成年後見制度の市町村長申立てに関する次の記述のうち,正し|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 82 : 
成年後見制度の市町村長申立てに関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
65 歳未満の者を対象として,市町村長申立てをすることはできない。
2
後見のみを対象としており,保佐及び補助の開始を申し立てることはできない。
3
本人に四親等内の親族がいる場合,市町村長申立てをすることはできない。
4
市町村には,市町村長申立ての円滑な実施のために,後見等の業務を適正に行える人材を育成するのに必要な措置を講ずる努力義務がある。
5
市町村長申立てができない場合,都道府県知事が申立てをする。
解説

老人福祉法32条にて、市町村は、前条の規定による審判の請求の円滑な実施に資するよう、民法 に規定する後見、保佐及び補助(以下「後見等」という。)の業務を適正に行うことができる人材の育成及び活用を図るため、研修の実施、後見等の業務を適正に行うことができる者の家庭裁判所への推薦その他の必要な措置を講ずるよう努めなければならない。 とされている。