日本におけるソーシャルワークの形成過程に関する次の記述の|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 10 : 
日本におけるソーシャルワークの形成過程に関する次の記述のうち,適切なものを1つ選びなさい。
1
大正期には,公営のセツルメントが誕生し活動を展開した。
2
昭和初期から第二次世界大戦中には,感化救済事業が活発化した。
3
第二次世界大戦直後には,社会福祉教育の実践が連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)の指示で中断された。
4
高度経済成長期には,エビデンスに基づくソーシャルワークのあり方が重視された。
5
社会福祉基礎構造改革時には,ソーシャルワークの統合化の考え方が外国から初めて紹介された。
解説

1 - ○日本のセツルメント運動は、岡山博愛会(明治24年)やキングスレー館(明治30年)などの夜学校における前史的なものを経て発展していった。第一次世界大戦後にキリスト教系と仏教系の民間セツルメントが生まれ、大学セツルメントも設立された。公立では、大阪市立北市民館(大正10年)をはじめ、東京、横浜などで隣保館や市民館などの名称で設置された。