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Q 1 : 次の文は、2012(平成24)年までの日本の人口動態統計に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。A合計特殊出生率は、2005(平成17)年以降、ほぼ毎年増加し続けた。B死亡率は、2005(平成17)年以降、ほぼ毎年減少し続けた。C乳児死亡率は、1995(平成7)年以降、ほぼ毎年減少し続けた。D出生数は、1995(平成7)年以降、ほぼ変わらない。E人口は、1995(平成7)年以降、ほぼ毎年減少し続けた。
Q 2 : 次の文は、子どもの健康に関する情報の収集についての記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。A子どもから、ことばによって情報収集できる場合は、保護者からの情報は不要である。B親はどんな場合でも祖父母より重要な情報源である。C子どもの示す様々な訴えや仕草は重要な情報である。D情報の内容と同時に、収集時の状況も重要な情報である。E情報収集、分析にあたっては、自分の考え方や価値観にとらわれないようにする。
Q 3 : 次の文は、褐色性母斑がたくさんある3歳児に関する記述である。保護者から「調べたらレックリングハウゼン病というのを知った。心配である」と言われた。保育所の健診で嘱託医から「レックリングハウゼン病の可能性はなく、普通に保育して良いし、親に心配を与えないようにして下さい」と言われた。次のうち、保育士として不適切な行動の記述の組み合わせを一つ選びなさい。Aレックリングハウゼン病とは、どのような病気か良くわからないので、書物等を調べてみる。Bインターネットによる検索では、「優性遺伝病であり、知的障害が生じることがある」と書いてあったので、心配になり精密検査を勧める。C保護者には、「あまり心配しないで、普通に育てて下さい」と伝える。D保護者には、嘱託医から「心配しないように」と言われたが、かかりつけの小児科医を受診する際に、聞いてみると良いかもしれませんと伝える。E念のため他の園児に感染しないように、隔離して保育する。
Q 4 : 次のうち、2012(平成24)年、日本の1~4歳児の死亡原因の第1位~第3位として正しい組み合わせを一つ選びなさい。 A 不慮の事故 B 心疾患(高血圧性を除く) C 悪性新生物 D 腸管感染症 E 先天奇形、変形及び染色体異常
Q 5 : 次の文は、乳幼児の発育(成長)・発達やその評価に関する記述である。不適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。A 1~2歳の子どもで、体重計測時に動いて測れない場合には、大人が抱いて測りその後大人の体重を差し引いてもよい。B身体測定で得られた数値の評価の基準となるのは、「乳幼児身体発育値」である。C発達は、直線的かつ連続的に進む現象である。D発達の評価では、通常、その項目について75%の子どもが可能になる時期までにできるようになれば「正常発達」と考える。E通常「はいはい」の後に「つかまりだち」が見られるようになり、逆の場合には運動発達に問題が見られるようになることが多い。
Q 6 : 次の文は、原始反射についての記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。A原始反射とは、未熟児にみられ、成熟児にはみられない。B原始反射には、探索・吸啜反射、把握反射、自動歩行などがある。C緊張性頸反射は、原始反射であるが生後1歳頃までみられる。Dモロー反射が生後10か月まであると、中枢神経系の異常が疑われる。Eバビンスキー反射は生後8か月頃に消失する。
Q 7 : 次の疾患は、子どもが罹りうる疾患である。このうちヒトからヒトに直接、感染する感染症の組み合わせを一つ選びなさい。A 麻しん B 水痘(みずぼうそう) C 川崎病 D 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) E 糖尿病
Q 8 : 家庭での子どもへの虐待が疑われる場合には、速やかに児童相談所等へ通告する必要がある。次の文は、通告にあたっての留意事項である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。A「疑い」の段階では行ってはならない。B通告は、必ず書面で行う。C担当の保育士の判断だけでなく、必ず組織としての判断が必要である。D写真等の虐待を証明する資料はある方が望ましいが、必ず必要なものではない。E通告は、守秘義務に違反するものではない。
