにつれ、卵は卵黄(固ゆで)から全卵へと進めていく。E生後7、8か月頃は、1日当たり全卵1/2個が目安である。
Q 91 : 次の文は、乳幼児の食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A「平成17年度乳幼児栄養調査」(厚生労働省)によると、離乳食の完了の時期は、「13〜15か月」が最も多く、次いで「12か月」、「16か月〜18か月」の順となっている。B「平成17年度乳幼児栄養調査」(厚生労働省)におけるベビーフードの使用状況は、「よく使用した」と「時々使用した」をあわせると、4人に3人が離乳食にベビーフードを使用していた。C「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19年:厚生労働省)では、牛乳を与えることに加えて、離乳食の調理で乳製品を使用することも1歳以降が望ましいとしている。D「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19年:厚生労働省)では、離乳食の時期から生活習慣病予防のためのバランスのよい食事を食習慣として身につけていく必要があるとして、「〜生活習慣病予防のために、野菜・果物、魚をよく食べ、薄味に配慮した食習慣を〜」と示されている。
Q 92 : 次の文は、幼児期の食事におけるたんぱく質摂取に関する記述である。(A)〜(D)にあてはまる数字及び語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。「日本人の食事摂取基準(2010年版)」によると、幼児期のたんぱく質の食事摂取基準(推奨量)は、男性女性とも1〜2歳(A)g/日、3〜5歳(B)g/日である。幼児期は、身体は小さいが成長期であるため、成人と比較すると、体重1kg当たりのたんぱく質必要量は多い。そのため、幼児期のたんぱく質摂取においては、必須アミノ酸のそろった良質のたんぱく質を優先して与えるようにする。一般に、動物性たんぱく質は(C)が高いものが多いが、植物性たんぱく質では(D)を含むものが多い。
Q 93 : 次の文は、学齢期・思春期のエネルギー及びエネルギー代謝に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A「日本人の食事摂取基準(2010年版)」におけるエネルギーの食事摂取基準は、3〜5歳と6〜7歳では、身体活動レベルの区分はないが、8歳以降は、身体活動レベルの個人差を考慮するために成人と同じ3区分とし、それぞれに必要量が算定されている。B「日本人の食事摂取基準(2010年版)」において、基礎代謝量(kcal/日)は、「基礎代謝基準値(kcal/kg体重/日)×基準体重(kg)」として算定されている。C基礎代謝量は、早朝空腹時に快適な室内(室温など)において安静伏臥位・睡眠状態で測定される。D学童期後半からみられる第二発育急進期は、女子の方が早く出現する。そのため、「日本人の食事摂取基準(2010年版)」に示されている10〜11歳の基礎代謝量(kcal/日)は、男性より女性の方が多い。
Q 94 : 次の文は、学校給食の実施に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A「平成21年度学校給食実施状況等調査」(文部科学省)において小学校の給食実施状況をみると、児童数の99%以上が学校給食(完全給食・補食給食・ミルク給食)を受けている。B「平成21年度学校給食実施状況等調査」(文部科学省)において小学校の給食実施状況をみると、児童数の約99%が完全給食を受けており、補食給食とミルク給食を合わせても児童数の1%以下である。C「平成21年度学校給食実施状況等調査」(文部科学省)において中学校の給食実施状況をみると、生徒数の約50%が完全給食を受けており、補食給食とミルク給食では、補食給食の方が多い。D「学校における米飯給食の推進について」(平成21年:文部科学省)では、「米飯給食の推進については、週3回以上を目標として推進するものとする。」としている。
Q 95 : 次の文は、骨格及び骨の疾病に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。Aたんぱく質は生命の維持に不可欠な栄養素であり、細胞膜、体の骨格、筋肉、皮膚などの組織を構成するとともに、代謝の調節などさまざまな機能を果たしている。Bリンは、骨組織には存在しない。Cクレチン症は、小児期にみられるビタミンDの欠乏症であり、骨が軟らかい、脊柱・四肢などの発育不全、異常な湾曲など、骨の形成異常が主な症状である。D成長期には骨量が増加し、ほぼ20歳までにもっとも多い骨量を獲得する。その後、加齢とともに骨量は徐々に減少するので、将来の骨粗鬆症予防のためにも、学童・思春期ではやせの予防とともに、過不足のないカルシウム摂取を心がける。
