介護保険制度における介護報酬(介護給付費)と利用者負担に|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 48 : 
介護保険制度における介護報酬(介護給付費)と利用者負担に関する次の記述のうち,正しいものを1 つ選びなさい。
1
介護報酬の1 単位の単価は,全国一律に定められ,地域による割増しはない。
2
介護報酬の算定基準を厚生労働大臣が定める際には,あらかじめ内閣総理大臣の意見を聴かなければならない。
3
居宅介護サービスにおける支給限度基準額を超えて介護サービスを利用する場合には,その超えた費用は全額が利用者負担となる。
4
施設サービスにおける食費と居住費は,生活保護の被保護者を除き,市町村民税非課税世帯などの低所得者も全額の自己負担が求められる。
5
介護報酬は, 2 年に1 回改定される。
解説

区分支給限度基準額について、在宅サービスについて、利用者の状況に応じた適正なサービスを提供する観点から、必要な居宅介護サービスのモデルを用いて、要介護度ごとに区分支給限度基準額を設定しているが、限度額を超えるサービスを受けた場合は、超える分の費用は全額利用者負担とされている。