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Q 1 : 次の組み合わせのうち、「用語」とそれに関わりの深い「人物」として正しい組み合わせを一つ選びなさい。
Q 2 : 次の文は、「児童養護施設入所児童等調査結果(平成25年2月1日現在)」(厚生労働省)についての記述である。誤ったものを一つ選びなさい。
Q 3 : 次の文は、児童家庭福祉の担い手についての記述である。誤ったものの組み合わせを一つ選びなさい。A母子・父子自立支援員は、母子生活支援施設に配置され、母子・父子の自立にむけた生活支援を行う。B児童自立支援専門員は、児童自立支援施設に配置され、個別の児童自立支援計画に基づき、児童の生活指導、職業訓練、学科指導、家庭環境調整を担う。C児童生活支援員は、虐待を受けた児童等の施設入所の増加に対応するため、個別の対応が必要な児童への対応、保護者等の援助等を行う。乳児院、児童養護施設、情緒障害児短期治療施設に配置される。D家庭支援専門相談員は、ファミリーソーシャルワーカーともよばれ、乳児院、児童養護施設、情緒障害児短期治療施設、児童自立支援施設に配置される。E家庭相談員は、都道府県または市町村が設置する福祉事務所の家庭児童相談室に配置される。
Q 4 : 次の文は、厚生労働省が実施した「子どもを守る地域ネットワーク等の調査結果について」(平成25年度調査)に関する記述である。誤ったものを一つ選びなさい。
Q 5 : 次の文は、放課後児童健全育成事業についての記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 6 : 次の文は、「障害者基本法」第1条の一部である。(A)~(C)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。この法律は、全ての国民が、障害の有無にかかわらず、等しく基本的人権を享有するかけがえのない個人として尊重されるものであるとの理念にのつとり、全ての国民が、障害の有無によつて分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら(A)社会を実現するため、障害者の(B)及び(C)の支援等のための施策に関し、基本原則を定め、及び国、地方公共団体等の責務を明らかにするとともに、障害者の(B)及び(C)の支援等のための施策の基本となる事項を定めること等により、障害者の(B)及び(C)の支援等のための施策を総合的かつ計画的に推進することを目的とする。
Q 7 : 次の文は、「次世代育成支援対策推進法」に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A本法に基づく子どもや子育て家庭のための計画は、自治体が策定する行動計画と事業主が策定する行動計画の2つに大別され、さらに自治体が策定する行動計画は市町村行動計画と都道府県行動計画に、事業主が策定する行動計画は一般事業主行動計画と特定事業主行動計画に分けられる。B一般事業主行動計画は3年を1期として策定するようになっているが、同様に市町村は、行動計画策定指針に即して3年を1期として市町村行動計画を策定することとされている。C地方公共団体、事業主、住民その他の次世代育成支援対策の推進を図るための活動を行う者は、地域における次世代育成支援対策の推進に関し必要となるべき措置について協議するため、次世代育成支援対策地域協議会を組織することができる。D一般事業主で、常時雇用する労働者の数が100人を超えるものは、行動計画策定指針に即して、一般事業主行動計画を策定し、厚生労働省令で定めるところにより、厚生労働大臣にその旨を届け出なければならない。
Q 8 : 次の文は、児童の権利に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 9 : 次の文は、「保育所保育指針」第3章「保育の内容」の(1)「保育に関わる全般的な配慮事項」の一部である。(A)~(C)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。(1)保育に関わる全般的な配慮事項(中略)オ 子どもの(A)や文化の違いを認め、互いに尊重する心を育てるよう配慮すること。カ 子どもの(B)や個人差にも留意しつつ、(C)などによる固定的な意識を植え付けることがないよう配慮すること。
Q 10 : 次の文は、「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律」の前文の一部である。(A)・(B)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。我が国においては、日本国憲法に個人の尊重と法の下の平等がうたわれ、(A)と(B)に向けた取組が行われている。ところが、配偶者からの暴力は、犯罪となる行為をも含む重大な人権侵害であるにもかかわらず、被害者の救済が必ずしも十分に行われてこなかった。また、配偶者からの暴力の被害者は、多くの場合女性であり、経済的自立が困難である女性に対して配偶者が暴力を加えることは、個人の尊厳を害し、(B)の妨げとなっている。
Q 11 : 次の文は、児童虐待についての記述である。誤ったものを一つ選びなさい。
Q 12 : 次の文は、「児童福祉法」についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A「児童」を18歳以下と規定しているため、児童とは18歳が終わるまでの年齢を対象としている。B「乳児」を「出生後28日を経過しない者」と規定している。C「少年」を「小学校就学の始期から、義務教育終了までの者」と規定している。D「保護者」を「未成年後見人を除いた親権を行う者であり、児童を現に監護する者」と規定している。
