介護福祉士
コミュニケーション技術
Q
13 : Fさん(80歳,女性)は,2週間前に,リハビリテーション病院から介護老人保健施設に入所した。脳梗塞(cerebral infarction)の後遺症のため,構音障害と嚥下障害がある。また,よだれが流れて衣服が濡れてしまうことが多い。食事は,とろみをつけた刻み食を1人で摂取できるが,むせることが多い。介護職がFさんに,「何を食べたいですか」と尋ねると,「おいうをあえあい」(「お肉を食べたい」の意味)という不明瞭な発話が返ってきた。Fさんが「おいうをあえあい」と話した時の介護職の対応として,最も適切なものを 1つ選びなさい。
Q
14 : Fさん(80歳,女性)は,2週間前に,リハビリテーション病院から介護老人保健施設に入所した。脳梗塞(cerebral infarction)の後遺症のため,構音障害と嚥下障害がある。また,よだれが流れて衣服が濡れてしまうことが多い。食事は,とろみをつけた刻み食を1人で摂取できるが,むせることが多い。介護職がFさんに,「何を食べたいですか」と尋ねると,「おいうをあえあい」(「お肉を食べたい」の意味)という不明瞭な発話が返ってきた。Fさんの食事場面でのコミュニケーションに関する次の記述のうち,最も適切なものを 1つ選びなさい。
Q
15 : Gさん(50歳,女性)は,母親H さん(80歳)と二人暮らしである。 H さんは5年前に認知症(dementia)と診断され,通所介護(デイサービス)を利用している。 G さんの兄は, Gさん宅から車で1時間の場所に住んでいるが,仕事が忙しいという理由でHさんの介護は行っていない。この 1週間, Hさんは深夜に家の中を歩き回り,ドアを叩くので, Gさんは眠ることができない。次の記述は,通所介護(デイサービス)の介護職とGさんの会話である。介護職:「Hさんは,今日,デイサービスで眠そうで,寝て過ごすことが多かったです」Gさん:「それで,母を起こしてくれましたか」介護職:「起こしましたが,すぐ寝てしまいました」Gさん:「デイサービスを利用しているのだから,昼間は眠らないようにしてくれないと,私が困ります。母から夜に何度も起こされるので私は眠れません。兄は,私が介護で大変なことを少しもわかってくれない。皆さんも私の大変さをわかってくれないのですね」 話を傾聴していることがGさんに伝わりやすい会話の仕方として,最も適切なものを 1つ選びなさい。
Q
16 : Gさん(50歳,女性)は,母親H さん(80歳)と二人暮らしである。 H さんは5年前に認知症(dementia)と診断され,通所介護(デイサービス)を利用している。 G さんの兄は, Gさん宅から車で1時間の場所に住んでいるが,仕事が忙しいという理由でHさんの介護は行っていない。この 1週間, Hさんは深夜に家の中を歩き回り,ドアを叩くので, Gさんは眠ることができない。次の記述は,通所介護(デイサービス)の介護職とGさんの会話である。介護職:「Hさんは,今日,デイサービスで眠そうで,寝て過ごすことが多かったです」Gさん:「それで,母を起こしてくれましたか」介護職:「起こしましたが,すぐ寝てしまいました」Gさん:「デイサービスを利用しているのだから,昼間は眠らないようにしてくれないと,私が困ります。母から夜に何度も起こされるので私は眠れません。兄は,私が介護で大変なことを少しもわかってくれない。皆さんも私の大変さをわかってくれないのですね」 Gさんの訴えに対する介護職のかかわり方として,最も適切なものを1つ選びなさい。
Q
18 : Gさん(83歳,要介護2)は,夫(85歳)と二人暮らしである。大腿骨頸部骨折(femoral neck fracture)で入院していたが,退院時,排泄はトイレで自立していた。退院後,訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用することになり,訪問介護員(ホームヘルパー)が初めて訪問すると, Gさんはおむつをして,ベッドで横になっていた。訪問介護員(ホームヘルパー)が夫との関係づくりのために,最初に行う対応として,最も適切なものを 1つ選びなさい。