事例を読んで,A子に対する児童相談所の援助方針として,次|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 59 : 
事例を読んで,A子に対する児童相談所の援助方針として,次のうち最も適切なものを1 つ選びなさい。〔事 例〕A子(18 歳)は,高校入学を機にU児童養護施設から母親に引き取られた。しかし,家庭内が落ち着かないため深夜徘徊したり,学業不振や欠席が続き,最近,高校を中退した。これを知った母親の内縁男性がA子を殴り,鼻骨骨折を負わせたが,親権者である母親はA子に対し,「殴られて当然」「あなたが反省すべきだ」と主張した。そこで,A子は児童相談所に相談し,「いつも男性に殴られていた」「母は守ってくれないから,男性がいる家では暮らしたくない」「働いて自立したい」と訴えた。
1
成年に達するまでは,自宅で生活するよう説得する。
2
配偶者暴力相談支援センターを紹介する。
3
児童自立生活援助事業の活用を図る。
4
U児童養護施設に再入所させる。
5
更生保護施設に入所させる。
解説

児童自立生活支援事業は、義務教育終了後、児童養護施設等を退所し、就職する児童等の社会的自立を促進する事業である。