Q 13 : 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】母親Xさんは、2年前に離婚し、4歳になるYちゃんと2歳のZ君を保育所に預けて働いている。1年前から、Z君が「パパがね」と話すことがあった。保育士が、Z君に「えっ?パパがどうしたの?」と尋ねても首を振ってそれ以上答えない。YちゃんもZ君も極端な偏食がみられ、他児と比較して虫歯も多かった。しばらくして、保育士がZ君の腕にアザを見つけた。そばにいたXさんにアザができた理由を尋ねると、「急に道路に飛び出したから腕を引っ張って止めた」と答えていた。数日後、保育士がZ君の太ももに新たな薄いアザを見つけた。保育所に迎えにきたXさんに新たなアザができた理由を尋ねると、「Zはもともと活発で最近自宅内でも走り回りあちこちぶつけて怪我をしている」と話した。【設問】次の文のうち、保育所の対応として適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A個人情報保護の観点から児童相談所には虐待の疑いについて通告しなかった。B Z君のアザに関して、Xさんが明確に経緯を説明していると判断し、家族関係に関する情報は収集しなかった。C YちゃんやZ君の虫歯が他児に比較してかなり多いこと、Z君のアザが複数回確認されていることから、虐待が疑われたため児童相談所に通告した。D偏食は、Yちゃん、Z君の「好き嫌い」であり、虫歯もそれが理由と思われたため、保育所の給食の時間に対応し、家庭での食生活や生活リズムなどの情報は収集しなかった。
Q 14 : 次の文は、「保育所保育指針」第6章「保護者に対する支援」の3「地域における子育て支援」の一部である。( )にあてはまる語句として正しいものを一つ選びなさい。(1)保育所は、児童福祉法第48条の3の規定に基づき、その行う保育に支障がない限りにおいて、地域の実情や当該保育所の体制等を踏まえ、次に掲げるような地域の保護者等に対する子育て支援を積極的に行うよう努めること。ア地域の子育ての拠点としての機能 (ア) 子育て家庭への保育所機能の開放(施設及び設備の開放、体験保育等 ) (イ) 子育て等に関する相談や援助の実施 (ウ) 子育て家庭の交流の場の提供及び交流の促進 (エ) 地域の子育て支援に関する( )
Q 15 : 次の文は、厚生労働省による「平成23年度全国母子世帯等調査結果報告」における母子世帯等の実態に関する記述である。正しいものを一つ選びなさい。
Q 16 : 次のa~cの要件をすべて満たす事業として、正しいものを一つ選びなさい。a当該事業の実施が適当であると認める者については、児童相談所長から市町村長に対して通知が行われる。b「児童福祉法」で定義されている、居宅を訪問する事業である。c厚生労働省が策定している当該事業のガイドラインでは、利用者の一例として、「児童養護施設等の退所又は里親委託の終了により、児童が復帰した後の家庭」が挙げられている。
Q 17 : 次の文は、現代の子どもと家庭の状況に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。Aわが国の子どもの相対的貧困率は、平成24年には約16%となり、約6~7人に1人が該当する。B平成24年の子どもがいる現役世帯の相対的貧困率は約15%であり、そのうち、ひとり親家庭を含む「大人が1人」の世帯の相対的貧困率は約30%である。C日本の6歳未満の子どもを持つ男性の家事・育児時間は、平成22年には一日平均1.07時間でアメリカやスウェーデンの約3分の1程度となっている。D文部科学省は、平成24年に、通常の学級に在籍する発達障害の可能性のある特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査を実施し、公表した。
Q 18 : 次の文は、児童家庭福祉の理念や原理に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 19 : 次の文は、保育の事業に関する記述である。正しいものを一つ選びなさい。
Q 20 : 次の文は、「児童福祉法」第50条、第51条における費用の支弁に関する記述である。次の【I群】の費用と【II群】の支弁者を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。【I群】 A 障害児入所給付費の支給に要する費用 B 児童福祉司及び児童委員に要する費用 C 小児慢性特定疾病医療費の支給に要する費用 D 障害児相談支援給付費又は特例障害児相談支援給付費の支給に要する費用E障害児通所給付費の支給に要する費用【II群】 ア 都道府県 イ 市町村
Q 21 : 次の文は、子どもの権利に関する記述である。誤ったものを一つ選びなさい。
Q 22 : 次の文は、児童の権利擁護に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A平成9年の「児童福祉法」改正では、第26条の措置については、児童相談所が都道府県知事へ報告を行うにあたり、その報告書には措置についての当該児童及び保護者の意向等に関し、参考となる事項を記載することが規定された。B「児童虐待の防止等に関する法律」第1条の目的では、「児童虐待の防止等に関する施策を促進し、もって児童の権利利益の擁護に資する」と謳われている。C「社会的養護関係施設における第三者評価及び自己評価の実施について」(平成24年3月厚生労働省雇用均等・児童家庭局長及び厚生労働省社会・援護局長通知)によると、社会的養護関係施設の第三者評価基準について、原則は全国共通であるが、都道府県が独自に定めることもできるとされている。D平成20年の「児童福祉法」改正に伴い、被措置児童に対する施設職員による虐待等の禁止とともに、そのような事態が発生した場合の対応方法も定められた。
Q 23 : 次の文は、児童福祉に関連する法律についての記述である。(A)~(D)にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。・(A)法。この法律は、父母その他の保護者が子育てについての第一義的責任を有するという基本的認識の下に、児童を養育している者に(A)を支給することにより、家庭等における生活の安定に寄与するとともに、次代の社会を担う児童の健やかな成長に資することを目的とする。・(B)。第1条において、「すべて国民は、児童が心身ともに健やかに生まれ、且つ、育成されるよう努めなければならない。」と児童福祉の理念が述べられている。・(C)。この法律は、母子家庭等及び寡婦の福祉に関する原理を明らかにするとともに、母子家庭等及び寡婦に対し、その生活の安定と向上のために必要な措置を講じ、もって母子家庭等及び寡婦の福祉を図ることを目的とする。・(D)等の支給に関する法律。この法律は、精神又は身体に障害を有する児童について(D)を支給し、精神又は身体に重度の障害を有する児童に障害児福祉手当を支給するとともに、精神又は身体に著しく重度の障害を有する者に特別障害者手当を支給することにより、これらの者の福祉の増進を図ることを目的とする。