Q 96 : 次の文は、食物アレルギーに関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A食物の摂取により生体に障害を引き起こす反応のうち、食物抗原に対する免疫学的反応によるものを食物アレルギーと呼んでいる。B「えび」及び「かに」を原材料とする加工食品にあっては、食品衛生法施行規則により、これらを含む旨を容器包装又は包装の見やすい場所に表示することが義務づけられている。C食物アレルギーによって、皮膚、粘膜、消化器、呼吸器などに症状が引き起こされる。多臓器に症状が現れ、時にショック症状を引き起こす場合もある。Dごく少量の原因物質に触れるだけでもアレルギー症状を起こす子どもがいる。このような子どもは、原因物質を“食べる”だけでなく、“吸い込む”ことや“触れる”ことも発症の原因となるため、食物・食材を扱う活動では、個々の子どもに応じた配慮が必要である。
Q 97 : 次の文は、障害がある小児の健康と食生活に関する記述である。(A)〜(D)にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。⑴食事量の不足、胃食道逆流などが原因で鉄が不足すると、鉄欠乏性貧血になりやすい。鉄は鉄欠乏性貧血の予防と治療に欠かせない栄養素である。食品に含まれる鉄のうち(A)は、(B)と比較して吸収率が高いので、豚レバー・鶏レバーなどの(A)の多い食品を食事に取り入れるとともに、鉄の吸収を促進する(C)も合わせてとるようにするとよい。⑵運動不足、腹圧の低下、食事や水分摂取量の不足などが原因で便秘になりがちである。便秘解消や生活習慣病の予防の観点からも、(D)などの食物繊維が豊富な食品を上手に摂取することを心がける。
Q 98 : 次の文は、食べる機能に障害がある小児の食事と食事介助に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 99 : 次の文は、「児童福祉施設における『食事摂取基準』を活用した食事計画について」(平成22年:厚生労働省)の一部である。(A)〜(C)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。「食事摂取基準」は、健康な(A)を対象とし、国民の健康の維持・増進、(B)を目的とし、性・年齢区分における平均的な身長、体重を基準として、エネルギー及び各栄養素の摂取量の基準を示すものである。よって、児童福祉施設においても、(C)を有するため身体状況や生活状況等が個人によって著しく異なる場合には、一律の適用が困難であることから、個々人の発育・発達状況、栄養状態、生活状況等に基づいた食事計画を立てること。
Q 100 : 次の文は、「児童福祉施設における食事の提供ガイド」(平成22年:厚生労働省)における「食事の提供における食中毒予防のための衛生管理」に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A食中毒予防の3原則は、食中毒菌を「付けない」「増やさない」「やっつける(殺菌する)」である。B大量調理施設衛生管理マニュアルには、加熱調理食品は、中心部温度計を用いるなどにより、中心部が65℃以上で1分間以上又はこれと同等以上まで加熱されていることを確認するとともに、温度と時間の記録を行うと記述されている。C大量調理施設衛生管理マニュアルでは、調理後直ちに提供される食品以外の食品は病原菌の増殖を抑制するために、10℃以下又は65℃以上で管理することが必要であるとされている。D小規模施設においても、大量調理施設衛生管理マニュアルの考えを踏まえ、衛生管理を徹底することが求められる。E小規模施設での留意点において、日々の衛生管理状況を記録することは重要である。記録をつけることは、トレーニングを要する習慣であり、小規模施設においても責務である。
Q 101 : 次の文は、「児童福祉法」の保育所及び子育て支援事業に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A「児童福祉法」第24条では、保育に対する需要の増大、児童の数の減少等やむを得ない事由があるときは、家庭的保育事業による保育を行うことその他の適切な保護をしなければならないとされている。B「児童福祉法」第48条の3では、保育所は、保育に支障がない限りにおいて、乳児、幼児等の保育に関する相談に応じ、及び助言を行うよう努めなければならないとされている。C「児童福祉法」第21条の16では、国及び地方公共団体は、子育て支援事業を行う者に対して、情報の提供、相談その他の適当な援助をするように努めなければならないとされている。D「児童福祉法」第21条の11では、保育所は、保護者から求めがあったときは、児童の養育の状況、その他の事情について調査し、最も適切な子育て支援事業の利用ができるよう努めなければならないとされている。
