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保育士
社会的養護
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Q 1 : 次の文は、現在の社会的養護の基本的な考え方に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 2 : 次の文は、1887(明治20)年に石井十次によりまとめられた「岡山孤児院十二則」の考え方に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A家族主義とは、収容した孤児や貧児を元の家族へ戻すという考え方である。B委託主義とは、収容した幼児や虚弱児の養育を農家等に委託するという考え方である。C満腹主義とは、収容後に食事を無制限に食べさせることで、盗癖の過半はなくなるという考え方である。D実行主義とは、言葉ではなく職員自身が自ら実行して、院児を導くという考え方である。
Q 3 : 次の文は、児童養護施設における養育・支援の基本的な考え方に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A職員は、高い専門性に基づく深い洞察力をもって子どもを理解し、受容的・支持的な態度で寄り添い、子どもの課題把握に努める。B職員は、子どもが基本的な信頼感を獲得できるような良好な人間関係を築くために、子どもと個別的にふれあう時間を確保する。C職員は、過干渉にならずに子どもの力を信じて見守る姿勢を示すことで、子どもが自ら判断し行動することを保障する。D職員は、施設生活・社会生活における守るべきルール、「しなければならないこと」と「してはいけないこと」を教えるために、子どもに責任を取らせる、体罰を与える等の指導を行うことが認められている。
Q 4 : 次の文は、児童養護施設における子どもの権利擁護に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A子どもを尊重した養育・支援の基本姿勢について施設内で共通の理解を持つための取り組みとして、施設長や職員が子どもの権利擁護に関する施設内外の研修に参加し、人権感覚を磨くことで、施設全体が権利擁護の姿勢を持つ。B社会的養護が子どもの最善の利益を目指して行われることを職員が共通して理解し、人権に配慮した日々の養育・支援を実践するために、職員は自分の倫理観、人間性並びに職員としての職務及び責任の理解と自覚を持つことが重要である。C子どもの意向を把握する具体的な仕組みとして、子どもの意向調査、個別の聴取等を行うとともに、自分の意向を正しく表現して伝えられない子どもについては、日常的な会話の中で発せられる子どもの意向をくみ取り、養育・支援の内容の改善に向けた取り組みを行う。D子どもが権利について正しく理解できるよう、権利ノートやそれに代わる資料を使用して施設生活の中で守られる権利について随時わかりやすく説明する。また、子どもの状況に応じて、権利と義務・責任について理解できるように説明する。
Q 5 : 次の文は、ソーシャルワークの援助の考え方に基づく知的障害児入所施設における養護に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A保育士は、それぞれの障害の状況や行動を含めた日常生活能力の現状を、あるがままに受け止めて養護を行う。B保育士は、障害の状況や行動を把握し、訓練による改善を最優先の課題として、積極的な指導を実施する。C保育士は、それぞれの個性を尊重し、共感しながら、彼らの代弁者になるように努める。D保育士は、子どもの行動や態度を保育士自身の価値観で否定したり批判したりしない。
Q 6 : 次の文は、監護措置と親権代行に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A児童相談所長は、里親等委託中及び一時保護中の児童に親権者等がいない場合には、親権を代行する。B児童相談所長は、一時保護中の児童の監護等に関しその福祉のために必要な措置をとることができる。C親権者等は、児童相談所長、施設長等が児童の監護等に関しその福祉のため必要な措置をとる場合には、不当に妨げてはならない。D児童相談所長、施設長等は、児童の生命、身体の安全を確保するために緊急の必要がある場合であっても、親権者等の意に反しては必要な措置をとることができない。
Q 7 : 次の文は、「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和23年厚生省令第63号)に規定されている職員に関する記述である。正しいものを一つ選びなさい。