Q 24 : 次の【I群】の施設名と【II群】の説明を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。【I群】 A 福祉型障害児入所施設 B 福祉型児童発達支援センター C 児童自立支援施設 D 情緒障害児短期治療施設E母子生活支援施設【II群】 ア 軽度の情緒障害を有する児童を、短期間、入所させ、又は保護者の下から通わせて、その情緒障害を治し、あわせて退所した者について相談その他の援助を行うことを目的とする施設である。 イ 障害児を入所させて、保護、日常生活の指導及び独立自活に必要な知識技能を付与することを目的とする施設である。 ウ 障害児を日々保護者の下から通わせて、日常生活における基本的動作の指導、独立自活に必要な知識技能の付与又は集団生活への適応のための訓練を提供することを目的とする施設である。 エ 配偶者のない女子又はこれに準ずる事情にある女子及びその者の監護すべき児童を入所させて、これらの者を保護するとともに、これらの者の自立の促進のためにその生活を支援し、あわせて退所した者について相談その他の援助を行うことを目的とする施設である。 オ 不良行為をなし、又はなすおそれのある児童及び家庭環境その他の環境上の理由により生活指導等を要する児童を入所させ、又は保護者の下から通わせて、個々の児童の状況に応じて必要な指導を行い、その自立を支援し、あわせて退所した者について相談その他の援助を行うことを目的とする施設である。
Q 25 : 次の文は、「児童福祉法」の一部である。(A)~(C)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
Q 26 : 次の文は、「児童福祉法」第25条の2の一部である。(A)~(C)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。地方公共団体は、単独で又は共同して、(A)の適切な保護又は(B)若しくは(C)への適切な支援を図るため、関係機関、関係団体及び児童の福祉に関連する職務に従事する者その他の関係者(以下「関係機関等」という。)により構成される要保護児童対策地域協議会(以下「協議会」という。)を置くように努めなければならない。
Q 27 : 次の文は、児童家庭福祉の専門職及び実施者に関する記述である。法令、通知等に照らして適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A家庭支援専門相談員はファミリーソーシャルワーカーともいい、乳児院、児童養護施設、情緒障害児短期治療施設、児童自立支援施設、児童相談所に配置されることとなっている。B家庭相談員は、都道府県または市町村の福祉事務所に設置される家庭児童相談室に配置される職員である。C児童指導員は、児童養護施設、福祉型障害児入所施設、医療型障害児入所施設、福祉型児童発達支援センター、医療型児童発達支援センター、情緒障害児短期治療施設に配置しなければならない。D児童福祉司は、児童相談所に配置が義務づけられており、児童の保護や福祉に関する相談に応じ、専門的技術に基づいて必要な指導を行う。
Q 28 : 次の文は、わが国における子どもや子育て支援のための総合的な計画に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。Aわが国で戦後初めて法定化された子どもや子育て支援のための総合的な計画は、「次世代育成支援対策推進法」に基づいたものである。B子どもや子育て支援のための国の計画としては、「エンゼルプラン」、「新エンゼルプラン」、「子ども・子育て応援プラン」、「子ども・子育てビジョン」の順で策定された。C「次世代育成支援対策推進法」に基づく地域行動計画は、保育計画と同義であり、保育に特化した計画で、策定から5年以内に待機児童をゼロにすることが目的である。D「子ども・子育てビジョン」は、「児童福祉法」に基づき策定され、認定こども園や保育所、幼稚園や地域型保育サービスなどによる保育サービスの供給量の拡大のみならず、健全育成、母子保健、教育、住宅や公園の整備、防犯等の安全対策など子どもと子育て支援のための総合的な市町村の計画を指す。E「次世代育成支援対策推進法」に基づく地域行動計画は、市町村に策定義務はなく、努力義務となっている。
Q 29 : 次の文は、母子保健に関する記述である。正しいものを一つ選びなさい。
Q 30 : 次の文は、保育サービスに関する記述である。誤ったものを一つ選びなさい。
Q 31 : 次の文は、児童虐待等に関する記述である。正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A平成12年に施行された「児童虐待の防止等に関する法律」の児童虐待の定義としては、身体的虐待、性的虐待、保護の怠慢・拒否、心理的虐待の4つが示されている。B全国の児童相談所に寄せられる児童虐待相談対応件数は、統計開始時の平成2年度は約1,000件であったが、平成24年度では65,000件を超える数値となっている。C教員や保育士、保健師など業務上子どもに深く関わる専門職は、「児童虐待を受けたと思われる児童」を発見しても、虐待の事実の確認ができていない段階では秘密漏示罪やその他の守秘義務に関する法律の規定があることから通告はできない。D要保護児童対策地域協議会は、平成16年の「児童福祉法」改正で法定化され、「要保護児童対策地域協議会設置・運営指針」では、代表者会議、実務者会議、個別ケース検討会議など三層構造を想定している。E平成24年に施行された「民法等の一部を改正する法律」により、これまでなかった親権喪失の制度が新設された。
Q 32 : 次の文は、社会的養護に関係する施設等の説明である。誤ったものを一つ選びなさい。