Q 102 : 次の文のうち、「保育所保育指針」第1章「総則」の2「保育所の役割」の一部として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A保育所は、児童福祉法(昭和22年法律第164号)第39条の規定に基づき、保育に欠ける子どもの保育を行い、その健全な心身の発達を図ることを目的とする児童福祉施設であり、(以下略)。B保育所は、その目的を達成するために、保育に関する専門性を有する職員が、家庭との緊密な連携の下に、子どもの状況や発達過程を踏まえ、養護と教育をそれぞれに行い、教育に関する事項は環境を通して行うことを特性としている。C保育所は入所する子どもの最善の利益を考慮し、その福祉を積極的に増進するために、各年齢ごとに定めた教育の目的を達成することを保育の特性としている。D保育所は、入所する子どもの保育を行うとともに、保育所独自で、入所する子どもの保護者や地域の子育て家庭に対する支援等を行う役割を担う。E保育所における保育士は、児童福祉法第18条の4の規定を踏まえ、保育所の役割及び機能が適切に発揮されるように、倫理観に裏付けられた専門的知識、技術及び判断をもって、子どもを保育するとともに、子どもの保護者に対する保育に関する指導を行うものである。
Q 103 : 次の文は、認可外保育施設に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A認可外保育施設とは、「児童福祉法」第35条第4項の認可を受けていない、乳児または幼児を保育することを目的とする施設である。B認可外保育施設には、事業所内保育施設、へき地保育所、ベビーホテルなどがある。平成16年から平成20年までの5年間をみると、認可保育所は施設数、入所児童数共に増加しているが、認可外保育施設の施設数、入所児童数は減少している。C認可外であるため、認可外保育施設は都道府県知事への届出制は導入されていない。D国は、地方自治体が認可外保育施設に対する指導監督を行うためのガイドラインとして「認可外保育施設指導監督の指針」を作成している。
Q 104 : 次の文は、「保育所保育指針」第1章「総則」の(2)「保育の方法」の一部である。(A)〜(E)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。・一人一人の子どもの状況や家庭及び地域社会での生活の実態を把握するとともに、子どもが(A)と信頼感を持って活動できるよう、子どもの主体としての思いや願いを受け止めること。・子ども相互の関係作りや互いに(B)する心を大切にし、集団における活動を効果あるものにするよう(C)すること。・子どもが自発的、意欲的に関われるような環境を構成し、子どもの(D)な活動や子ども相互の関わりを大切にすること。特に、乳幼児期にふさわしい体験が得られるように、生活や遊びを通して(E)に保育すること。
Q 105 : 次の【Ⅰ群】は、世界の保育思想の歴史に関する記述である。これと、【Ⅱ群:著書名】、【Ⅲ群:人名】を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。【Ⅰ群】①施設に入所している子どもたちの心理・情緒、身体発達などの調査を通して、長期に母性や養護を奪われた状況が続けば人格形成や情緒の発達に深刻な影響がもたらされることを明らかにし、乳幼児にとっては、養育する者との情緒的な絆が健全な発達の基盤となるという「愛着理論」を展開した。②「自然の教育」(能力や身体器官の内部発展)、「事物の教育」(実物による経験教育)、「人間の教育」(「自然の教育」を基礎にした教育)を説き、無用な教えや干渉を排した「消極的教育」にもとづく「自己統制、自己教育」を主張した。③「近世初頭には、子どもたちは、母親ないし乳母の介助が要らないとみなされるとただちに、すなわち遅い離乳の後何年もしないうちに、7歳ぐらいになるとすぐ大人たちと一緒にされていた。この時から、子どもたちは一挙に成人の大共同体の中に入り、老若の友人たちと共に、日々の仕事や遊戯を共有していたのである。」と記している。【Ⅱ群】A 乳幼児の精神衛生 B 隠者の夕暮 C エミール D 人間の教育 E 子供の誕生 F学校と社会【Ⅲ群】 ア デューイ(Dewey,J.) イ ルソー(Rousseau,J.-J.) ウ アリエス(PhiliPPeAriès) エ ボウルビィ(Bowlby,J.) オ フレーベル(Fröbel,F.W.)