Q 8 : 次の文は、「児童養護施設入所児童等調査結果(平成25年2月1日現在)」(厚生労働省)の児童の状況に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A児童養護施設入所児の平均年齢は、児童自立支援施設入所児の平均年齢よりも高い。B里親委託児の委託時の平均年齢は、乳児院入所児の入所時の平均年齢よりも高い。C児童養護施設入所児の平均在所期間は、児童自立支援施設入所児の平均在所期間よりも長い。D里親委託児の委託経路で「家庭から」の割合は、児童養護施設入所児の入所経路の「家庭から」よりも高い。E児童自立支援施設入所児の就学状況別の「中学校」の割合は、情緒障害児短期治療施設入所児の就学状況別の「中学校」よりも高い。
Q 9 : 次の文は、平成24年4月の「児童福祉法」の改正後の障害児施設についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。Aこれまで障害種別で分かれていた障害児施設は、障害児通所支援と障害児入所支援にそれぞれ一元化されている。B障害児通所支援については、事業・サービスごとに異なっていた実施主体が市町村(特別区を含む)となった。C「障害者総合支援法」に基づき、障害児施設に入所していた18歳以上の過齢児は、障害者施設へすべて移行した。D学校通学中の障害児に対する放課後や夏休み等の長期休暇中の居場所づくりや継続的な訓練等のために、障害児の放課後等デイサービスが創設された。
Q 10 : 次の文は、里親に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A「専門里親」の委託対象児童は、被虐待児、非行児、障害児等の要保護児童である。B「養育里親」の委託期間は、原則として児童が18歳に達するまでであれば制限はない。C「親族里親」は、必要に応じて研修を受講する。D「養子縁組を希望する里親」は、資格要件に経済的困窮に関する規定はない。
Q 11 : 次の文は、近年の社会的養護の考え方についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A子どもが安心して自分をゆだねられる養育者による、家庭的な養育環境を保障することが重要である。B子どもの健全な心身の発達の保障のために、特定の大人との愛着関係や基本的信頼関係の形成が重要である。C虐待等による影響に対して、回復をめざした専門的ケアや心理的ケアが必要である。D子どもの将来を見通した支援では、退所後や委託解除後のアフターケアも重視する。
Q 12 : 次の文は、わが国の社会的養護の歴史に関する記述である。適切な記述を〇、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A明治期の福田会育児院や岡山孤児院は、仏教やキリスト教の宗教関係者によって開設された。B1900(明治33)年の「感化法」の制定により、感化院が制度として規定された。C児童に軽業、見せ物、物売りなどをさせることを禁止する「児童虐待防止法」が1933(昭和8)年に制定された。D1947(昭和22)年の「児童福祉法」制定時に規定された児童福祉施設は、保育所、養護施設、虚弱児施設、教護院の4種別であった。
Q 13 : 次の文は、「平成24年度における被措置児童等虐待届出等制度の実施状況」(厚生労働省)で示された「都道府県市が被措置児童等虐待の事実を認めた事例」についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A虐待の事実が確認された施設等種別で最も件数が多いのは乳児院である。B里親・ファミリーホームにおける被措置児童等に対する虐待は0件である。C被措置児童等虐待の種別では、心理的虐待の割合が最も高い。D虐待を行った職員等の実務経験年数の構成割合は、20年以上よりも5年未満の方が高い。
Q 14 : 次の文は、「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和23年厚生省令第63号)に関する記述である。正しいものを一つ選びなさい。
Q 15 : 次の文は、「児童福祉法」第47条第3項に規定された児童福祉施設の長の親権等に関する記述である。適切な記述を一つ選びなさい。
Q 16 : 次の文は、近年の里親制度に関する記述である。適切な記述を〇、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A養育里親は、25歳以上の成人であれば特に要件はなく、里親研修を受けることで認定される。B親族里親として養育する場合であっても、児童の委託者として適当であるとする都道府県知事の認定が必要である。C専門里親は、委託児童の養育に専念できることが要件となっている。D専門里親は、児童養護施設等で児童指導員として2年以上従事し、かつ、市町村長の認定を受けることが要件となっている。