Q 33 : 次の文は、障害児を対象とした福祉に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A児童発達支援センターへの入所措置は、障害程度区分に基づき行われる。B「児童福祉法」による障害児の定義には、難病等の児童(治療方法が確立していない疾病その他の特殊の疾病であって「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」第4条第1項の政令で定めるものによる障害の程度が同項の厚生労働大臣が定める程度である児童)は含まれない。C放課後等デイサービスとは、「学校教育法」第1条に規定する学校(幼稚園及び大学を除く)に就学している障害児につき、授業の終了後又は休業日に、生活能力の向上のために必要な訓練、社会との交流の促進その他の便宜を供与することである。D障害児通所支援は、児童発達支援、医療型児童発達支援の2事業から構成されている。E障害児等へ支援を行う児童福祉施設の施設体系は、「児童福祉法」の改正(平成24年4月施行)により、障害種別に分かれた施設体系から、通所による支援(障害児通所支援)と、入所による支援(障害児入所支援)の利用形態別に一元化された。
Q 34 : 次の文は、少年非行等に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A少年刑務所とは、16歳以上の犯罪少年が入所する施設で、「少年法」に基づき設置されている。B平成12年の「少年法」の改正では、刑事罰適用年齢が16歳から12歳に引き下げられ、12歳以上の少年が殺人等重大な罪を犯したときは「原則逆送」措置を行うことになった。C「少年法」に基づき家庭裁判所の審判に付される少年は、罪を犯した少年(犯罪少年)、14歳に満たないで刑罰法令に触れる行為をした少年(触法少年)、一定の事由があって、その性格又は環境に照して、将来、罪を犯し、又は刑罰法令に触れる行為をする虞のある少年(虞犯少年)に区別されている。D少年鑑別所は、犯罪傾向の進んだおおむね16歳以上23歳未満の者を収容する施設で、1年以上の期間収容させ、生活訓練や職業能力開発などの支援を行う。
Q 35 : 次の文は、母子家庭等に対する支援に関わる記述である。正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A離婚後の養育費の確保が難しい場合が多いことから、こうした問題に関して養育費相談支援センター事業や母子家庭等就業・自立支援センター事業による相談支援が行われている。B遺族基礎年金や遺族厚生年金は、第二次世界大戦で配偶者と死別した母子家庭のための制度である。C児童扶養手当は、世帯収入が低く、深刻な状態にある母子家庭に支給されており、父子家庭には支給されていない。D母子家庭等就業・自立支援事業には、就業相談や、就業支援講習会、就業情報の提供など一貫した就業支援サービスが含まれる。E母子家庭等日常生活支援事業は、母子家庭、父子家庭及び寡婦が、修学等の自立を促進するために必要な事由や疾病などの事由により、一時的に生活援助、保育サービスが必要な場合又は生活環境等の激変により、日常生活を営むのに支障が生じている場合に、家庭生活支援員を派遣するなど、母子家庭等の生活の安定を図ることを目的とする。
Q 36 : 次の文は、「保育所保育指針」第6章「保護者に対する支援」の1「保育所における保護者に対する支援の基本」についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A「保育所保育指針」第6章では、親として未熟な保護者に対する保育士の指導的立場が明確に述べられている。B保育所における保護者支援はカウンセリングの知識や技術に基づくとされている。C保育所の保護者支援においては、保護者の気持ちの受けとめ、相互の信頼関係を基本に、保護者一人一人の自己決定を尊重することなど、対人援助の基本姿勢が求められる。D保護者支援においては、地域の子育て支援に関する資源を積極的に活用すべきである。E保育士の責務は保育にあるため、子どもの最善の利益を尊重し、入所児童の保護者への支援は努力義務となっている。
Q 37 : 次の文は、わが国の保育に関する法制度についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A「保育所保育指針」において、「保育所の保育は、子どもが現在を最も良く生き、望ましい未来をつくり出す力の基礎を培うために(中略)行わなければならない」とされている。B「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和23年厚生省令第63号)において、児童厚生施設には保育士を置かなければならないとされ、保育士の役割として、児童の自主性、社会性及び創造性を高め、もって地域における健全育成活動の助長を図ることが定められている。C「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和23年厚生省令第63号)では、「乳児院における養育は、乳幼児の心身及び社会性の健全な発達を促進し、その人格の形成に資することとなるものでなければならない」とされている。D「学校教育法」第22条において規定されている幼稚園の目的には、保育という用語は使用されていない。E「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和23年厚生省令第63号)において、「保育所における保育は、養護及び教育を一体的に行うことをその特性」とするとされている。
Q 38 : 次の文は、「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和23年厚生省令第63号)の一部である。(A)~(C)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。第44条児童養護施設における養護は、児童に対して安定した生活環境を整えるとともに、生活指導、学習指導、職業指導及び(A)環境の調整を行いつつ児童を(B)することにより、児童の心身の健やかな成長とその(C)を支援することを目的として行わなければならない。