Q 9 : 次の文は、「保育所保育指針」第5章「健康及び安全」に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A子どもの健康及び安全は、子どもの生命の保持と健やかな生活の基本である。B保育所では、一人一人の子どもの健康の保持及び増進並びに安全の確保に努めなければならない。C保育所では、子ども集団全体の健康及び安全の確保に努めなければならない。D保育所では、子どもの状態を観察し、何らかの疾病が疑われる時は、常に嘱託医に連絡し治療の指示を受けなければならない。E保育所では、感染症の発生が疑われる時は、直ちに保健所へ届け出なければならない。
Q 10 : 次の文は、保育所での定期健診で担当する3歳児に関する記述である。嘱託医より「聴診で心臓に弱い雑音が聴かれる。問題のない雑音であるので、様子を見て、次の健診の際に、また、注意して診察してみましょう」と言われた。次のうち、この3歳児の担当保育士として行うべき行動の記述の組み合わせを一つ選びなさい。A保護者に健診で心雑音がみつかったので、すぐに小児の心臓専門医に診てもらうように勧める。B保護者に健診で問題のない心雑音がみつかったので、かかりつけの小児科医を受診する際に、確認するように勧める。C保育所で、その3歳児の行動を普段通り見守っていればよい。Dその3歳児は、先天性心疾患をもっている可能性があるので、その行動を制限する。Eその3歳児に関して、気になる行動があったら、園長に相談する。
Q 11 : 次のA~Eのうち、障害名及び疾患名とその症状として適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。 A 知的障害―精神の発達不全 B アスペルガー症候群―言語の遅れ C AD/HD―興味の限局 D 学習障害―汚言症 E チック障害―運動麻痺
Q 12 : 次の文は、解離性(転換性)障害に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A青年期では、男子より女子で多くみられる。B症状の一つとして、無感覚、錯感覚、視力障害などの感覚系の症状がみられる。C症状の一つとして、失立、失歩、半側眼瞼下垂、けいれんなどの運動系の症状がみられる。D症状の一つとして、急性尿閉塞、想像妊娠、しゃっくりなどの内臓系の症状がみられる。
Q 13 : 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】5歳男児。とても人懐っこく、保育所には仲の良い友達がおり、よくヒーローごっこをするなどして遊んでいる。母親との関係は良好であり、言いつけはよく守り、大人の指示をよく聞く。初めて意味のある言葉を話したのは3歳の時で、5歳の現在も二語文程度の発語である。【設問】この子どもで最も疑われる精神医学的問題を一つ選びなさい。
Q 14 : 次の文は、乳幼児の虐待についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A「子ども虐待による死亡事例等の検証結果等について(第10次報告)」(厚生労働省)によると、平成24年度に把握した心中以外の虐待死事例では、3歳未満が6割を超える。B「代理人によるミュンヒハウゼン症候群」は、虐待の一つである。Cいわゆる揺さぶられ症候群は、虐待により生じない。D愛着に関わる問題は、被虐待乳幼児に起こり得る精神的問題の一つである。E被虐待体験は、乳幼児にとって心的外傷になり得る。
Q 15 : 次の文は、吃音症に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A音と音節の繰り返しがみられる。B対人コミュニケーションの障害はみられない。C正常な会話の流暢さが著しく阻害されている。D顔面などの身体部分の運動を伴うことがある。
Q 16 : 次の文は、子どもの身体のバランスに関する記述である。(A)~(E)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。子どもの身体のバランスは、成人と異なる。成人は一般に(A)頭身といわれるが、これは頭部を1としたときに(B)全体がいくつになるかを指している。これに対し、子どもは、新生児期が(C)頭身、2~4歳児が(D)頭身など、成人に比べて頭部の占める割合が高い。そのため低年齢の子どもほど頭部が重く、その頭部を支える体幹や上肢・下肢が小さいため、(E)が安定せず転倒しやすい。
Q 17 : 次の文は、わが国で実施されている予防接種に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。A ポリオワクチンは、不活化ワクチンで皮下注射によって接種する。B ロタウイルスワクチンは、生ワクチンで経口接種する。C 4種混合ワクチンとは、破傷風、百日咳、ポリオ、B型肝炎である。D MRワクチンは、満1歳までに接種する。E ワクチンの同時接種とは、複数のワクチンを混合して接種することである。
Q 18 : 次の文のうち、乳幼児の発達に関して異常の疑いがあり、早めに小児科の専門医を受診する方がよいものの正しい組み合わせを一つ選びなさい。A 生後3か月児で、首が完全にはすわっていない。B 生後6か月児で、支えなしにはおすわりできない。C 生後12か月児で、何かにつかまって立っていられない。D 2歳児で、意味のある単語を言えない。E 5歳児で、名前を呼ばれても返事をしない。
