ロールズ(Rawls, J.)が『正義論』で主張した格差|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 23 : 
ロールズ(Rawls, J.)が『正義論』で主張した格差原理に関する記述として,適切なものを1 つ選びなさい。
1
機会の平等が保障されれば,自由市場経済による資源配分は,正義にかなう。
2
個人の満足の総和を社会全体で最大化させるような資源配分は,正義にかなう。
3
消費税は資源配分を歪めないため,正義にかなう。
4
最も恵まれない人が有利となるような資源配分は,正義にかなう。
5
公共財の提供に政府が介入することは,正義にかなう。
解説

格差原理とはロールズの正義論の原理の1つで、社会で最も不遇な立場にある人々の利益の最大化のための社会的・経済的不平等を認め、不遇な立場の人々に利益をもたらすよう調整すべきだという原理である。