Q 39 : 次の保育所での【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】母親Gさんは、離婚後H市に転居し、仕事を探すため4歳のJ君を保育所に預けることになった。保育士は入所の際の面接時に、Gさんは離婚前、夫から暴力を受け、「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律」に基づく保護命令が裁判所からでていると聞いた。保育士の勤める保育所はH市の要保護児童対策地域協議会の構成メンバーであり、同協議会を担当する行政職員から、転居前の要保護児童対策地域協議会でも虐待を理由に支援が検討されていた家庭であり、要保護家庭として引き続き対応を続けるとの報告があった。保育所に入所してまもなく、保育士はJ君の脇腹にうっすらとアザのような痕を発見した。その後も肩のあたりに打撲のような痕があり、J君に尋ねても笑ってはぐらかすだけであった。【設問】この【事例】における保育所の対応として、適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。A Gさんが必要としたときに情報提供できるように、ファミリー・サポート・センター事業、一時預かり事業、病児・病後児保育事業の連絡先などの情報を収集した。B J君の脇腹や肩に認められる傷が虐待によるものなのか判断がつかなかったが、H市の要保護児童対策地域協議会を担当する行政職員に報告を行った。C 個人情報保護の観点から要保護児童対策地域協議会を担当する行政職員には報告しなかった。D Gさんの元夫が「Gさんに頼まれた」と言いJ君を迎えにきたため、Gさんに確認はできなかったがJ君を連れて帰ってもらった。
Q 40 : 次の保育所での【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】母親Xさんの第一子であるY君は、1か月前に1歳児クラスに入所してきた。1歳6か月健診の際に保健師からY君の言葉の遅れを指摘されショックを受けたXさんは、2歳近くになっても言葉が少なく気になると担当保育士に相談した。Y君が同じ年齢の他の子どもと比べて、遊びに集中せず興味が転々と変わり、他の子どものおもちゃが欲しいときは言葉で表現できないためか、いきなりおもちゃを奪い取りいつもトラブルになってしまうと、Xさんは涙ぐんで話した。【設問】この【事例】における保育士の対応として、適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。A Xさんが保健師の言葉にショックを受けたと話したことから、再度保健師に相談する必要はないと助言した。B Xさんが日常の中でどのようなY君の姿に不安を感じているのか、ゆっくり話を聴いた。C Xさんと共にこの1か月間のY君の変化を確認した。D XさんのY君への関わり方の問題点を指摘し、Y君への療育内容について指導した。
Q 41 : 次の文は、わが国の子どもの出生に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 42 : 次の【I群】の児童家庭福祉の理念や思想に大きな影響を与えた人物と【II群】の業績を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。【I群】 A ルソー(Rousseau,J.-J.) B フレーベル(Fröbel,F.W.) C オーウェン(Owen,R.) D エレン・ケイ(Key,E.) E コルチャック(Korczak,J.)【II群】 ア イギリスで、児童労働を規制する工場法の制定に努力した。 イ ポーランド生まれのユダヤ人で、孤児院を開いた。 ウ 『社会契約論』や『エミール』を著した思想家。 エ 『児童の世紀』の著者。オドイツの教育実践家で幼稚園の創設者。
Q 43 : 次の文は、わが国の児童福祉の歴史についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。Aわが国で、名称に「福祉」という言葉が含まれる最初の法律は、「児童福祉法」である。B岡山孤児院を設立したのは石井十次である。C石井亮一は家庭学校を設立し、現在の児童自立支援施設の原型を創った。D知的障害児を対象とした滝乃川学園は、留岡幸助が開設した。E昭和8年に「恤救規則」が制定された。
Q 44 : 次の【I群】の子どもの権利についての条約等と【II群】の内容を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。【I群】 A 国際人権規約 B 児童権利宣言 C 児童の権利に関するジュネーブ宣言 D 世界人権宣言E児童の権利に関する条約【II群】 ア 人権に関するもので、第二次世界大戦後の1948年に国際連合で採択された。 イ 子どもの権利に関してまとめたもので、第一次世界大戦の反省を踏まえ国際連盟で採択された。 ウ 子どもの権利に関するもので、ポーランドの提案で国際連合が検討を開始し、1989年に採択された。 エ 人権諸条約の中で最も基本的かつ包括的なもので、1966年に国際連合で採択された。オ子どもの権利に関するもので、1959年に国際連合で採択された。
Q 45 : 次の文は、児童家庭福祉と保育の関係についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A「児童福祉法」における「児童」の定義の年齢と、「就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律」における「子ども」の定義の年齢は同じである。B保育士による保護者への指導の目的は、保育所の事業に対して保護者の協力を促進することである。C保育士には、地域の関係機関、団体等との連携が必要なことから、児童家庭福祉の知識や援助技術が必要である。D昭和22年に「児童福祉法」が制定された当時から、保育士養成課程に「家庭支援論」という科目が設置されていた。
Q 46 : 次の文は、わが国の児童福祉の法体系についての記述である。(A)〜(C)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。日本の児童福祉制度は、(A)に基づき、各種法律、政令、省令、通知などが整備されることによって総合的・体系的に推進されている。児童福祉に関する法律は、「児童福祉法」(昭和22年制定)、(B)(昭和36年制定)、「特別児童扶養手当等の支給に関する法律」(昭和39年制定)、「母子及び寡婦福祉法」(昭和39年制定)、(C)(昭和40年制定)、「児童手当法」(昭和46年制定)、その他、社会福祉、教育、労働、社会保険、司法、医療・公衆衛生等の極めて多岐にわたる分野の関連法を挙げることができる。
Q 47 : 次の文は、「児童福祉法」第45条の一部である。(A)・(B)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。(A)は、児童福祉施設の設備及び運営について、条例で基準を定めなければならない。この場合において、その基準は、児童の身体的、精神的及び社会的な発達のために必要な(B)を確保するものでなければならない。