Q 19 : 次の文は、乳幼児の遊びと健康に関する記述である。最も適切な記述を一つ選びなさい。
Q 20 : 次の文は、子どものアレルギー疾患に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。A幼児はスギ花粉症にかからない。B気管支喘息は、喘鳴を伴う呼吸困難の発作を繰り返すことが特徴である。C室内塵中のダニに感作されることがアトピー性皮膚炎の原因である。D乳幼児の食物アレルギーの原因食物は、鶏卵であることが多い。E乳幼児の食物アレルギーの主な症状は、アナフィラキシーショックである。
Q 21 : 次の文は、ヒトの体の構成要素に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。Aヒトの体を構成する元素には、酸素、炭素、水素、窒素などがある。Bヒトの体には、鉄、亜鉛、マグネシウム、銅などの金属がある。Cヒトの体には、タンパク質、糖質、脂質などがある。Dヒトの生命維持には酸素が必要であり、新生児では口呼吸で取り入れる。Eヒトの生命維持には窒素が必要であり、呼吸器を通して空気から摂取される。
Q 22 : 次の文は、世界保健機関(WHO)憲章の前文にある健康の定義(官報訳)である。(A)~(D)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。健康とは、(A)肉体的、(B)及び(C)福祉の状態であり、単に(D)又は病弱の存在しないことではない。
Q 23 : 次の文は、予防接種に関する記述である。(A)~(D)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。BCGは(A)を予防するために接種されるが、(B)であるため細胞性免疫に不全のある場合(C)による感染症を惹起することがある。生後間もなくは、特殊な細胞性免疫不全症の診断が困難であるため、接種時期が「生後6か月に至るまで」から「生後(D)」へと変更になった。
Q 24 : 次の文は、乳幼児突然死症候群に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。A乳幼児突然死症候群は、主に1歳以上2歳未満の子どもにみられる。B乳幼児突然死症候群は、睡眠中の原因不明の窒息が死亡原因である。C乳幼児突然死症候群は、睡眠中に呼吸運動の低下がおこった場合、それに抗するための覚醒反応の低下があるとされている。D乳幼児突然死症候群を診断するためには解剖所見が必要である。E乳幼児突然死症候群は、夜間に限って睡眠中に生じる疾患である。
Q 25 : 次の文は、母子健康手帳についての記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。A母子健康手帳の原形は、昭和17年から始まった妊産婦手帳にみることができる。B平成24年度新様式では、乳幼児身体発育曲線が改訂された。C平成24年度新様式では、便色の確認の記録(便色カード)の頁が設けられた。D平成24年度新様式では、離乳開始前の果汁摂取に関し、それまでの記述が改められた。E平成24年度新様式では、省令様式でなくなり、項目の例示はあるが市町村による任意の様式となった。
Q 26 : 次の文は、児童虐待のリスク要因に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 27 : 次の文は、子どもの事故に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 28 : 次の文は、大災害による被災後の子どもの気になる言動や行動とその対応に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 29 : 次の文は、子どもの発育(成長)・発達に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 30 : 次の文は、日本の人口動態統計上の出生や死亡に関する記述である。誤ったものを一つ選びなさい。
Q 31 : 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】言葉の遅れが認められた3歳の男児。【設問】次のうち、この子どもで疑われる精神医学的問題として正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A 学習障害 B 表出性言語障害 C 反抗挑戦性障害 D 知的障害 E 広汎性発達障害
Q 32 : 自閉症を早期に発見するためには、その特徴を理解しておくことが重要である。次の文のうち、自閉症のハイリスク児の特徴として正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A母親の後追いをするなどの行動がみられない。B自分が興味を持って手にしたおもちゃを相手に差し出して見せることをしない。C非言語的コミュニケーションが乏しい。D見立て遊びをしない。
