更生保護における最近の取組に関する次の記述のうち,適切な|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 67 : 
更生保護における最近の取組に関する次の記述のうち,適切なものを2つ選びなさい。
1
仮釈放者を対象に犯罪傾向などの問題性に応じた重点的・専門的処遇を行うために,自立更生促進センターが全都道府県に設置された。
2
高齢又は障害により自立が困難な矯正施設退所者等に対し,退所後直ちに福祉サービスにつなげるなど,地域生活に定着をはかるため,地域生活定着支援センターが設置された。
3
個々の保護司への支援の必要性や,保護司会がより組織的に処遇活動や犯罪予防活動を行う観点から,更生保護サポートセンターが設置された。
4
刑の一部の執行猶予制度が新設され,薬物使用等の罪を犯した者に対して,裁量的に猶予期間中保護観察を付すことができることになった。
5
更生保護施設への入所に限界があることから,緊急的住居確保・自立支援対策の一つとして,「自立準備ホーム」が法務大臣の許可の下に設置できることになった。
解説

2 - ○ 地域生活定着支援センターは各都道府県に1か所(北海道のみ2か所)設置されている。①帰住地調整支援、②施設定着支援、③地域定着支援業務を一体的に行うことにより、社会復帰と再犯防止に寄与する。

3 - ○ 更生保護サポートセンターは、地域における保護司活動の拠点機能となることを目的として設置された。