Q 48 : 次の文は、子どもに関わる手当についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A児童手当は、中学校卒業までの児童を養育している人に対し、所得額にかかわらず等しく支給される。B児童扶養手当は、父又は母と生計を同じくしていない児童が育成される家庭の生活の安定と自立の促進に寄与するため、支給される。C児童扶養手当の支給には所得制限があり、手当の全部又は一部が支給されない場合がある。D児童扶養手当は、児童が日本国内に住所を有していなくても支給される。
Q 49 : 次の文は、児童健全育成施策に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。A社会保障審議会が「児童福祉法」第8条第7項に基づいて推薦している児童福祉文化財には出版物のみが該当し、舞台芸術や映像メディアなどは含まれない。B児童遊園には、広場、遊具及び便所を設けるほか、児童自立支援員を置かなければならない。C「児童館ガイドライン」(厚生労働省)では、児童館の機能・役割の一つとして、「子育て家庭への支援」を掲げている。D「放課後児童クラブガイドライン」(厚生労働省)では、対象児童について、保護者が労働等により昼間家庭にいない小学校1〜3年に就学している児童のほか、健全育成上指導を要する児童を含めてもよいとしている。
Q 50 : 次の文は、「発達障害者支援法」第2条の一部である。(A)〜(C)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。この法律において「発達障害」とは、(A)、(B)その他の広汎性発達障害、(C)、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるものをいう。
Q 51 : 次の文は、家庭的養護に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 52 : 次の文は、ある保育所での【事例】である。また、図1は、【事例】の内容を以下の【表示例】を用いてあらわした「ジェノグラム」である。【事例】2歳児のM君は、0歳の時に何度も頭に怪我をして病院に運ばれ、父母からの虐待が疑われたため、乳児院に入所した。父母は毎月欠かさず面会を続け、自宅への試験外泊も順調に行ってきた。家庭復帰が決定し、その条件として保育所に通わせることになっており、保育所は市役所から次の二点について必ず報告するよう要請されている。①3日以上続けて休んだ場合。②傷やあざがあることが判明した場合。次の文のうち、図1が示していないものを一つ選びなさい。
Q 53 : 次の文は、ある保育所での【事例】である。また、図1は、【事例】の内容を以下の【表示例】を用いてあらわした「ジェノグラム」である。【事例】2歳児のM君は、0歳の時に何度も頭に怪我をして病院に運ばれ、父母からの虐待が疑われたため、乳児院に入所した。父母は毎月欠かさず面会を続け、自宅への試験外泊も順調に行ってきた。家庭復帰が決定し、その条件として保育所に通わせることになっており、保育所は市役所から次の二点について必ず報告するよう要請されている。①3日以上続けて休んだ場合。②傷やあざがあることが判明した場合。この【事例】における保育所の対応についての記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。 A 送り迎えの際に父母に対しては、他の保護者への対応と同様に、自然な声かけをするように努めた。 B M君の登園に際しては、顔色や表情、行動、衣服等身の回りの状況等についても、よく観察するように努めた。 C 登園時、M君のおでこにあざがあったが、虐待にによるものか判断できなかったので、話題にすることを避けて、父母には何も聴かないようにした。 D M君が3日間続けて保育所を休んだが、家庭復帰後、既に1ヶ月間順調に過ごしてきたことと、3日間とも母親から電話があり、「Mが風邪をひいた」、「まだ治らない」という説明があったので、市役所には報告しなかった。
Q 54 : 次の文は、保護者や家族への支援に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A「児童福祉法」における「保育所等訪問支援」は、保育所その他の児童が集団生活を営む施設において、障害児の保護者に対して障害児の家庭養育に必要な専門的な支援を供与することを目的としている。B「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和23年厚生省令第63号)では、児童福祉施設の職員は、正当な理由がなく、その業務上知り得た利用者の秘密を漏らしてはならないとされる一方、利用者の家族の秘密を漏洩することについては特段の規定は設けられていない。C「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和23年厚生省令第63号)では、乳児院における心理療法担当職員を置かなければならない要件として、心理療法を行う必要があると認められる乳幼児が10人以上入所している場合をあげており、乳幼児の保護者に対する心理療法の必要性については考慮されていない。D「発達障害者支援法」に基づけば、都道府県及び市町村は、発達障害児の保護者が適切な監護をすることができるように、相談及び助言その他の支援を適切に行うよう努めなければならない。
Q 55 : 次の文は、わが国の母子保健等の実態に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A「地域保健・健康増進事業報告」(平成23年度)によれば、市区町村に妊娠の届出をした者のうち、届出の時期が妊娠満20週以降であったものが1%を超えている。B日本産科婦人科学会の調査によれば、平成22年の体外受精・胚移植等による出生児は、全出生児数の1%に満たない。C「衛生行政報告例」(旧・母体保護統計報告)によれば、平成23年の20歳未満の人工妊娠中絶件数は、平成17年に比べて増加している。D「学校保健統計調査」(平成23年度)によれば、肥満傾向にある6歳児の割合は男女ともに10%を超えている。
Q 56 : 次の文は、わが国の保育制度に関する記述である。正しいものを一つ選びなさい。