Q 17 : 次の文は、社会的養護の下にある子どもの「自立支援」に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A衣食住の基本的な生活管理、金銭管理、健康管理や、社会人に求められるマナーの習得や時間の使い方など、自立生活に必要な生活スキルや社会的スキルが身につくような養育を行う。B特別育成費として、就職又は進学に役立つ資格取得のための経費は支給されない。C必要に応じて措置延長、措置継続、再措置等を積極的に活用する。D職業指導員は、児童の職業選択のための相談、助言、情報の提供等の支援等を行う。
Q 18 : 次の文は、社会的養護の下にある子どもの「権利擁護」に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A社会的養護の施設等では、子どもの気持ちを受け入れつつ、子どもの置かれた状況や今後の支援について説明する。B子どもの意見をくみ上げる仕組みとして、施設に設置された意見箱や、苦情解決責任者、苦情受付担当者、第三者委員等を活用する。C現在入所している子どもや退所した子どもの声を聞き、施設等の運営の改善や施策の推進に反映させていく取り組みが重要である。D被措置児童等虐待の通報制度や、「被措置児童等虐待対応ガイドライン」に基づき、児童養護施設等の職員や里親による虐待の防止を徹底する。
Q 19 : 次の文は、主として知的障害のある児童を入所させる福祉型障害児入所施設に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A個別支援計画書を作成し、それぞれの障害の状況に応じた支援を提供する。B生活基盤が施設内にあるため、児童が食事、睡眠、入浴などの日常生活を快適に、安心しておくることができるような養護実践が重要である。C保育士や児童指導員は、食事や排泄等の基本的生活習慣の自立を目指した支援に取り組むことが求められる。D入所児童に対する学校教育の保障のため、すべての施設内に分校または分教室が設置され、学校教育を実施している。
Q 20 : 次の文は、児童福祉施設における自立支援計画の策定に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A子どもの可能性、可塑性を踏まえて子どもの発達をトータルに捉え、問題点ばかりに目を向けるのではなく、中・長期的な視点も入れ、計画を策定する。B「子ども」、「家庭」、「地域社会」の側面に着目し、実態把握と評価を行い、その関係性に配慮する。C専門的視点から策定するものであり、子どもや保護者の意向は考慮しない。D作成された計画の評価については、一定期間ごとの再評価を実施することが大切である。
Q 21 : 次の文は、わが国における第二次世界大戦後の社会的養護に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A昭和22(1947)年に「児童憲章」と「児童福祉施設最低基準」が公布された。B第二次世界大戦後の昭和23(1948)年、厚生省による全国孤児一斉調査において、およそ12万人もの孤児が報告された。C堀文次が昭和25(1950)年にホスピタリズムに関する論文を発表した。D1960年代の高度経済成長による都市化、核家族化、地域社会の変容等の社会構造の変化により、離婚、親の行方不明、親の長期入院等を原因とする要保護児童が多く生み出された。
Q 22 : 次の文のうち、児童養護施設等の社会的養護の課題に関する検討委員会・社会保障審議会児童部会社会的養護専門委員会による「社会的養護の課題と将来像」(平成23年7月)における「市町村の子育て支援施策と社会的養護の連携」の記述として誤ったものを一つ選びなさい。
Q 23 : 次の文のうち、「児童養護施設運営指針」(平成24年3月厚生労働省)における「権利擁護」の記述として不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 24 : 次の文は、児童相談所に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A児童相談所は、各都道府県、政令指定都市、中核市に設置義務がある。B児童相談所の設置は、人口20万人に1か所程度とされており、平成23年12月現在、全国に635か所設置されている。C平成23年度、全国の児童相談所の相談受付件数の相談の種類で、最も多いのは児童虐待相談等を含む「養護相談」である。D児童相談所で行われる判定の為の診断には、「社会診断」、「心理診断」、「医学診断」、「行動診断」、「その他の診断」がある。
