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精神保健
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Q 1 : 次のうち、成人期以降に発症しないものの組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 A 自閉症 B 反応性愛着障害 C 強迫性障害 D 摂食障害 E 多動性障害
Q 2 : 次の文は、遺糞症に関する記述である。症状の一つとして適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A幼児期の正常な便失禁が異常に持続している。B排便調節を習得したあとに排便を自制できなくなる。C生理学的排便調節が正常であるにもかかわらず、わざとふさわしくない場所に排便する。D自分の体や周囲に便をなすりつける。
Q 3 : 次の文は、多動性障害の症状に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A事故を起こしやすい。B熟慮の末の反抗というよりは軽率な規則違反をする。C初対面の大人に対する警戒心に欠け、なれなれしい。D IQが低いことにより、活動が過度になる。E症状は、成人期までに消失する。
Q 4 : 次の文は、自閉症を診断するための行動特徴の一つである“コミュニケーションの質的異常”に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A相手が話す言葉をまったく理解できないことがある。B相手から言われた内容をそのまま言い返す「エコラリア」がある。C一方的に自分の言いたいことを喋り、相手からのメッセージには耳を傾けない。D本人なりの独特な言い回しをする。
Q 5 : 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】5歳の女児。保育園から母親と徒歩で帰宅する途中、横断歩道で母親とともに車にはねられた。事故直後、本児は軽症で意識ははっきりしていたが、その横で母親は頭部から血を流し意識不明の状態で倒れていたという。本児は、1週間の経過観察後、元気に保育園に通い始めた。幸い母親もまもなく元気に退院することができた。しかし、事故の約2か月後から横断歩道を渡るのが怖いといって保育園に行くことを嫌がるようになった。些細な物音に驚き、緊張しているようで、夜もなかなか寝付けず、うなされて目を覚ますことがみられるようになった。保育園では、時々いらいらし、保育士や友達に対し怒りっぽくなったという。【設問】この子どもで最も疑われる精神医学的問題を一つ選びなさい。
Q 6 : 次のA〜Eの記述のうち、障害名および疾患名とその症状として適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A広汎性発達障害-感情の平板化B学習障害-反響言語C境界性パーソナリティ障害-自傷行為D双極性障害-躁状態E統合失調症-両価性
Q 7 : 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】10歳の男児。母親によると本児には“こだわり行動”があるという。部屋に入るときには咳払いをし、ドアのノブに2度触れなくてはならず、さらに頭を左右に傾けたり、何回もまばたきをしたりしなければならない。この行為は2年程前に始まり、最初はまばたきだけであったが、その後、他の症状が引き続き起こり、症状が強くなったり弱くなったりの経過をたどっている。最近では、突然卑猥な言葉を叫ぶことがあるという。本人は、ドアのノブに触れることが苦痛ではないといい、身体的神経学的検査では異常は認められなかった。【設問】この子どもで最も疑われる精神医学的問題を一つ選びなさい。
Q 8 : 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】17歳の女子。ある日、電車に乗っていたところ、急に動悸と息苦しさを感じ、しばらくすると唇の周辺や両手足の先がしびれ、脱力感、発汗、頭痛を覚え、「このままでは死んでしまうのではないか」と思ったという。【設問】このような状態を表す精神医学的用語として最も適切なものを一つ選びなさい。
Q 9 : 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】15歳の女子。これまで特に問題なく生活していたが、中学入学後に手が汚れることを極端に気にするようになり、帰宅後の手洗いが徐々に長時間となった。やがて、家にいても何かを触るたびに10分以上も手を洗い続けるようになり、生活に支障をきたすようになった。これほどまで手を洗う必要がないことは本人もわかっているが、どうしてもやめられず、最近では泣きながら手を洗っている。【設問】このような状態を表す精神医学的用語として最も適切なものを一つ選びなさい。
Q 10 : 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】3歳の男児。保育園ではいつもそわそわして保育士の話を最後まで聞かずに発言してしまう。ひとつの遊びが長続きしない。何度か迷子になったことがある。提出物の忘れ物が非常に多い。知らない大人にもなれなれしく話しかけるが、少しでも気に入らないことがあると急に不機嫌になり、相手を叩くなどの暴力が出る。同じ服を何日も続けて着ている。【設問】この子どもで疑われる精神医学的問題として正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A 行為障害 B 反応性愛着障害 C 常同運動障害 D 広汎性発達障害 E パーソナリティ障害
