事例を読んで,B社会福祉士がモニタリングの後に行うべきこ|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 22 : 
事例を読んで,B社会福祉士がモニタリングの後に行うべきこととして,適切なものを2 つ選びなさい。〔事 例〕C君( 7 歳)は,軽度の発達障害がある。友達とうまくコミュニケーションをとることができず,他の児童との良好な関係を構築することが難しい状態である。両親は,このまま小学校に通学させることに対して不安を持つようになり,Y児童発達支援センターの放課後等デイサービス事業を利用することとした。児童発達支援管理責任者のB社会福祉士が,C君とともに作成した支援計画で「友達に対して挨拶ができる」を短期目標とした。今月,この計画作成時に定めた期間を迎えたので,定期モニタリングを実施したところ,挨拶ができていないことが分かった。その理由をC君に尋ねたところ,「あいさつはいや」と答えた。
1
C君とC君の友達との間に問題が生じたと考え,C君の友達に指導を行う。
2
「あいさつはいや」と答えたC君の真意を尋ねるとともに,必要に応じて支援計画の再検討を行う。
3
想定した短期目標を達成していると考え,当面の間,現状の支援を継続する。
4
改訂長谷川式簡易知能評価スケールにより,発達障害の程度を確認する。
5
挨拶はできていないが,それを失敗とするのではなく,引き続きC君を見守るよう,両親に働きかける。
解説

利用者に対して的確なニーズに合った対応ができているかを随時確認し、フォローするのがモニタリングである。モニタリングの結果によって、修正をはかり継続的にフォローしていく事が求められる。