Q 33 : 次のうち、「発達障害者支援法」における発達障害の定義にあてはまるものとして正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。 A 自閉症 B アスペルガー症候群 C 学習障害 D 摂食障害 E 感情障害
Q 34 : 次のうち、障害の主たる異常が食行動にみられるものとして正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A 起立性調節障害 B 反芻性障害 C 摂食障害 D 多動性障害
Q 35 : 次の文は、反応性愛着障害についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A特徴的な行動の一つは、友達との社会的相互交流が乏しいことである。Bこの障害は、中学生の子どもに特徴的にみられる。C矛盾した両価的な対人反応を示す。D重篤なネグレクトを受けた場合に起こりうる。
Q 36 : 次の文は、子どもの保健に関する保育士等の役割についての記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。A子どもに発達の遅れがある場合、その発達が正常範囲になるよう保育時間内に訓練を行う。B子どもの健康に問題がないか確認するためには、毎日の健康観察が重要である。C適切な予防接種の内容や時期について、保護者にアドバイスする。D子どもの発熱時には、できるだけすみやかに解熱剤を飲ませる。E幼児の健康に関しては、健康診査や予防接種、医療機関の受診が大切であり、まだ幼児自身への健康教育は必要ない。Fよい保育を行うためには、保育士自身が健康であることが大切である。
Q 37 : 次の文は、乳幼児の生活と保育に関する記述である。適切な記述を一つ選びなさい。
Q 38 : 次の文は、乳幼児にみられる症状や病気・けがとその看護に関する記述である。適切な記述を一つ選びなさい。
Q 39 : 次の文は、室内およびその周辺での乳幼児の事故とその予防に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A 生後3か月までの乳児では、からだの保護のためやわらかい布団に寝かせるようにする。B 1歳以降の幼児は、周囲を見ずに屋外に飛び出し、車や自転車との事故をおこすことがあるので、事故に会わないように大人が気をつけることが唯一の予防方法である。C まだ寝返りのできない乳児では、世話しやすいようにベッド柵は上げないでおく。D 乳幼児の誤飲事故の原因は、おもちゃ類が最も多い。E家庭での事故を防ぐために、保育所での乳幼児の日常の様子を保護者に伝えることは役に立つ。
Q 40 : 次の文は、保健計画の作成と活用についての記述である。(A)~(E)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。保健計画とは、子どもの生活リズムや食習慣などを把握し、一人一人の子どもの健康を保持・増進させるために必要な保健活動を、年間を通して具体的に計画するものである。1年を通してどの時期にどのような保健活動を行うのが望ましいかをそれぞれの実情に合わせて検討し、(A)を立て、子どもたちの発育(成長)・発達に合った生活を送ることができるように(B)する。保育の場における保健活動としては、子どもの健康状態や発育(成長)・発達を確認する活動、(C)を確立するための活動、病気の(D)活動、保護者へ保健に関する知識を普及する活動、保育環境の整備などがある。計画を作成・活用することにより、保健活動の見通しが立ち、子どもの現状や問題点を捉えることができる。また、計画に基づく実践を行い、それを(E)することで、保健活動の成果を確認したり、課題を発見することができる。
Q 41 : 次の文は、保育室の環境とその整備に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。A冷暖房を使用する場合は、床面近くの温度などを子どもの高さになって確認する。B暖房中は、定期的に窓を開けて空気を入れ替えるようにするが、かぜが流行しているときは、室内が寒くならないよう、換気をしない。C夏季の暑い日は、子どもの体に直接風が当たるように扇風機、クーラーなどを調節するとよい。D寝返りのできない乳児では、照明の真下に寝かせないようにする。E湿度が50%以下になったら、加湿器を使用する。
Q 42 : 次の文は、「2012年改訂版 保育所における感染症対策ガイドライン」(厚生労働省)による保育現場における衛生管理についての記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。 A 逆性石けんは、大部分のウイルスに有効である。 B 日常的に職員の手洗いの励行と、そのたびに手指の消毒をしなければならない。 C 次亜塩素酸ナトリウムは、多くの細菌やウイルスに有効である。 D 消毒用アルコールは、ノロウイルスに有効である。 E 歯ブラシやタオル、コップなどの日用品は個人用とする。
