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保育士
養護原理
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Q 1 : 次の文は、社会的養護の現状(平成22年3月末現在)に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A情緒障害児短期治療施設の児童現員総数は、母子生活支援施設の児童現員総数よりも多い。B乳児院の児童現員総数は、里親委託児童総数よりも多い。C児童自立支援施設の児童現員総数は、自立援助ホームの児童現員総数よりも多い。D児童養護施設の児童現員総数は、児童定員総数よりも多い。
Q 2 : 平成23年7月に、児童養護施設等の社会的養護の課題に関する検討委員会・社会保障審議会児童部会社会的養護専門委員会は「社会的養護の課題と将来像」を示した。次の文は、この報告における社会的養護の「基本的考え方」についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A社会的養護は、保護者のない児童や、保護者に監護させることが適当でない児童を、公的責任で社会的に養育し、保護するとともに、養育に大きな困難を抱える家庭への支援を行う。B社会的養護は、「子どもの最善の利益のために」という考え方と、「社会全体で子どもを育む」という考え方を理念とし、保護者の適切な養育を受けられない子どもを、社会の公的責任で保護養育し、子どもが心身ともに健康に育つ基本的な権利を保障する。C社会的養護は、「養育機能」、「心理的ケア等の機能」、「地域支援等の機能」を持つ。D社会的養護と一般の子育て支援施策は、一連の連続性を持つものであり、密接な連携が必要である。
Q 3 : 次の文は、わが国の児童養護施設の形態の現状(平成20年3月1日現在)についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A大舎単独のケア形態をとっている施設は、6割を超えている。B施設の小規模化がすすみ、定員100名を超える児童養護施設はない。C小規模グループケアを導入しているのは、全施設の4割を超えている。D地域小規模児童養護施設を導入しているのは、全施設の5割を超えている。
Q 4 : 次の文は、乳児院等における家庭支援専門相談員の業務内容についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A保護者等への施設内又は保護者宅訪問による養育相談、養育指導等を行う。B里親委託促進のため、里親希望家庭への相談・養育指導、委託後における相談・養育指導、里親の新規開拓を行う。C養育里親における養子縁組推進のため、養子縁組希望家庭への相談・養育指導、養子縁組後における相談・養育指導を行う。D地域の子育て家庭に対する育児不安解消のための相談・支援等を行う。
Q 5 : 次の文は、「里親委託ガイドライン」(平成23年3月厚生労働省)に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A里親に養育を委託する子どもは、施設入所が短期であることが明確な子どもと障害のある子どもを除き、新生児から高年齢児までのすべての子どもが対象となる。B里親委託へ不安を抱く保護者へは、養育里親と養子縁組希望里親との区別を説明し、養育里親による家庭的環境が子どもの成長を促すこと、社会的養護は里親委託が原則であること、保護者と子どもとの面会等は原則可能であること等を説明し、理解を得る。C特別養子縁組を前提とした新生児の里親委託については、望まない妊娠による出産で養育できない、養育しないという保護者の意向が明確な場合には、妊娠中からの相談や、出産直後の相談に応じ、里親委託までの切れ目のない支援を検討する。D養子縁組を前提とする里親は、子どもが20歳に達した時に、里親の年齢が概ね65歳以下であることが望ましい。
Q 6 : 平成23年7月に、児童養護施設等の社会的養護の課題に関する検討委員会・社会保障審議会児童部会社会的養護専門委員会は「社会的養護の課題と将来像」を示した。次の文は、この報告における情緒障害児短期治療施設に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A心理的・精神的問題を抱え日常生活の多岐にわたり支障をきたしている子どもたちに、医療的な観点から生活支援を基盤とした心理治療を行う。B施設内の分級など学校教育との緊密な連携を図りながら、総合的な治療・支援を行う。C近年、子どもの問題が低年齢化していること、低年齢のうちから手厚い治療をすることが重要であることから、幼児期への対応も検討することが今後の課題である。D情緒障害児短期治療施設がない地域では、情緒障害児短期治療施設での専門的なケアが必要な児童を、児童自立支援施設で受け入れて対応している現状にあるため、子ども・子育てビジョンでは情緒障害児短期治療施設を平成26年度に100か所とする目標を掲げている。