Q 106 : 次の文は、日本における保育の歴史についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A「子守学校」「子守学級」では、乳幼児を背負って学校にくる児童を教育し、その間、乳幼児を別室で保育する場合もあった。B明治末期には、東基吉、和田実などがフレーベルの恩物中心の保育を批判し、これとは異なる遊びを重視する保育や子ども中心の保育内容を提唱して全国の保母たちに受け入れられていった。C1948年に発行された『保育要領―幼児教育の手引き―』は、幼稚園と保育所での使用を前提とし、家庭での幼児教育のあり方についても扱っている。D日本では、「認定こども園」の創設まで、幼稚園と保育所の関係について国として検討したことはなかった。
Q 107 : 次の文は、「保育所保育指針」第7章「職員の資質向上」の1「職員の資質向上に関する基本的事項」の一部である。(A)〜(E)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。⑴子どもの(A)を考慮し、(B)に配慮した保育を行うためには、職員一人一人の倫理観、(C)並びに保育所職員としての職務及び責任の理解と自覚が基盤となること。⑵保育所全体の保育の質の向上を図るため、職員一人一人が、(D)や研修などを通じて保育の専門性などを高めるとともに、保育実践や保育の内容に関する職員の共通理解を図り、(E)を高めていくこと。
Q 108 : 次の文のうち、「保育所保育指針」第1章「総則」の(1)「保育の目標」の一部として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A十分に養護の行き届いた環境の下に、くつろいだ雰囲気の中で子どもの様々な欲求を満たし、生命の保持及び情緒の安定を図ること。B人との関わりの中で、人に対する愛情と信頼感、そして人権を大切にする心を育てるとともに、自主、自立及び協調の態度を養い、心身の健康の基礎を培うこと。C生命、自然及び社会の事象についての興味や関心を育て、それらに対する豊かな心情や思考力の芽生えを培うこと。D生活の中で、言葉への興味や関心を育て、話したり、聞いたり、相手の話を理解しようとするなど、言葉の豊かさを養うこと。E様々な体験を通して、生活に必要な協調性を育み、社会性の芽生えを培うこと。
Q 109 : 次の文は、「保育所保育指針」第2章「子どもの発達」の一部である。(A)〜(E)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。子どもの発達は、子どもがそれまでの体験を基にして、(A)に働きかけ、(A)との相互作用を通して、豊かな心情、意欲及び態度を身に付け、(B)を獲得していく過程である。特に大切なのは、(C)であり、愛情豊かで思慮深い大人による保護や世話などを通して、大人と子どもの相互の関わりが十分に行われることが重要である。この関係を起点として、次第に(D)との間でも相互に働きかけ、関わりを深め、(E)と自己の主体性を形成していくのである。
Q 110 : 次の文は、「保育所保育指針」第4章「保育の計画及び評価」の(3)「指導計画の作成上、特に留意すべき事項」の一部である。(A)〜(D)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。子どもの生活の(A)を踏まえ、家庭及び地域社会と連携して保育が展開されるよう配慮すること。その際、家庭や(B)及び団体の協力を得て、(C)の自然、人材、行事、施設等の資源を積極的に活用し、豊かな(D)を始め保育内容の充実が図られるよう配慮すること。
Q 111 : 次の文のうち、「保育所保育指針」第3章「保育の内容」の⑶「3歳未満児の保育に関わる配慮事項」の一部として適切な記述を一つ選びなさい。
Q 112 : 次の文は、長時間保育への対応に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A一日の疲れや保護者を待つ気持ちを受け止め、保育士等が温かく関わる。B長時間保育は保育課程には含まれないので、指導計画とは別に計画を作成する。C子どもに及ぼす影響に左右されずに、保護者の就労状況に応じて保育時間を延長する。D保護者との連携を密にすることで、子どもの生活リズムに配慮する。E 3歳以上児は、延長保育の時間帯も教育であることを優先して、集団活動を多く取り入れる。
Q 113 : 次の文は、保育所が行う一時保育に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A一時保育は各保育所の独自の取り組みであり、市町村とは関わりなく実施する。B発達のつまずきが疑われる子どもについては、保健センターの保健師の許可を得た場合には、一時保育を受け付ける。C一人一人の子どもの心身の状態、保育場面への適応などを考慮して保育する。D一時保育の子どもと通常保育の子どものそれぞれの安定のために、一時保育のための保育室を確保して必ず両者を分けて保育を行う。
Q 114 : 次の文は、保育所の子育て支援の機能と特性に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A保育所の子育て支援は、男女共同参画社会の進展や家庭の養育力の低下などの今日的状況を踏まえ、進めていくことが必要とされている。B保育士等の保護者に対する支援は、保育という業務と一体的に深く関連していることを常に考慮する。C保育所における保護者への支援は、保育士とは異なるカウンセラーの業務であり、その子育て支援の役割は特に重要なものである。D災害時なども含め、子どもの生命・生活を守り、保護者の就労と自己実現を支える社会的使命を有している。E子育て支援に際して、保育所は公的施設として、ボランティアやNPO団体を除く様々な社会資源との連携や協力を行う。