Q 43 : 次の文は、乳幼児健康診査についての記述である。適切な記述を一つ選びなさい。
Q 44 : 次の文は、「2012年改訂版保育所における感染症対策ガイドライン」(厚生労働省)に関する記述である。適切な記述を一つ選びなさい。
Q 45 : 次の文は、子どもの発育(成長)・発達に関する記述である。適切な記述を一つ選びなさい。
Q 46 : 次の文は、放射線被曝に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。A被曝には、外部被曝と汚染された飲食物などによる内部被曝がある。B国際放射線防護委員会勧告による公衆の年間被曝線量限度は、1ミリシーベルトとされる。C宇宙線などの自然放射線被曝の世界平均は、年間2ミリシーベルトを超えない。D通常の胸部X線撮影による被曝は、10ミリシーベルトである。E胃のX線による造影検査は、胸部X線撮影と同等の被曝量である。
Q 47 : 次の文は、慢性疾患や障害を持つ子どもの保育に関する記述である。(A)〜(E)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。慢性疾患を持つ子どもは、長期の入院生活や通院をしなければならないことがしばしばあるが、(A)途上の子どもにとっては、(B)を受けるだけでなく、(A)を促す(C)や学習が欠かせない。その援助を行う場所として、病児保育、病棟保育、院内学級などが増えてきている。さらには、慢性疾患や障害を持つ子どもの家族の協力に対する配慮も大切で、(D)への支援や、(E)への配慮も必要になる。
Q 48 : 次の文は、食物アレルギーに関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 49 : 次の文は、新生児の原始反射に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 50 : 次の文は、保育所と地域との連携に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 51 : 次のA〜Dの記述のうち、疾患名とその症状として適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。Aてんかん-脳波異常B選択性緘黙-日内変動Cナルコレプシー-幻覚D胎児性アルコール症候群-頭部顔面域の形成障害
Q 52 : 次の文は、子どもの精神医学的問題に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A自閉症の子どもは視覚刺激に没頭しやすいため、指示をする場合はなるべく視覚刺激を減らし、口頭で説明した方がよい。B抗うつ剤は副作用が強いため、中学生以下に対しては禁忌である。C発達障害は生来性のものなので、親に対する支援は必要ない。D多動性障害の6歳の子どもに対して、薬物療法は禁忌である。
Q 53 : 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】3歳の男児。保育園では他児と遊ばず、毎日同じ玩具を使って一人で同じ遊びを繰り返している。他児がやってきて、その男児が使っている玩具に触ると急に怒り出し、相手に殴りかかる。用があると、自ら担任の保育士に話しかけるが、他の人から話しかけられても一切返事をしない。集団遊びでは、特定の遊びにだけは熱心に参加するが、それ以外の遊びには入ろうとせず、勝手に部屋から出て行ってしまう。【設問】この子どもで最も疑われる精神医学的問題を一つ選びなさい。
Q 54 : 次のうち、運動機能の特異的発達障害の症状の一つとして正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A粗大運動の遅れB微細運動の遅れC協調運動障害D聴覚障害E視覚障害
Q 55 : 次の文のうち、小児期の分離不安障害でみられる症状の一つとして適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A迷子になって、愛着を抱いている人から離れてしまうのではないかという過度の心配。B分離の際に繰り返す胃痛、頭痛などの身体症状。C分離に関する悪夢を繰り返す。D愛着を抱いている人の死についての強い懸念。