Q 7 : 次の文は、「児童館ガイドライン」(平成23年3月厚生労働省)の児童館の機能および役割に関する記述である。誤った記述を一つ選びなさい。
Q 8 : 次の文は、平成23年6月公布施行の「児童福祉施設最低基準等の一部を改正する省令」に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A児童自立支援施設の児童の居室の面積は、1人につき3.3m2以上から4.95m2以上になった。B児童養護施設の児童の1室の居室の定員は、児童の年齢にかかわらず15人以下から6人以下になった。C情緒障害児短期治療施設の児童の1室の居室の定員は、8人以下から2人以下になった。D母子生活支援施設の母子室の面積は、おおむね1人につき3.3m2以上から1室につき30m2以上になった。
Q 9 : 次の文は、社会的養護関係施設における第三者評価に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A平成21年度の児童養護施設の第三者評価の受審率は2割に満たず、十分に普及していない。B乳児院、母子生活支援施設、児童養護施設、情緒障害児短期治療施設、児童自立支援施設、ファミリーホーム及び自立援助ホームは、3年に1回以上、第三者評価を受審することが義務づけられている。C第三者評価の受審が義務づけられている施設は、第三者評価の結果を公表し、常にその改善を図らなければならない。D第三者評価の受審が義務づけられている施設は、第三者評価を受審しない年においても、第三者評価の項目に準じて自己評価を行わなければならない。
Q 10 : 次の文は、戦争や災害と慈善救済事業に関する記述である。(A)〜(E)の語句が正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。現在の児童福祉施設の源流となる民間慈善救済活動の先駆者たちは、公的制度が充実していなかった時代に、被災児童の救済のために多大な尽力をし、社会的使命を果たしてきた。明治24(1891)年の濃尾地震を契機に、(A糸賀一雄)は、わが国最初の(B知的障害児)の施設である滝乃川学園の前身となる聖三一孤女学院を開設した。(C岡山孤児院)を創設し、(D無制限収容)主義を提唱した石井十次は、明治37(1904)年には日露戦争による戦争孤児を、明治39(1906)年の東北地方の凶作の際には800余人の児童を受け入れた。北川波津は、明治29(1896)年の東北三陸地方大津波の被災児を引き取ったことから、後に東京育成園となる施設を創設し、大正12(1923)年の(E関東大震災)では300余人の被災児童らを受け入れた。
Q 11 : 次の組み合わせのうち、施設名(および創設年)とその創設者として正しい組み合わせを一つ選びなさい。
Q 12 : 次の文は、わが国の社会的養護の施策の取り組みに関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A里親制度の充実を図り、里親への委託を推進している。B情緒障害児短期治療施設に関して、ケア単位の小規模化を推進している。C児童自立生活援助事業(自立援助ホーム)の拡充を目指している。D児童家庭支援センターの拡充を目指している。
Q 13 : 次の文は、「児童養護施設入所児童等調査結果の概要(平成20年2月1日現在)」(厚生労働省)における児童の委託(入所)経路に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A児童自立支援施設に在籍している児童の「入所経路」では、「家庭裁判所から」の割合が最も高い。B情緒障害児短期治療施設に在籍している児童の「入所経路」では、「知的障害児施設から」の割合が最も高い。C里親委託児の「委託経路」では、「児童養護施設から」の割合が最も高い。D乳児院に在籍している児童の「入所経路」では、「里親家庭から」の割合が最も高い。
Q 14 : 次の文は、「児童福祉法」に規定された児童福祉施設における入所児童に関する記述である。適切な記述を一つ選びなさい。
Q 15 : 次の児童福祉施設のうち、在所者数(「平成20年社会福祉施設等調査報告」)が最も多いものを一つ選びなさい。