Q 25 : 次の文は、「里親委託ガイドライン」(平成23年3月厚生労働省)に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A施設入所が長期化している乳児院入所児童の措置変更を行う場合は、原則として、里親委託への措置変更を検討する。B子どもが里親委託に対して明確に反対の意向を示している場合や、保護者が施設入所は承諾するが里親委託に明確に反対している場合(児童福祉法第28条措置を除く)は、当面、施設措置を検討する。C里親委託にかかる児童との適合の調整の期間は、短くても1年程度を目安とする。D障害のある子どもが里親に委託されている場合は、障害児通所支援を受けることはできない。
Q 26 : 次の文は、「児童養護施設入所児童等調査結果の概要(平成20年2月1日現在)」(厚生労働省)における児童養護施設の中学3年生以上の年長児童の状況に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A将来の希望として、「結婚したい」と答えた児童は、年齢が高くなるとともに減少している。B大学又は短期大学への進学は、希望しない児童より、希望する児童の方が多い。C女子の将来の希望(職業)で最も多いのは、「学校の先生や保育士・看護師など」である。D家庭復帰を希望する児童は、平成4年の調査以来、減少の傾向を示している。
Q 27 : 次の文は、「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和23年厚生省令第63号)に関する記述である。正しいものを一つ選びなさい。
Q 28 : 次の文は、大舎制の施設と比較した場合の地域小規模児童養護施設の特性に関する記述である。誤ったものを一つ選びなさい。
Q 29 : 次の文のうち、「児童自立支援施設運営指針」(平成24年3月厚生労働省)における「支援のあり方の基本」の記述として適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A一人一人の子どもの健全で自主的な生活を志向しながら、良質な集団生活の安定性を確保した保護・支援が重要となる。B非行の矯正のために、管理や規則による、規則正しい生活リズムや生活習慣を獲得することが重要となる。C安心感・安全感のある生活の中で、一人一人の子どもを受容し真摯に向き合い、子どもと職員との間で信頼関係を深めながら、自立を支援していく。
Q 30 : 次の文は、児童福祉法による児童入所施設措置費に関する記述である。誤ったものを一つ選びなさい。
Q 31 : 次の文は、欧米の社会的養護の歴史に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A ペスタロッチ(Pestalozzi, J.H.)は、内戦によって家を失った子どもたちの世話も引き受け、1798 年に孤児院を営み、養育と教育を行った。B オーエン(Owen, R.)は、木綿紡績工場主であったが、1816 年に自分の工場内に「性格形成学院」という幼児施設をつくり、成長段階に応じた教育を行った。C エレン・ケイ(Key, E.)は、1900 年に著した『児童の世紀』で、20 世紀こそ児童の世紀として子どもが幸せに育つことのできる平和な社会を築くべきであると主張した。D セオドア・ルーズベルト(Roosevelt, T.)のもと、1909 年に第1回白亜館会議(ホワイトハウス会議)が開催され、「児童は緊急なやむをえない理由がない限り、家庭生活から引き離されてはならない」という趣旨の児童福祉の基本原理が示された。
Q 32 : 次の文は、現在の社会的養護の基本的な考え方に関する記述である。( A )~( C )にあてはまる語句の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。社会的養護の基礎は、日々の養育のいとなみであり、( A )環境の中で愛着形成を行い、( B )の適切な発達を促す養育の場となることが必要である。また、社会的養護の養育者は、子どもの心身の成長や治癒に関する様々な( C )を、統合的に適用していくことが求められる。
Q 33 : 次の文は、社会的養護と子どもの権利に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A 社会的養護の下にある子どもの権利は、与えられる権利、保護される権利といった受動的権利の擁護という側面と、子どもが主体的に参画するという権利行使の主体としての能動的権利の保障の双方から捉える必要がある。B 子どもの権利を保障する取り組みとして、子どもの人権救済申し立て、代弁、権利が正しく行使されているかを監視する等のアドボカシー機能を果たす具体的で実効性の高い仕組みづくりが大切である。C 虐待等により権利侵害を受けてきた子どもたちが権利意識を持てるようになるためには、愛着関係を基盤として「自分を大切にしたい」という自尊感情を抱き、自己及び他者を大切にする意識を育むことが重要である。D 子どもの権利を侵害する施設内虐待は、施設の構造的要因は考えられず、個人の資質的要因によるため、施設管理者の権威的運営による日常的な職員個人への監視機能が求められる。
