〔事 例〕自営業者のDさん(72 歳)はQ市国民健康保険|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 55 : 
〔事 例〕自営業者のDさん(72 歳)はQ市国民健康保険の被保険者である。民間企業に勤務し,協会けんぽ(全国健康保険協会管掌健康保険)に加入する息子のEさん(47 歳)と二人で暮らしている。Dさんは,難病の治療のため, 1 年以上の入院が必要 であると診断され,隣接するR市にある病院に入院することになった。事例を読んで,医療保険に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
Eさんが世帯主となっている場合,国民健康保険料の納付義務はEさんが負う。
2
同一世帯に属するDさんとEさんが同一の月に支払う一部負担金の合算額が所定の額を超える場合,国民健康保険から高額療養費が支給される。
3
Dさんが病院のあるR市に住所を変更する場合,DさんはR市国民健康保険の被保険者となる。
4
Dさんが退院後に介護保険を利用し,同一の月の国民健康保険と介護保険の自己負担の合算額が所定の限度額を超える場合,国民健康保険から高額介護合算療養費が支給される。
5
Dさんが自営業を廃業し,Eさんが加入する健康保険の被扶養者となる場合,Dさんは75歳以降も被扶養者として扱われる。
解説

1 - ○国民健康保険法第76条によって、市町村は世帯主または組合員から国民健康保険料を徴収しなければならないと定められているため、この事例では、世帯主である息子のEさんが支払わなければならない。