Q 16 : 次の文は、「乳児院等における早期家庭復帰等の支援体制の強化について」(平成16年4月28日雇児発第0428005号厚生労働省雇用均等・児童家庭局長通知)の内容に関するものである。正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A乳児院、児童養護施設、情緒障害児短期治療施設及び児童自立支援施設における早期家庭復帰等の支援体制の強化について定めている。Bこの通知の対象児童は、虐待等の家庭環境上の理由により入所している児童であって、支援することで家庭復帰が見込まれる児童であり、里親委託や養子縁組が適切な児童は含まない。C家庭支援専門相談員を配置する施設は、家庭復帰支援に関する相談・養育指導を行うための部屋又は相談・養育指導に応じることができる場を有するものとする。D家庭支援専門相談員は保護者等への早期家庭復帰までの業務を担当し、退所後の児童に対する継続した生活相談は児童相談所の児童福祉司が行う。
Q 17 : 次の文は、里親制度と小規模住居型児童養育事業に関する記述である。正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A里親は、都道府県(指定都市及び児童相談所設置市を含む。)が行う研修を受け、その資質の向上を図るように努めなければならない。B里親は、委託児童の養育状況に関する記録を整備しておかなければならない。C小規模住居型児童養育事業では、1人以上の養育者がファミリーホームに本拠をおき、専任の養育者でなければならないものとし、うち1人をファミリーホームの管理者とする。D小規模住居型児童養育事業では、ファミリーホームごとに4人以上の養育者を置かなければならない。
Q 18 : 次の文は、児童養護施設の援助体制についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A児童養護施設において、日常の服薬管理や健康管理、感染症の予防等医療的ケアが必要な児童に適切に対応するため、看護師を配置するなどして、医療的支援体制の強化が図られている。B児童養護施設の年長児童に対する学習指導の強化を図るために、指導員の配置に要する経費及び学習指導に必要な副教材等の経費については、別途、措置費による支給がなされている。C児童養護施設における学習指導および特別指導の指導員は、常勤でなければならない。D児童養護施設が小規模グループケアを行う場合、専任の職員として児童指導員又は保育士1名を加配し、他の職員と連携してケアを行うこととされている。
Q 19 : 次の施設のうち、すべての都道府県に設置または実施(平成20年10月1日現在)されているものとして正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A 児童家庭支援センター B ファミリーホーム(小規模住居型児童養育事業) C 自立援助ホーム(児童自立生活援助事業) D 情緒障害児短期治療施設 E 児童自立支援施設
Q 20 : 次の文は、重症心身障害児施設についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A1967(昭和42)年の「児童福祉法」一部改正によって児童福祉施設に位置付けられた。B設備の基準は、「児童福祉施設最低基準(平成23年4月1日現在)」によると、医療法に規定する病院として必要な設備のほか、観察室、訓練室、看護師詰所及び浴室を設けることとする。C「社会福祉施設等調査報告」によると、平成16年〜平成20年において施設数、定員および在所者数は減少傾向にある。D職員は、「児童福祉施設最低基準(平成23年4月1日現在)」によると、医療法に規定する病院として必要な職員のほか、児童指導員、保育士、心理指導を担当する職員及び理学療法士又は作業療法士を置かなければならない。
Q 21 : 次の文は、社会的養護の歴史に関する記述である。適切な記述を一つ選びなさい。
Q 22 : 次の文は、児童福祉施設に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A重症心身障害児施設は、昭和42年に法律に位置づけられた。B児童養護施設の総数は、平成16年〜20年の5年間は減少を続けている。C乳児院は、児童福祉法の制定時には施設種別として規定されていなかった。D児童自立支援施設では、現在も夫婦による小舎制を実践している施設がある。E肢体不自由児施設は、現在、医療法による病院としての基準は適用されていない。
Q 23 : 次の文のうち、「児童福祉法」における定義として正しい記述を○、誤っている記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A障害児とは、身体に障害のある児童又は知的障害のある児童をいう。B妊産婦とは、妊娠中又は出産後1年以内の女子をいう。C保護者とは、親権を行う者、未成年後見人その他の者で、児童を現に監護する者をいう。D要保護児童とは、保護者の養育を支援することが特に必要と認められる児童をいう。