Q 11 : 次のA〜Eの記述のうち、症候群とその主たる特徴として適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。Aアスペルガー症候群-被害妄想Bウェスト症候群-多動Cド・ラ・トゥレット症候群-夜尿Dレット症候群-女児にみられるEレンノックス・ガストー症候群-てんかん
Q 12 : 次の記述のうち、診断が確定されるのが主として学童期以降であるものを○、そうではないものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A 学習障害 B 反応性愛着障害 C 行為障害 D 精神遅滞 E 小児自閉症
Q 13 : 次の文は、子どもの疾患に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A話の速度が速く流暢さを欠き、反復や口ごもりのないものの、話の明瞭さを損なうほどのものを吃音という。B選択性緘黙症は、特定の話題になると黙ってしまうのが特徴である。C夜驚症は、てんかんの一種である。D重症で多発性の運動チックと音声チックをともなうものをド・ラ・トゥレット症候群という。
Q 14 : 次の記述のうち、一般的に知的障害をともなうことが多いものを○、多くはないものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A アスペルガー症候群 B ダウン症候群 C レット症候群 D 多動性障害
Q 15 : 次の文は、自閉症が疑われる児童に対する質問である。「AとBが部屋で遊んでいます。Aはボールをかごの中に入れて部屋を出て行きました。残ったBはそのボールをかごから出して別の箱の中に入れました。Aが部屋に戻ってきました。そして、Aはボールを出そうとしました。さて、Aはどこを最初に探すでしょうか?」この質問に関する次の記述のうち、最も適切な記述を一つ選びなさい。
Q 16 : 次の【Ⅰ群】の患者の訴えと【Ⅱ群】の症状を結びつけた場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。【Ⅰ群】A「手が汚れていると思えて仕方がないんです。」B「頭の中で私の悪口を話し合っている声が聞こえるんです。」C「尾行されている気がしてならないんです。」D壁のシミをさして、「ほら、あそこに虫がいるでしょ。」E「私の考えが抜き取られてしまうんです。」【Ⅱ群】 ア 錯視 イ 思考奪取 ウ 幻覚 エ 強迫観念 オ 追跡妄想
Q 17 : 次の文は、抜毛症(癖)に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A爪かみや皮膚炎を合併することが少なくない。B妄想や幻覚に対する反応として起こる。C円形脱毛症や頭部白癬との鑑別が必要である。Dペットや人形の毛や、セーターの毛が抜毛の対象になることがある。
Q 18 : 次の文は、小児期の分離不安障害に関する記述である。症状の一つとして適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A大切な人を失ってしまうのではないかという恐れをもつ。B迷子になることへの恐れをもつ。C愛着の対象となる人から離されるのを予期したときに腹痛を繰り返す。D持続的に登校を嫌がり、あるいは拒否し続ける。
Q 19 : 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】6歳の男児。運動会の練習が始まった頃から頻繁に瞬きをするようになった。瞬きは回数が多いだけでなく、普段よりも強くギュッと目を閉じる。この症状が1か月ほど続いたが、いつの間にか見られなくなった。【設問】この子どもで最も疑われる精神医学的問題を一つ選びなさい。
Q 20 : 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】小学2年生の男児。幼児期に何度も迷子になったことがある。授業中いつもそわそわして先生の話を最後まで聞かずに発言してしまう。宿題や提出物を忘れることが非常に多い。人なつこく友だちと遊ぶことが好きであるが、一緒に遊んでいてもすぐ飽きてしまい、ひとつの遊びが長続きしない。【設問】この子どもで最も疑われる精神医学的問題について、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A常同的・反復的な話し方をするのが特徴である。B親のしつけに問題のあることが多い。C有効な薬物療法がある。D想像的な遊びがきわめて苦手である。
Q 21 : 次の文は、脳の各部の働きに関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A側頭葉は、聴覚や言語に関する機能がある。B海馬や扁桃体は、情動、記憶、意欲に関与するだけでなく、自律神経やホルモン分泌にも関与する。C橋・延髄は、眼球運動、視覚反射、聴覚反射の調節を行い感覚機能と運動機能をコントロールする。D中脳は自律神経の中枢であり、交感神経系、副交感神経系を介して内臓の働きをコントロールする。
Q 22 : 次の文は、知的機能の障害についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A認知症とは、精神の発達停止あるいは発達不全の状態であり、発達期に明らかになる全体的な知能水準に寄与する能力、例えば認知、言語、運動および社会的能力の障害によって特徴づけられる。B精神遅滞では、いったん正常に発達した知能が、脳の後天的な器質障害により持続的に低下する。C幼児期に精神遅滞とされた者が数年後に正常域に追いつくことをキャッチ・アップと呼ぶ。D国際疾病分類第10版(ICD−10)では、知能検査で知能指数が80以下を精神遅滞の目安としている。