Q 115 : 次の文は、「保育所保育指針」第6章「保護者に対する支援」の3「地域における子育て支援」の一部である。(A)〜(E)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。・(A)の支援を得て、地域の関係機関、(B)等との積極的な連携及び協力を図るとともに、(C)に関わる地域の(D)の積極的な活用を図るよう努めること。・地域の(E)への対応など、地域の子どもをめぐる諸課題に対し、(E)対策地域協議会など関係機関等と連携、協力して取り組むよう努めること。
Q 116 : 次の文は、保育所における相談援助活動に関する記述である。最も適切な記述を一つ選びなさい。
Q 117 : 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】Mちゃん(2歳半)は、保育所で毎日のように友達にかみついてしまいます。おもちゃの取り合いや、ふざけていてかむなら理由がはっきりしていて対応の方法も考えられますが、Mちゃんの場合は突然かみついて理由がわかりません。かまれて泣いている子どもの様子を見せ、泣いている子どもの気持ちを代弁して「いたいからかまないでね」とやさしく注意するのですが、かみつきはおさまりません。【設問】保育士の対応として、「保育所保育指針」に規定される保育の方法に係る基本原則に沿った対応を○、沿っていない対応を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。【保育士の対応】A理由を理解するよりも、他の子どもたちの被害を少なくすることを優先して、Mちゃんから目を離さず、かみそうな気配の時は素早く止める。B理由がわからないので、Mちゃんに対してかまれた子どもの気持ちを代弁して、厳しく叱る。C理由を見逃しているのかもしれないので、よく観察を続ける。D他の子どもに被害が及ばないように、Mちゃんを別の場所に隔離して、2歳頃の子どもの好きそうな遊びを提供する。E Mちゃんの気持ちをその時々に応じて汲み取り、「これで遊びたかったの?」などとMちゃんの表現したかった気持ちを受け止めるよう努力する。F子どもがかむ理由は、家庭に問題があり情緒不安定になっているからであり、保護者面談を計画する。
Q 118 : 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】Mちゃん(2歳半)は、保育所で毎日のように友達にかみついてしまいます。おもちゃの取り合いや、ふざけていてかむなら理由がはっきりしていて対応の方法も考えられますが、Mちゃんの場合は突然かみついて理由がわかりません。かまれて泣いている子どもの様子を見せ、泣いている子どもの気持ちを代弁して「いたいからかまないでね」とやさしく注意するのですが、かみつきはおさまりません。【設問】子どものかみつきに対応する際の考え方として、「保育所保育指針」に規定される保育の方法に係る基本原則に沿った考え方を○、沿っていない考え方を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。【対応する際の考え方】A子どもはことばが通じないことが多いが、他者を傷つけるかみつきは厳しく叱ることが重要である。B保育所は、一人の子どものためのものではなく、保育所に通うすべての子どもの生活の場であるので、安全の確保のためには、かみつきがおさまるまで隔離することが大切である。C 2歳前後は自らの気持ちをことばで表現することが十分ではなく、かみつきも自己表現の一つとして、子どもの気持ちを受け止めていく。D 2歳前後の子どもはことばで自己を表現することが難しい過程にあるので、かむことは仕方ないことであり、子どもが発達するのを待つ。Eかまれた子どもだけではなく、かんだ子どもの気持ちも保育士が表現して伝えながら、かまなくても気持ちを伝えられるようにしていく。
Q 119 : 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】S君(5歳児)は自分のペースでじっくりと遊びに取り組むことが多い。11月の保護者の保育参加でも、砂場で男の子たちは夢中になって川作りをしていたが、S君は数人の女の子と一緒に砂場の端に木やプラスチックを積み重ねている。S君の父親が男の子達のダイナミックな活動に誘っても「僕は今、保育所を作っているところだから。」と断った。園庭から保育室に戻った時に、S君の父親は思い詰めた様子で、担任の保育士に、「Sは男の子達から仲間はずれにされているのですか。男の子らしく活発に遊んでほしいと思っているのですが、この間の就学時健診でも、Sはおとなしかったようです。こんな様子では、小学校へ行ってからいじめられるのではないかと心配です。」と話しかけてきた。【設問】「保育所保育指針」に規定される保護者に対する支援に沿った保育士の対応として、最も適切な記述を一つ選びなさい。
Q 120 : 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】S君(5歳児)は自分のペースでじっくりと遊びに取り組むことが多い。11月の保護者の保育参加でも、砂場で男の子たちは夢中になって川作りをしていたが、S君は数人の女の子と一緒に砂場の端に木やプラスチックを積み重ねている。S君の父親が男の子達のダイナミックな活動に誘っても「僕は今、保育所を作っているところだから。」と断った。園庭から保育室に戻った時に、S君の父親は思い詰めた様子で、担任の保育士に、「Sは男の子達から仲間はずれにされているのですか。男の子らしく活発に遊んでほしいと思っているのですが、この間の就学時健診でも、Sはおとなしかったようです。こんな様子では、小学校へ行ってからいじめられるのではないかと心配です。」と話しかけてきた。その後、子どもの午睡時に、別の部屋で保護者懇談会を開いた。【設問】「保育所保育指針」に規定される保護者に対する支援に沿った保育士の対応として、最も適切な記述を一つ選びなさい。
