保護観察官と保護司に関する次の記述のうち,適切なものを1|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 65 : 
保護観察官と保護司に関する次の記述のうち,適切なものを1つ選びなさい。
1
保護司には,一定の刑に処せられた者のほか,成年被後見人又は被保佐人はなれないなどの欠格条項が定められている。
2
保護観察官同様に保護司にも,国家公務員法が全面的に適用される。
3
保護司の任期は2年であり,対象者との関係が適正に保たれるように,原則として再任はされない。
4
対象者の福祉的支援を含む補導援護については保護司が担い,遵守事項を守らせるための指導監督は保護観察官が担っている。
5
更生保護活動への社会的関心の高まりに伴い,ここ数年,全国の保護司定数は毎年増員されている。
解説

1 - ○ 保護司は①人格及び行動について、社会的信望を有すること、②職務の遂行に必要な熱意及び時間的余裕を有すること、③生活が安定していること、④健康で活動力を有することのすべての条件を具備する者のうちから法務大臣が委託している。欠格条項として、①成年被後見人又は被保佐人、②禁固以上の刑に処せられた者などに該当する者は、保護司になることができないとされている。