事例を読んで、NPO法人のC相談員(社会福祉士)の今後の|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 16 : 
事例を読んで、NPO法人のC相談員(社会福祉士)の今後の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。 〔事例〕Dさん(30歳、女性)は半年前に、夫の転勤によりN国から夫と二人の子どもと一緒に来日し、現在も四人で暮らしている。最近、長男のE君(10歳、小学生)が、弟(5歳)のおもちゃを取り上げたり、たたいたりするなどの行為を家庭内で行うようになった。Dさんは、E君から、「学校の同級生にからかわれている」と聞いた。E君の日本での生活について心配になったDさんは支援を求めてNPO法人を訪れ、C相談員の面接を受けた。
1
Dさんに、E君の暴力的な行為は時間が過ぎれば解決するので心配ないと伝える。
2
E君から、現在の学校や家庭での生活の様子や思いを聞く。
3
E君を他の学校に転校させるよう促す。
4
子どもたちを連れて帰国することを強く勧める。
5
個々の家族員に対し、E君に対する接し方を指示する。
解説

1 - × 「学校の同級生にからかわれている」との言葉もあるため時間が過ぎれば解決するものではない。

2 - ○ この選択肢は適切です。

3 - × E君の意向を確認するべき。

4 - × 家族の意向を確認するべき。

5 - × 指示することは適切ではない。