Q 121 : 次の文は、「教育基本法」の一部である。(A)・(B)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。幼児期の教育は、生涯にわたる(A)の基礎を培う重要なものであることにかんがみ、国及び地方公共団体は、幼児の健やかな成長に資する良好な(B)の整備その他適当な方法によって、その振興に努めなければならない。
Q 122 : 次の文は、「児童憲章」の一部である。(A)・(B)にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。われらは、(A)の精神にしたがい、児童に対する正しい観念を確立し、すべての児童の幸福をはかるために、この憲章を定める。児童は、人として(B)。児童は、社会の一員として重んぜられる。児童は、よい環境のなかで育てられる。
Q 123 : 次の文のうち、「幼稚園教育要領」第1章「総則」の一部として不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 124 : 次の【Ⅰ群】の人物と【Ⅱ群】の言葉を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。【Ⅰ群】Aルソー(Rousseau,J.-J.)Bカント(Kant,I.)Cロック(Locke,J.)【Ⅱ群】ア人間とは教育されなければならない唯一の被造物であります。イ万物をつくる者の手をはなれるときすべてはよいものであるが、人間の手にうつるとすべてが悪くなる。ウ健全な身体に宿る健全な精神、これはこの世における幸福な状態というものを、簡潔ではあるが十分に言い表わしている。
Q 125 : 次の文は、ペスタロッチ(Pestalozzi,J.H.)に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 126 : 次の【Ⅰ群】の人物と【Ⅱ群】の言葉を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。【Ⅰ群】A ベル(Bell,A.) B ソクラテス(Sōkratēs) C デューイ(Dewey,J.)【Ⅱ群】 ア 助教法 イ 産婆術(助産術) ウ 問題解決学習 エ 有意味受容学習
Q 127 : 次の文は、倉橋惣三に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 128 : 次の文は、アメリカ合衆国の教育制度に関する記述である。( )にあてはまる語句として、最も適切なものを一つ選びなさい。( )とは、アメリカにおいて、経済的・文化的に恵まれない貧困家庭の子どもに対し、教育、医療、栄養および社会的サービス等を含む総合的援助を提供する連邦政府の事業である。貧困家庭の子どもたちが小学校に入学したとき、通常の家庭の子どもたちと同一の学習準備段階に立てるように、あらかじめ文化的格差を解消しておくことを目的とする。そのため、貧困家庭の子どもたちに、特別の就学前教育を提供する。1965年から始まり、さまざまな形態をとりながら今日まで継続している。テレビ番組「セサミストリート」も、この事業において開発、制作されたものである。
Q 129 : 文部科学省の「人権教育の指導方法等に関する調査研究会議」は、人権教育を推進するため、「人権教育の指導方法等の在り方について」(第三次とりまとめ)(平成20年3月)を公表した。次の文のうち、この報告の内容に照らし不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 130 : 文部科学省は、特別支援教育が法的に位置付けられた改正学校教育法が施行されるにあたり、「特別支援教育の推進について(通知)」(平成19年4月1日)を示した。次の文のうち、この通知に記された特別支援教育の理念として正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A特別支援教育は、障害のある幼児児童生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取組を支援するという視点に立ち、幼児児童生徒一人一人の教育的ニーズを把握し、その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善又は克服するため、適切な指導及び必要な支援を行うものである。B特別支援教育は、従来の盲学校、聾学校、養護学校における教育を統合し再編したもので、知的な遅れのない発達障害を対象とするものではない。C特別支援教育は、障害のある幼児児童生徒への教育にとどまらず、障害の有無やその他の個々の違いを認識しつつ様々な人々が生き生きと活躍できる共生社会の形成の基礎となるものであり、我が国の現在及び将来の社会にとって重要な意味を持っている。
Q 131 : 次の組み合わせのうち、施設名(および創設年)とその創設者として正しい組み合わせを一つ選びなさい。
Q 132 : 次の文は、わが国の社会的養護の施策の取り組みに関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A里親制度の充実を図り、里親への委託を推進している。B情緒障害児短期治療施設に関して、ケア単位の小規模化を推進している。C児童自立生活援助事業(自立援助ホーム)の拡充を目指している。D児童家庭支援センターの拡充を目指している。
Q 133 : 次の文は、「児童養護施設入所児童等調査結果の概要(平成20年2月1日現在)」(厚生労働省)における児童の委託(入所)経路に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A児童自立支援施設に在籍している児童の「入所経路」では、「家庭裁判所から」の割合が最も高い。B情緒障害児短期治療施設に在籍している児童の「入所経路」では、「知的障害児施設から」の割合が最も高い。C里親委託児の「委託経路」では、「児童養護施設から」の割合が最も高い。D乳児院に在籍している児童の「入所経路」では、「里親家庭から」の割合が最も高い。
