事例を読んで,生活保護を受けているHさんの現在の社会保険|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 67 : 
事例を読んで,生活保護を受けているHさんの現在の社会保険の適用について,正しいものを1 つ選びなさい。〔事 例〕Hさん(58 歳,男性)は週当たり40 時間労働のU社の正社員であったが,持病が悪化し,U社の業績不振もあり,週当たり12 時間労働のパート社員となった。Hさんは賃金が大幅に下がり,蓄えも底をつき現在は生活保護を受けている。なお,Hさんを扶養する者はいない。
1
国民年金の第二号被保険者である。
2
市町村が行う国民健康保険の被保険者である。
3
介護保険の第二号被保険者とはならない。
4
雇用保険の被保険者である。
5
労働者災害補償保険の対象とはならない。
解説

選択1は国民年金の第一号被保険者となるため、誤り。2は生活保護を受けていると市町村の国民健康保険の被保険者とならない為誤り。3は、退職時に本人の申し出によって健康保険法の任意継続被保険者となること、その可能性を打ち消す記述が本文事例になるため、正しいと判断できない。4は一週間の所定労働時間が20時間未満である者は、雇用保険を適用できない為誤り。5は労働者に適用され、労働時間や生活保護の適用関係とは無関係に決められ為誤りとなる。以上により、正答はなしとなる。