事例を読んで、住民による支え合いの地域づくりを目指した対|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 40 : 
事例を読んで、住民による支え合いの地域づくりを目指した対策のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。 〔事例〕N市は戦後、大都市の郊外に発展した地域で、近年、高齢化が進展し、高齢者の単身世帯が増加している。そこで、N市の社会福祉協議会は民生委員協議会と協力して、65歳以上の一人暮らし高齢者の生活実態調査を行った。その結果、近隣による見守りを希望する高齢者が多数いることが分かった。社会福祉協議会のソーシャルワーカー(社会福祉士)はその結果を基に、自治会に見守りを依頼したところ、自治会長は、事前に相談がなかったことを問題にした。そこで、ソーシャルワーカーは、次の対策を考えた。
1
見守りの対象を75歳以上の高齢者に引き上げる。
2
地域包括支援センターの専門職による連携で見守る。
3
新聞配達業者、郵便局、生活協同組合などに協力を呼び掛ける。
4
市に対して、見守り活動を直接運営するように働き掛ける。
5
「見守りを考える会」の発足に向けて、自治会を含む関係団体と再度協議を行う。
解説

1 - × 事前に相談がなかったことが問題であり、対策が適切ではない。

2 - × 事前に相談がなかったことが問題であり、対策が適切ではない。

3 - × 事前に相談がなかったことが問題であり、対策が適切ではない。

4 - ×事前に相談がなかったことが問題であり、対策が適切ではない。

5 - ○ この選択肢は適切です。