Q 24 : 次の文は、「児童養護施設入所児童等調査結果の概要(平成20年2月1日現在)」(厚生労働省)に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A乳児院に在籍している児童の「心身の状況」では、「身体虚弱」の割合がおよそ2割である。B児童養護施設に在籍している児童の「入所経路」では、「家庭から」の割合が最も高い。C情緒障害児短期治療施設に在籍している児童の「学業の状況」では、「遅れがある」の割合が半数以上である。D母子生活支援施設への「入所理由」では、「経済的理由による」の割合が最も高い。E乳児院に在籍している児童の「養護問題発生理由」では、「両親の未婚」の割合が最も高い。
Q 25 : 次の文は、「児童福祉施設最低基準」に規定された生活指導に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A児童養護施設における生活指導は、児童の自主性を尊重し、基本的生活習慣を確立するとともに豊かな人間性及び社会性を養い、児童の自立を支援することを目的として行わなければならない。B母子生活支援施設における生活指導は、個々の母子の家庭生活及び稼働の状況に応じ、就労、家庭生活及び児童の養育に関する相談及び助言を行う等の支援により、その自立の促進を目的とし、かつ、その私生活を尊重して行わなければならない。C知的障害児施設における生活指導は、児童が日常の起居の間に、当該知的障害児施設を退所した後、できる限り社会に適応するように行わなければならない。D情緒障害児短期治療施設における生活指導は、児童の社会的適応能力の回復を図り、児童が、当該情緒障害児短期治療施設を退所した後、健全な社会生活を営むことができるように行わなければならない。
Q 26 : 次の文は、虐待を受けた子どもへの治療的・支援的援助についての記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
Q 27 : 次の文は、児童福祉施設が作成する自立支援計画に関する記述である。誤った記述を一つ選びなさい。
Q 28 : 次の文は、「児童福祉施設最低基準」(以下「最低基準」という。)に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A児童福祉施設は、「最低基準」を超えて、常に、その設備及び運営を向上させなければならないとされている。B児童福祉施設は、職員に対し、その資質の向上のための研修の機会を確保しなければならないとされている。C第二種自閉症児施設は、医務室及び静養室は必ず設けなければならないとされている。D児童養護施設の児童指導員及び保育士の総数は、満2歳に満たない幼児おおむね2人につき1人、満2歳以上の幼児おおむね4人につき1人、少年おおむね6人につき1人とされている。E児童養護施設の長は、児童の通学する学校及び児童相談所並びに必要に応じて児童家庭支援センター、児童委員、公共職業安定所等関係機関と密接に連携して児童の指導及び家庭環境の調整に当たらなければならないとされている。
Q 29 : 次の文は、障害がある子どもを中心とする児童福祉施設および制度に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A「児童福祉法」および「児童福祉施設最低基準」に規定された障害児の通園施設の種別は、知的障害児通園施設と難聴幼児通園施設の2つである。B重症心身障害児施設に入所した児童は、その者が社会生活に順応することができるようになるまで引き続き在所できるとされている。C現行の里親制度における専門里親への委託対象は虐待を受けた児童であり、障害がある児童は含まれない。D知的障害児施設における就学形態では、入所している就学児童はすべて施設内分校・分教室に通学している。
Q 30 : 次の文は、「児童虐待の防止等に関する法律」(以下「児童虐待防止法」という。)に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A児童の福祉に関する事務に従事する職員は、「児童虐待防止法」の規定による臨検に際して必要があるときは、錠をはずし、その他必要な処分を行うことができる。B虐待を受けた児童が保護者の同意において児童養護施設に措置された場合、施設長は、保護者に対して、当該児童との面会および通信の制限をすることができない。C都道府県知事は、児童虐待が行われているおそれがあると認められ、当該児童の保護者に出頭を求めようとするときは、保護者に対し必要事項が記載された書面により告知しなければならない。D児童虐待が行われているおそれがあると認められた場合、児童の保護者が出頭要求・立ち入り調査・再出頭要求の求めに応じない場合、児童相談所長は所轄の警察署長からの許可状の発行を受け、臨検を行わせることができる。
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