Q 34 : 次の文は、児童養護施設における施設職員の専門性の向上に関する記述である。適切な記述を〇、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A 職員は、常に自己研鑽に励み、施設の目的を達成するために必要な知識及び技能の修得、維持及び向上に努めなければならない。B OJT(On the Job Training)とは、入所している子どもの課題を職員全員で討議するケース検討会議への参加や外部の研修を受けることである。C スーパービジョンとは、施設長や基幹的職員(スーパーバイザー)が、経験の浅い職員や問題を抱えている職員(スーパーバイジー)に対して、その能力を最大限に生かしてよりよい支援ができるように援助することである。D 施設運営の質は施設長による部分が大きいことから、施設長の資格要件が規定され、研修が義務化されている。
Q 35 : 次の文は、児童自立生活援助事業(自立援助ホーム)に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A 「児童福祉法」第7条に規定された児童福祉施設の一つである。B 児童相談所長や都道府県が採るべき措置等における委託を受けたときは、正当な理由がない限り、入所を拒んではならない。C 都道府県および政令指定都市には設置義務がある。D 入所児童の対象は高等学校に在籍している児童である。
Q 36 : 次の文は、「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和23 年厚生省令第63 号)に規定されている職員配置についての記述である。正しいものを一つ選びなさい。
Q 37 : 次の文は、施設の小規模化と家庭養護の実態に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A 児童養護施設の小舎形態は、平成20年3月時点で約2割であったが、平成24年3月現在では約4割となっている。B 平成24年3月現在、児童養護施設の半数以上が小規模グループケアを導入している。C 平成24年3月現在、地域小規模児童養護施設(グループホーム)を有する児童養護施設数は、平成20年3月時点に比べて約2倍に増加している。D 里親と小規模住居型児童養育事業(ファミリーホーム)への平成25 年3月現在の委託児童数は、平成22年3月時点に比べて約5倍に増加している。
Q 38 : 次の文は、「児童養護施設入所児童等調査結果(平成25 年2月1日現在)」(厚生労働省)の児童の心身の状況に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A 里親委託、児童養護施設、情緒障害児短期治療施設、児童自立支援施設、母子生活支援施設において「障害等あり」の割合は、いずれも前回調査(平成20 年)よりも増えている。B 児童自立支援施設に入所している児童のうち、障害等がある児童の割合は4割を超えている。C 里親に委託されている児童のうち、障害等がある児童の割合は4割を超えている。D 母子生活支援施設に入所している児童のうち、障害等がある児童の割合は4割を超えている。
Q 39 : 次の文は、放課後等デイサービスに関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A 授業の終了後又は休業日において生活能力の向上のために必要な訓練、社会との交流の促進その他の便宜を供与するとされている。B 基本活動として、自立支援と日常生活の充実のための活動、創作活動、地域交流の機会の提供、余暇の提供等を複数組み合わせて支援を行うことが求められる。C 指定放課後等デイサービス事業所は、指導訓練室のほか、指定放課後等デイサービスの提供に必要な設備及び備品等を設けなければならない。D 放課後児童支援員は、保育士、児童指導員、教員、看護師のいずれかの資格を有していなければならない。
Q 40 : 次の文は、情緒障害児短期治療施設に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A 心理的困難や苦しみを抱え日常生活の多岐にわたり生きづらさを感じて、心理治療を必要とする子どもたちを入所又は通所させて治療を行う施設である。B 「児童養護施設入所児童等調査結果(平成25年2月1日現在)」(厚生労働省)によると、入所している児童の約7割が虐待経験を有していた。C 「児童養護施設入所児童等調査結果(平成25年2月1日現在)」(厚生労働省)によると、児童の平均在所期間は、約6か月であった。D 「児童養護施設入所児童等調査結果(平成25年2月1日現在)」(厚生労働省)によると、入所している児童のうち、小学生が約8割、中学生が約1割、その他が約1割であった。
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