Q 56 : 次の文は、日本の人口動態統計やその解釈に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 57 : 次の文は、若年性特発性関節炎(従来の若年性関節リウマチ)に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 58 : 次の文は、乳幼児の生活と保育に関する記述である。不適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。A乳幼児をあやそうとして、わきの下を持って強く前後に揺らしたり、放り上げたりすることは危険なので行ってはならない。B生後1か月を過ぎたら、戸外の空気に触れさせ積極的に日光浴をさせる。Cおむつを取り替えるときは、両足を垂直に持ち上げ手早く替える。D新生児はベビーバスで沐浴させるが、生後1か月を過ぎたら、普通の浴槽に入れて構わない。Eハイハイをはじめるころからの乳児は動きが活発になるので、衣服は大人より1枚少なめが望ましい。
Q 59 : 次の文は、保健計画の作成についての記述である。適切な記述を一つ選びなさい。
Q 60 : 次の記述は、「子ども虐待対応の手引き」(厚生労働省)による保護者と子どもの、虐待に至るおそれのある要因(リスク要因)である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A子ども側の要因として、何らかの育てにくさを持っている子どもである。B保護者側の要因として、自身の被虐待経験がある。C保護者側の要因として、仕事を持っていることがある。D子ども側の要因として、ひとりっ子である。E保護者側の要因として、若年の妊娠・出産である。
Q 61 : 次の文は、保育所の安全管理に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 62 : 次の文は、乳幼児が感染性胃腸炎で嘔吐した場合の処理に関する記述である。最も適切な記述を一つ選びなさい。
Q 63 : 次の文は、ヒトの体の構成成分についての記述である。正しいものの組み合わせを一つ選びなさい。A ヒトの体には、鉄、銅、亜鉛、青銅などの金属が存在する。B ヒトの血液には、血球としてリンパ球、好中球、好塩基球、好酸球などがある。C 生命の保持にはエネルギーが必要であるが、エネルギー代謝にはリンが必須である。D 肺では酸素を吸収し、一酸化炭素を放出している。
Q 64 : 次の文は、保育所等における衛生・安全管理の具体的な対策に関する記述である。誤ったものを一つ選びなさい。
Q 65 : 次の文は、「幼児期運動指針」(平成24 年 文部科学省)の4「幼児期の運動の在り方」の一部である。( A )~( E )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。幼児期は、生涯にわたって必要な多くの運動の基となる多様な動きを幅広く獲得する非常に大切な時期である。動きの獲得には、「動きの( A )」と「動きの( B )」の二つの方向性がある。「動きの( A )」とは、年齢とともに獲得する動きが増大することである。幼児期において獲得しておきたい基本的な動きには、立つ、座る、寝ころぶ、起きる、回る、転がる、渡る、ぶら下がるなどの「体の( C )動き」、歩く、走る、はねる、跳ぶ、登る、下りる、這(は)う、よける、すべるなどの「体を( D )動き」、持つ、運ぶ、投げる、捕る、転がす、蹴る、積む、こぐ、掘る、押す、引くなどの「用具などを( E )動き」が挙げられる。通常、これらは、体を動かす遊びや生活経験などを通して、易しい動きから難しい動きへ、一つの動きから類似した動きへと、多様な動きを獲得していくことになる。「動きの( B )」とは、年齢とともに基本的な動きの運動の仕方(動作様式)がうまくなっていくことである。幼児期の初期(3歳から4歳ごろ)では、動きに「力み」や「ぎこちなさ」が見られるが、適切な運動経験を積むことによって、年齢とともに無駄な動きや過剰な動きが減少して動きが滑らかになり、目的に合った合理的な動きができるようになる。
Q 66 : 次の文は、子どもの疾病の予防と適切な対応に関する記述である。正しいものを一つ選びなさい。
Q 67 : 次の文は、児童虐待に関する記述である。誤ったものを一つ選びなさい。
Q 68 : 次の文は、子どもを寝かせる環境とその整備に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A 部屋の温度は、夏季は25℃前後、冬季は20℃前後、湿度は50~70%程度が適当である。B 風邪が流行しているときは、室内が寒くならないよう、換気はせずに、窓や扉を閉めておく。C 夏季の暑い日は、クーラーや扇風機を調節し、できるだけ子どもの体に風が当たるようにする。D 子どもの睡眠中は眠りを妨げないように、保育者はできるだけ別室ですごすとよい。
Q 69 : 次の文は、食物アレルギーの症状についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A 全身の症状には、意識がない、意識もうろう、ぐったりする、などがある。B 呼吸器の症状には、声がかすれる、犬が吠えるような咳などがある。C 消化器の症状には、腹痛、吐き気、下痢などがある。D 皮膚の症状には、かゆみ、じんま疹、赤くなるなどがある。E 顔面・目・口・鼻の症状には、顔面の腫れ、まぶたの腫れ、くしゃみ、鼻水、唇の腫れなどがある。
