事例を読んで、母子生活支援施設の母子支援員(社会福祉士)|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 14 : 
事例を読んで、母子生活支援施設の母子支援員(社会福祉士)の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。 〔事例〕Aさん(31歳、女性)とBちゃん(7歳、女児)は、市の福祉事務所を通じて、母子生活支援施設に入所している。Aさんは、夫の暴力に耐え切れず、仕事を辞め、Bちゃんを連れて逃げてきた。AさんとBちゃんの母子関係は良いが、Bちゃんには精神的に不安定な面がある。このため、Bちゃんは学校を休みがちである。Aさんは夫と離婚し、新たな仕事を見つけ、Bちゃんとの安定した生活を得たいという。
1
Bちゃんへの個別対応は、Bちゃんが通う学校の学級担任に一任する。
2
Bちゃんの治療のため、児童相談所に児童自立支援施設への入所を依頼する。
3
Aさんの就業に当たって、最寄りの母子家庭等就業・自立支援センターに関する情報を提供し、その利用の可能性についてAさんと検討する。
4
Aさんの退職の理由を詳細に聞くため、元の仕事先を訪問する。
5
夫が勤務する会社に連絡し、配偶者暴力の背景となる要因がないか確認する。
解説

1 - × 学級担任に対応を一任することは適切ではない。

2 - × 児童自立支援施設への入所依頼は適切ではない。

3 - ○ この選択肢は適切です。

4 - × 母子支援員の行動としては不適切。

5 - × 母子支援員の行動としては不適切。