国際ソーシャルワーカー連盟(IFSW)による「貧困撲滅と|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 9 : 
国際ソーシャルワーカー連盟(IFSW)による「貧困撲滅とソーシャルワーカーの役割に関する国際方針文書」(2010年)におけるこの連盟の「政策声明」の内容に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
個人と国家にとって社会的安寧が最も基礎的な権利であることを認識し,国内外の社会経済的政策の立案に積極的に関与する。
2
貧しい人々が経済および社会開発を自ら組織化し,促進する義務を果たさなければならないことを再確認する。
3
高齢者が最も貧困の危機に直面しており,しばしば「極度の貧困」に耐えていることを認識する。
4
衣食住に対する基本的ニーズが充足されなければ,政治的そして市民としての権利はほとんど意味をなさないと断言する。
5
他機関と連携し,アドボカシーとケースマネジメントの技能を駆使して「極度の貧困」を軽減するソーシャルワーク活動を開始し,また支援するよう努める。
解説

4 - ○声明では、「IFSW(国際ソーシャルワーカー連盟)は、すべての人々にとって、人権が基礎的なものであることを認める。食物と避難所という基本的ニーズが完全に満たされていないのであれば、個人と集団、および政治的と市民的権利が、完全で意図された意味を持つことができない」と明記している。