Q 134 : 次の文は、「児童福祉法」に規定された児童福祉施設における入所児童に関する記述である。適切な記述を一つ選びなさい。
Q 135 : 次の児童福祉施設のうち、在所者数(「平成20年社会福祉施設等調査報告」)が最も多いものを一つ選びなさい。
Q 136 : 次の文は、「乳児院等における早期家庭復帰等の支援体制の強化について」(平成16年4月28日雇児発第0428005号厚生労働省雇用均等・児童家庭局長通知)の内容に関するものである。正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A乳児院、児童養護施設、情緒障害児短期治療施設及び児童自立支援施設における早期家庭復帰等の支援体制の強化について定めている。Bこの通知の対象児童は、虐待等の家庭環境上の理由により入所している児童であって、支援することで家庭復帰が見込まれる児童であり、里親委託や養子縁組が適切な児童は含まない。C家庭支援専門相談員を配置する施設は、家庭復帰支援に関する相談・養育指導を行うための部屋又は相談・養育指導に応じることができる場を有するものとする。D家庭支援専門相談員は保護者等への早期家庭復帰までの業務を担当し、退所後の児童に対する継続した生活相談は児童相談所の児童福祉司が行う。
Q 137 : 次の文は、里親制度と小規模住居型児童養育事業に関する記述である。正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A里親は、都道府県(指定都市及び児童相談所設置市を含む。)が行う研修を受け、その資質の向上を図るように努めなければならない。B里親は、委託児童の養育状況に関する記録を整備しておかなければならない。C小規模住居型児童養育事業では、1人以上の養育者がファミリーホームに本拠をおき、専任の養育者でなければならないものとし、うち1人をファミリーホームの管理者とする。D小規模住居型児童養育事業では、ファミリーホームごとに4人以上の養育者を置かなければならない。
Q 138 : 次の文は、児童養護施設の援助体制についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A児童養護施設において、日常の服薬管理や健康管理、感染症の予防等医療的ケアが必要な児童に適切に対応するため、看護師を配置するなどして、医療的支援体制の強化が図られている。B児童養護施設の年長児童に対する学習指導の強化を図るために、指導員の配置に要する経費及び学習指導に必要な副教材等の経費については、別途、措置費による支給がなされている。C児童養護施設における学習指導および特別指導の指導員は、常勤でなければならない。D児童養護施設が小規模グループケアを行う場合、専任の職員として児童指導員又は保育士1名を加配し、他の職員と連携してケアを行うこととされている。
Q 139 : 次の施設のうち、すべての都道府県に設置または実施(平成20年10月1日現在)されているものとして正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A 児童家庭支援センター B ファミリーホーム(小規模住居型児童養育事業) C 自立援助ホーム(児童自立生活援助事業) D 情緒障害児短期治療施設 E 児童自立支援施設
Q 140 : 次の文は、重症心身障害児施設についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A1967(昭和42)年の「児童福祉法」一部改正によって児童福祉施設に位置付けられた。B設備の基準は、「児童福祉施設最低基準(平成23年4月1日現在)」によると、医療法に規定する病院として必要な設備のほか、観察室、訓練室、看護師詰所及び浴室を設けることとする。C「社会福祉施設等調査報告」によると、平成16年〜平成20年において施設数、定員および在所者数は減少傾向にある。D職員は、「児童福祉施設最低基準(平成23年4月1日現在)」によると、医療法に規定する病院として必要な職員のほか、児童指導員、保育士、心理指導を担当する職員及び理学療法士又は作業療法士を置かなければならない。
Q 141 : 著作権の関係により、公表できません。
Q 142 : 次のA〜Dを意味する音楽用語をア〜ウの中から選んだ場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A glissando ア 二音間を滑るように イ 激昂して ウ 軽やかにB staccato ア ゆったりしたテンポで イ 音を短く切って ウ 始めに戻る C accelerando ア 自由に イ 歌うように ウ 次第に速く D tenuto ア 男声の高音 イ 音の長さを保って ウ 荘重に
Q 143 : 次のコードネームにあてはまる鍵盤の位置として正しい組み合わせを一つ選びなさい。
Q 144 : 著作権の関係により、公表できません。
Q 145 : 著作権の関係により、公表できません。
Q 146 : 次の文のうち、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A團伊玖磨作曲、まど・みちお作詞の「ぞうさん」は、3拍子の曲である。Bすべてのわらべうたは、イ短調で作曲されている。C「赤い鳥小鳥」は、明治時代に発表された唱歌である。Dニ長調の調号は、シャープが二つである。
