社会福祉士
Q 18 :
事例を読んで、この場面における解決志向アプローチに基づくFスクールソーシャルワーカー(社会福祉士)の対応方法として、最も適切なものを1つ選びなさい。 〔事例〕Gちゃん(9歳、女児)には、1年ほど前から不登校の傾向が見られる。Fスクールソーシャルワーカーは、Gちゃん宅を訪問し、Gちゃんやその母親と2週間に1回程度の定期的な面接を行っていた。しかし、登校できる日数が徐々に減ってきた。Gちゃんは学校に行きたいと思っているが、朝起きると身体が動かず、登校することができないとのことであった。
Gちゃんが学校に行くことのできない原因の分析を行った。
Gちゃんに、変える必要のある考え方や行動について伝えた。
Gちゃん自身ではなく、家族の問題の克服を目指した。
Gちゃんに、学校に行き授業を受ける必要性を強く意識させた。
Gちゃんが学校に行くことのできた日の状況や行動に焦点を当てた。
解説
1 - × できない原因を探っていくのは診断主義アプローチ。
2 - × 行動をより望ましいものに変えていくことは行動変容アプローチ。
3 - × 家族の問題があるとは読み取れない。
4 - × 必要性に訴えかける方法は解決志向アプローチではない。
5 - ○ この選択肢は適切です。