Q 70 : 次の文は、保育所等における保健活動の意義と目的に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A 子どもが本来もっている発育・発達する能力が十分発揮されるように支援することが保健活動の目標である。B 子ども自身は主体ではないので、健康に関する様々な職種の人々の協力が必要である。C 子ども一人一人の健康を維持増進させることは大切であるが、社会全体の保健活動も考慮する必要がある。D 発展途上国では、栄養不良や感染症対策などが重要課題となっているが、現在の日本では、心の安らかな発達の促進も重要な課題となっている。
Q 71 : 次の文は、チック障害に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A 突発的、急速、反復性、非律動性、常同的な運動あるいは発声であると定義される。B チックはストレスによって発症するため、器質的な障害は持っていない。C チック障害は、女児に多くみられる。D 単純運動チックでは目のチックが、単純音声チックでは咳払いが代表的な症状である。
Q 72 : 次の文は、反応性愛着障害についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A この障害の特徴的な行動の一つは、大人に対する恐れと過度の警戒である。B この障害は、高校生でも発症する。C この障害の子どもには、特定の愛着対象が見いだしにくい。D この障害は、親のひどい無視、虐待や深刻な養育過誤の結果として起こりうる。E この障害は、乳幼児のおよそ20人に1人の割合で見いだせる。
Q 73 : 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】3歳の男児。1歳過ぎまでの発達は順調で、いくつか言葉も話していた。1歳半頃から急に話さなくなり、親が話しかけても反応せず、換気扇など回転しているものをじっと眺め続けることが多くなった。その後、3歳になった現在も発語はなく、人への関心を示すことがない状態が続いている。【設問】この子どもで最も疑われる精神医学的問題を一つ選びなさい。
Q 74 : 次の文は、子どもの心身症に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A 心身症は身体的な器質的・機能的障害があり、その発症と経過に心理・社会的影響が強く関係する。B 起立性調節障害は、思春期前後に生じる循環器系、内分泌系の急激な変化によってもたらされる身体疾患である。C 過換気症候群で呼吸困難を訴えている場合は、意識的に過呼吸を続けさせる。D 過敏性腸症候群では、刺激物の摂取や胃腸炎の感染などの身体的要因が症状の増悪因子になる。
Q 75 : 次のうち、幼児で被虐待を疑わせる兆候として正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A 見知らぬ大人になれなれしくする。B 常に衣服が汚れている。C 痩せが目立ち、給食を大量に食べる。D 外傷として不自然な部位にあざがある。
Q 76 : 次の文は、保育における子どもの体調不良や事故、およびその対応についての記述である。最も適切な記述を一つ選びなさい。
Q 77 : 次の文は、消毒薬の種類と用法についての記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 78 : 次の文は、おおむね3歳の子どもの生理機能に関する記述である。誤ったものを一つ選びなさい。
Q 79 : 次の文は、乳幼児の感染症と予防接種の知識に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。A ロタウィルス胃腸炎の予防ワクチンは、生後6か月から接種する。B 保育所で、はしか、おたふくかぜ、水ぼうそうにかかった子どもがいる場合には、予防接種を受ける時に担当医に報告するよう保護者に伝える。C 予防接種を受けた後、当日の入浴はさけるようにする。D 四種混合ワクチンは、ジフテリア・百日咳・ポリオ・破傷風の生ワクチンである。E はしか、風疹のワクチン(MRワクチン)は、1歳以降に接種を開始する。
Q 80 : 次の文は、Scammonの器官別発育曲線に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A 12歳頃に成人よりも2倍近い値を示すのは、リンパ系型である。B 神経型は、思春期が最も急速に発育する時期である。C 一般型は、乳幼児期に急速に伸び、そのまま成人に至る。D 生殖型は、15~16歳頃に成人の値と同等となる。
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