Q 147 : 次の文のうち、「保育所保育指針」第3章「保育の内容」のオ「表現」における(ア)「ねらい」の記述として正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A明るく伸び伸びと表現し、充実感を味わう。B感じたことや考えたことを自分なりに表現して楽しむ。Cいろいろな物の美しさなどに対する豊かな感性を持つ。D身近な自然と触れ合う中で、様々な表現に対する幅広い感性を持つ。E生活の中でイメージを豊かにし、様々な表現を楽しむ。
Q 148 : 次の語句は、描画表現に関するものである。A〜Dの語句を一般的に出現するのが早い順に並べた場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。A 頭足人 B 基底線 C スクリブル D 写実的表現
Q 149 : 次の図は、12色相環を表している。A〜Dにあてはまる色名として正しい組み合わせを一つ選びなさい。
Q 150 : 平面構成をする際の構成美の要素の一つである「グラデーション」について、適切な記述を一つ選びなさい。
Q 151 : 次の【事例】の(A)〜(C)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。【事例】H保育園で廊下の壁に貼ってあるポスターを見ていたSちゃんが「私の絵みたい」と言いました。そのポスターに描かれている絵は、「ゲルニカ」で有名な(A)という画家の作品で、彼の(B)派といわれる頃の絵でした。それは子どもの絵の特徴の一つである(C)に類似しているものでした。
Q 152 : 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】M先生は、パネルシアターで使用する動物の絵人形をつくりました。材料、用具として、不織布、油性ペン、鉛筆、画用紙、ポスターカラー、はさみを使用しました。【設問】その時の過程をA〜Eとした場合の手順として、最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。A写し取った不織布に油性ペンで縁取りをする。B縁取りをした不織布に彩色する。C画用紙に絵人形の下絵を描く。D縁取りの線の外に余白を少し残して切り取る。E下絵の上に不織布をのせて写し取る。
Q 153 : 次の文を「保育所保育指針」第3章「保育の内容」の記述として完成させる場合、(A)〜(C)の語句が正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。「(A保育)」とは、子どもが健やかに成長し、その活動がより豊かに展開されるための発達の援助であり、「健康」、「人間関係」、「環境」、「言葉」及び「表現」の5領域から構成される。この5領域並びに「生命の保持」及び「(B精神)の安定」に関わる保育の内容は、子どもの生活や遊びを通して相互に関連を持ちながら、(C個別的)に展開されるものである。
Q 154 : 次の文は、「保育所保育指針」第2章「子どもの発達」の2「発達過程」の一部である。これにあてはまる発達過程の区分として正しいものを一つ選びなさい。基本的な運動機能が伸び、それに伴い、食事、排泄、衣類の着脱などもほぼ自立できるようになる。話し言葉の基礎ができて、盛んに質問するなど知的興味や関心が高まる。
Q 155 : 次の文を「保育所保育指針」第3章「保育の内容」のエ「言葉」の記述として完成させる場合、(A)〜(C)の語句が正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。経験したことや考えたことなどを(Aいろいろな)言葉で表現し、相手の話す言葉を聞こうとする意欲や(B知識)を育て、言葉に対する(C感情)や言葉で表現する力を養う。
Q 156 : 次の文は、「保育所保育指針」第3章「保育の内容」のイ「情緒の安定」の(イ)「内容」の一部である。(A)〜(E)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。保育士等との(A)を基盤に、一人一人の子どもが(B)に活動し、(C)や探索意欲などを高めるとともに、自分への(D)を持つことができるよう成長の(E)を見守り、適切に働きかける。
Q 157 : 次の文のうち、「保育所保育指針」第3章「保育の内容」のエ「言葉」の(イ)「内容」の記述として正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A生活の中で必要な言葉が分かり、話す。B親しみを持って日常のあいさつをする。C日常生活の中で、文字などで遊ぶ楽しさを味わう。
Q 158 : 次の文は、「保育所保育指針」第3章「保育の内容」の(3)「3歳未満児の保育に関わる配慮事項」の一部である。(A)〜(C)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。子どもの(A)の育ちを見守り、その気持ちを(B)とともに、保育士等が仲立ちとなって、(C)の気持ちや(C)との関わり方を丁寧に伝えていくこと。
Q 159 : 次の文は、「児童福祉施設最低基準(平成23年4月1日現在)」第7条の2の一部である。(A)〜(C)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。児童福祉施設の職員は、法に定めるそれぞれの(A)を達成するために必要な知識及び(B)、維持及び(C)に努めなければならない。
Q 160 : 次の文を「児童福祉法」第43条の3の記述として完成させる場合、(A)〜(C)の語句が正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。肢体不自由児施設は、肢体不自由のある児童を(A治療)するとともに、(B自立)に必要な(C能力)を与えることを目的とする施設とする。
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