動機づけに関する理論についての次の記述のうち,正しいもの|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 38 : 
動機づけに関する理論についての次の記述のうち,正しいものを1 つ選びなさい。
1
マグレガー(McGregor, D.)のY理論では,従業員の働く意欲が低いのは,組織の管理者側に原因があるとされる。
2
ハーズバーグ(Herzberg, F.)の動機づけ理論では,労働条件への不満を改善することで,職務に対する満足感を高められるとされる。
3
マクレランド(McClelland, D.)の欲求理論では,権力欲求を持つ人に対しては適度なリスクのある仕事を与えることが,高い業績につながるとされる。
4
ブルーム(Vroom, V.)の期待理論では,管理者が従業員に対して大きな期待をしていることを示すことが,従業員の動機づけを高めるとされる。
5
ロック(Lock, E.)の目標設定理論では,「頑張れ」や「前よりも上回る成績を」といった情動的刺激を与えることで,高い意欲を生み出すとされる。
解説

マグレガ―の理論ではX理論とY理論があり、Y理論なマズローの欲求5段階説における精神的欲求を多く持つ人間をモデルとして、人間は本来進んで働きたがる生き物であるとされており、人間は自己実現のために自ら進んで行動し自分で問題を解決するものであるという考え方をとっている。