Q 57 : 次のうち、「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」において、「配偶者からの暴力」として認められるものを○、そうでないものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A外国人の妻に対する夫からの暴力。B離婚によって民法上配偶者でなくなった夫からの引き続き加えられる暴力。C婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にある者からの暴力。D女性配偶者からの暴力。
Q 58 : 次の文は、発達障害児の支援等に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A発達障害児に療育手帳を交付することが「児童福祉法」により規定されている。B発達障害者支援センターは、18歳以上の発達障害者に関する相談等が行われる機関であり、発達障害児に関する相談は受け付けていない。C市町村は、「母子保健法」に規定する健康診査を行うに当たり、発達障害の早期発見に十分留意しなければならない。D市町村は、保育の実施に当たっては、発達障害児の健全な発達が他の児童と共に生活することを通じて図られるよう適切な配慮をするものとされている。
Q 59 : 次の文は、わが国の里親制度に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A配偶者のない者は、それを理由として里親として認定されない。B里親に委託されている児童は、保育所に入所できない。C都道府県は、里親の相談に応じ、必要な情報の提供、助言、研修その他の援助を行わなければならない。D里親が一時的な休息のための援助(レスパイト・ケア)を利用する場合、当該児童の再委託先となる実施施設は、里親に限られる。
Q 60 : 次の文は、諸外国の児童家庭福祉に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。Aフランスでは、公的な保育施設の整備が進んでおり、家庭的な保育に行政が支援を行うような取り組みはほとんど見られない。Bアメリカ合衆国では、社会的養護の下で暮らす子どもたちの最善の利益保障のため、パーマネンシーを重視している。Cオーストリアで誕生した、家庭的な環境の中で要保護児童の養護を展開する「SOS子どもの村(SOSChildrenʼsVillages)」は、日本を含む世界各地でその活動を展開している。D家庭訪問型の子育て支援は、日本固有のものではなく、欧米諸国でも展開されている。
Q 61 : 次の文は、「保育所保育指針」第6章「保護者に対する支援」に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A 地域の子育て支援に関する資源を積極的に活用することとされている。B 保護者に対する支援を行うにあたっては、子どもの最善の利益を考慮することが求められている。C 保護者とともに、子どもの成長の喜びを共有することとされている。D 保護者に育児不安等が見られる場合には、保護者の希望に応じて個別の支援を行うよう努めることとされている。E 保育所における保護者支援は、子どもの保育との密接な関連の中で、様々な機会を活用して行うこととされている。
Q 62 : 次の文は、小規模住居型児童養育事業に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。A 小規模住居型児童養育事業を行う住居をファミリーホームという。B 小規模住居型児童養育事業の養育者は、養育里親として3年以上の養育経験を有していなければならない。C 養育者等は、養育を行うに当たっては、児童及び保護者の意向を把握し、懇切を旨としなければならない。D 小規模住居型児童養育事業を行う住居は、平成25 年10 月1 日現在300 か所を超えている。
Q 63 : 次の文は、わが国の子どもや家庭に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A 「子ども虐待による死亡事例等の検証結果等について(第10次報告)」(厚生労働省)では、心中以外の子ども虐待による死亡事例の割合は、1歳~3歳の事例が約半数を占めている。B 「平成25年 国民生活基礎調査」(厚生労働省)によると、子どもの貧困率は平成24年現在16. 3%で、平成15年から少しずつ増加している。C 「保育所関連状況取りまとめ(平成26年4月1日)」(厚生労働省)によると、全国の保育所待機児童数は平成22年4月1日現在で26,275人だったが、平成26年4月1日現在では21,371人となり、4年連続減少した。D 「平成26年版男女共同参画白書」によると、「男性雇用者と無職の妻から成る世帯」の割合と「雇用者の共働き世帯」の割合は1990年代に入れ替わり、平成25年現在は「男性雇用者と無職の妻から成る世帯」の割合が少なくなっている。
Q 64 : 次の文を「児童福祉法」第4条~第6条として完成させる場合、( A )~( E )の語句が正しいものを○、誤ったものを× とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。第4条 この法律で、児童とは、満18歳に満たない者をいい、児童を左のように分ける。1 乳児 (A 満1歳)に満たない者2 幼児 (A 満1歳)から、小学校就学の始期に達するまでの者3 少年 小学校就学の始期から、満18歳(B 以下)の者 (中略)第5条 この法律で、妊産婦とは、妊娠中又は出産後(C 半年以内)の女子をいう。第6条 この法律で、保護者とは、第19条の3、第57条の3第2項、第57条の3の3第2項及び第57 条の4第2項を除き、(D 養育を行う者)、(E 未成年後見人)その他の者で、児童を現に監護する者をいう。
Q 65 : 次の文は、「児童の権利に関する条約」についての記述である。誤ったものを一つ選びなさい。
Q 66 : 次の【Ⅰ群】の児童に関する手当と【Ⅱ群】の支給要件および【Ⅲ群】の法律を結びつけた場合の誤った組み合わせを一つ選びなさい。【Ⅰ群】ア 児童扶養手当イ 特別児童扶養手当ウ 障害児福祉手当【Ⅱ群】エ 父母が婚姻を解消した児童を監護し、生計を同じくする父オ 父が政令で定める程度の障害の状態にある児童を監護する母カ 精神又は身体に重度の障害を有する児童キ 精神又は身体に障害を有する児童【Ⅲ群】ク 児童扶養手当法ケ 特別児童扶養手当等の支給に関する法律