Q 23 : 次の文は、摂食障害に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A発症率は男性よりも女性の方が高い。B過度の拒食があっても死亡することはない。Cむちゃ食いと嘔吐を繰り返す場合がある。D国際疾病分類第10版(ICD−10)による神経性無食欲症の確定診断の一つは、体重が期待される値より少なくとも30%以上下まわることである。E神経性無食欲症の治療には、食欲増進薬による薬物療法が最も有効である。
Q 24 : 次の記述のうち、多動性障害でよく見られる特性として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A興味の対象が狭く反復性の常同的な行動Bコミュニケーションにおける質的な障害C運動やバランスの悪さDごっこ遊びや社会的模倣遊びの乏しさE学業成績不良
Q 25 : 次のA〜Eの記述のうち、疾患名とその疾患の症状として適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。Aアスペルガー症候群-興味の限局B学習障害-思考障害C社会不安障害-パニック発作D双極性障害-躁状態E統合失調症-失調性歩行
Q 26 : 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】3歳女児。保育園に入園したが、おままごと遊びでは他の園児との交流がほとんどない。時々園庭を目的もなく走り回ったり、おままごとの道具を床いっぱいに向きをそろえ同じパターンで並べる事に夢中になっていた。その様子に気付いた保育士が、母親から母子健康手帳を確認させてもらったところ、1歳6か月の「保護者の記録」の「ママ、ブーブーなど意味のあることばをいくつか話しますか。」という質問項目に「いいえ」とチェックされていた。また、「どんな遊びが好きですか。」という質問項目には、遊びの例として、「おもちゃ箱のふたを床の上で指先を使ってクルクルと回すこと」と記してあった。その遊びばかりをくり返していたとのことであった。【設問】この子どもで最も疑われる精神医学的問題について、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A原因となる遺伝子が特定されている。B発達の問題が疑われるので、経過を注意深く追う。C治療としては薬物療法が第一選択である。D家庭と保育園での様子に違いがあるか確認を行う。
Q 27 : 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】生後6か月の男児。体重が1か月以上増加せず心配であったため、保育士が母親から話を聞いた。父親は「目に入れても痛くない」と言い、男児を無条件でかわいがっているとのことだったが、母親自身は養育に戸惑っているようであった。母親は、男児の空腹や満腹について「気付くことができない、わからない」と言い、げっぷについても「必要性やタイミングがわからない」ということであった。しかし、看護師や保育士は男児にスムーズに関わることができ、ミルクもよく飲んだ。男児の体重増加不良を説明できる身体疾患は見つからなかった。【設問】この子どもで最も疑われる精神医学的問題を一つ選びなさい。
Q 28 : 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】8歳の女児。この2か月間に数回、夜中に目が覚めたときに自分がどこにいるのかすぐにわからず、しばらくして弟の部屋や、台所にいることに気付くことがあった。弟の話によると、夜中に歩き回り、呼びかけても応答しないが、たいていはしばらくすると、自分で自分の部屋のベッドに戻るという。女児は、覚醒してもこれらのことを一切覚えていない。日中にこのようなエピソードはない。脳波検査と身体的検査の結果は正常であった。【設問】この子どもで最も疑われる精神医学的問題を一つ選びなさい。
Q 29 : 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】8歳の男児。主な遊び相手は妹である。おままごと遊びでは常に母親役か姉役をやり、妹には男役をやらせる。チャンバラごっこなどの男の子の乱暴な遊びは嫌がって仲間に加わろうとしない。腰にタオルを巻いてスカートにしたり、頭にリボンをつけたり、爪にマニキュアをつけたりすることが大好きである。機嫌が悪い時は「男なんか嫌だ、女の子になりたい」と言う。【設問】この子どもで最も疑われる精神医学的問題を一つ選びなさい。
Q 30 : 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】11歳の小学5年生男児。小学4年生の夏休み後に突然学校へ行かなくなった。小学5年生の3学期になり、何もない所で「総理大臣がそこにいる。議員さんもいる」などと言い始めた。母親の作った食事をとらなくなり、「味が変だから、毒が入っている。コンピュータが僕の脳に変な指示をする」などとも言い始めた。心配した両親が、地域の保健センターに相談し、精神科クリニックを受診することになった。男児は表情が乏しく、いつも不安げで、「先生、お願いだから僕の心をとらないで!」などと訴えていた。【設問】この子どもで最も疑われる精神医学的問題について、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A話しかけと受けこたえのかたちで声が聞こえる。B漠然とした外界変容感を伴った不気味な恐ろしさを感じている。C学童期以前の診断は困難である。D慢性期においても急性増悪がある。E内的異常体験が自傷行為や乱暴となってあらわれる。
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