ホームレスの実態と支援に関する次の記述のうち,正しいもの|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 69 : 
ホームレスの実態と支援に関する次の記述のうち,正しいものを1 つ選びなさい。(注)1  「ホームレス自立支援法」とは,「ホームレスの自立の支援等に関する特別措置法」のことである。2  「ホームレス自立支援基本方針」とは,「ホームレスの自立の支援等に関する基本方針」のことである。
1
「平成24 年ホームレスの実態に関する全国調査」(厚生労働省)によれば,収入のある仕事に就いている者は全体の3 割程度である。
2
「平成24 年ホームレスの実態に関する全国調査」(厚生労働省)によれば,路上生活をしている者の約半数が30 歳〜50 歳までの者である。
3
「ホームレス自立支援法」による支援を受けている者は,生活保護法による保護を受けることはできない。
4
「ホームレス自立支援基本方針」(厚生労働省,国土交通省)に基づき,国は,ホームレスの支援に向けて実施計画を策定しなければならない。
5
ホームレス緊急一時宿泊事業(シェルター事業)は,生活困窮者自立支援法に基づく事業(一時生活支援事業)に移行された。
解説

ホームレス対策の支援として、総合相談推進事業、ホームレス緊急一時宿泊事業、ホームレス自立支援事業、ホームレス能力活用推進事業、NPO等民間支援団体が行う困窮者等支援事業、などが実施されてきたが、そのうちホームレス緊急一時宿泊事業と、ホームレス自立支援事業の業務が、一時生活支援事業に移行された。