Q 67 : 次の文は、日本の児童福祉の歴史に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 68 : 次の文は、「児童虐待の防止等に関する法律」における「目的」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。児童虐待が児童の( A )を著しく侵害し、その心身の成長及び人格の形成に重大な影響を与えるとともに、我が国における将来の世代の育成にも懸念を及ぼすことにかんがみ、児童に対する虐待の禁止、児童虐待の予防及び( B )その他の児童虐待の防止に関する国及び地方公共団体の責務、児童虐待を受けた児童の保護及び( C )の支援のための措置等を定めることにより、児童虐待の防止等に関する施策を促進し、もって児童の権利利益の擁護に資することを目的とする。
Q 69 : 次の【Ⅰ群】の児童福祉施設と【Ⅱ群】の役割を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。【Ⅰ群】A 医療型障害児入所施設B 医療型児童発達支援センターC 情緒障害児短期治療施設D 児童家庭支援センター【Ⅱ群】ア 地域の児童の福祉に関する各般の問題につき、児童に関する家庭その他からの相談のうち、専門的な知識及び技術を必要とするものに応じ、必要な助言を行う。イ 保護者のない児童、虐待されている児童その他環境上養護を要する児童を入所させて、これを養護し、あわせて退所した者に対する相談その他の自立のための援助を行う。ウ 日常生活における基本的動作の指導、独立自活に必要な知識技能の付与又は集団生活への適応のための訓練及び治療を行う。エ 軽度の情緒障害を有する児童を、短期間、入所させ、又は保護者の下から通わせて、その情緒障害を治し、あわせて退所した者について相談その他の援助を行う。オ 保護、日常生活の指導、独立自活に必要な知識技能の付与及び治療を行う。
Q 70 : 次の文は、児童の権利に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A 「日本国憲法」第27条には、すべての国民は、勤労の権利を有し、義務を負うことが定められているが、児童を酷使してはならないとされている。B 「児童の権利に関する宣言」には、児童は、あらゆる状況にあって、最初に保護及び救済を受けるべき者の中に含められなければならないとされている。C 「児童憲章」には、すべての児童は、その労働において心身の発育が阻害されず、教育を受ける機会が失われず、児童としての生活がさまたげられないように十分に保護されることが掲げられている。D 「児童虐待の防止等に関する法律」においては、児童虐待の定義について身体的虐待、性的虐待、心理的虐待、保護の怠慢・拒否(ネグレクト)の4つを示している。E 「児童福祉法」には、児童の権利を保護するため、要保護児童対策地域協議会における守秘義務が定められており、関係機関、関係団体等の情報共有は認められていない。
Q 71 : 次の文は、わが国と海外の児童家庭福祉に関する記述である。誤ったものを一つ選びなさい。
Q 72 : 次の文は、少年非行等の現状と法制度についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A 「児童養護施設入所児童等調査結果(平成25年2月1日現在)」によると、児童自立支援施設に入所している児童の約6割は児童虐待を受けた経験をもつ。B 児童自立支援施設は入所施設であり、入所した児童を対象として指導を行う施設であるため、保護者の下から通わせることは行っていない。C 罪を犯した満14歳以上の児童を発見した者は、家庭裁判所に通告しなければならない。D 「少年法」によると、家庭裁判所が審判を行う必要がある時は、決定をもって、家庭裁判所調査官の観護に付すか、少年鑑別所に送致することができる。
Q 73 : 次の文は、要保護児童対策についての記述である。誤ったものを一つ選びなさい。
Q 74 : 次の文は、地域子育て支援拠点事業に関する記述である。誤ったものを一つ選びなさい。
Q 75 : 次の文は、児童養護施設等についての記述である。誤ったものを一つ選びなさい。
Q 76 : 次の文は、母子保健とその関連サービスについての記述である。正しいものを一つ選びなさい。
Q 77 : 次のある保育所での【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】M君は、他の保育所から2歳児クラスに転入してきた。もうすぐ3歳になるが、言葉の遅れがみられる。また、保育士が話すことを理解していると感じるときと、理解していないと感じるときがある。母親からは特にM君の言葉の遅れについて診断を受けたなどの報告はない。母親は、忙しい様子でいつも疲れており、送迎時も保育士と挨拶もせず、目を合わすことがない。ある日、保育士が声をかけたのをきっかけに母親がいきなり号泣した。父親はM君が1歳の頃から他県に単身赴任で、母親が孤立した状態になっている。仕事と帰宅してからの家事とM君の世話で疲れ果て、自宅ではM君の泣き声に耐えられず布団をかけてクローゼットに閉じ込めたり、M君の口に無理やり食べ物を押し込んだり、水をかけたりしてしまうとのことであった。【設問】この【事例】における保育士の対応として、適切な記述を○、不適切な記述を× とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A 保育士は、M君の言葉の遅れは発達障害によるものであると診断した。B 母子保健の相談窓口と相談担当者に、母親に事前の了解を得た上で、母親の連絡先を伝えた。C 母親の訴えを受けとめ、保育所で行っているM君の対応方法を伝えるとともに、家庭での関わり方を母親と一緒に考えた。D 送迎時に母親が目を合わさないので避けた方がよいと考え、保育士は遠慮して声掛けをひかえた。E 保育士は、市町村への通告を前提として保育所長と相談した。
Q 78 : 次の文は、子育て支援サービスに関する記述である。正しいものを一つ選びなさい。
Q 79 : 次の文は、「少子化社会対策基本法」に定められている「基本的施策」についての記述である。誤ったものを一つ選びなさい。
Q 80 : 次の文は、わが国の子どもの貧困に関する記述である。誤ったものを一つ選びなさい。
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