〔事例〕Hさん夫妻は,長年の希望であった里子を養育するこ|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 56 : 
〔事例〕Hさん夫妻は,長年の希望であった里子を養育することになった。里子のJ男(4歳)は,Hさんの家に来てから,1か月ほどは言うことを聞く手のかからない子どもであったが,2か月を過ぎるころから夜ひとりで寝られなくなったり,夜尿も頻繁に起きるようになった。しかし,児童相談所からは,J男には,病気の診断や障害の判定はなされていないと言われた。児童相談所は自宅から1時間以上かかる遠いところにあるため,子どもを育てた経験のないHさんはとても心細く不安である。身近な地域で子育て情報や,話し相手,子育て仲間がほしいと思っている。事例を読んで,児童相談所の児童福祉司が利用を勧める施設又は事業として,最も適切なものを1つ選びなさい。
1
子育て短期支援事業
2
地域子育て支援拠点事業
3
児童発達支援センター
4
婦人相談所
5
配偶者暴力相談支援センター
解説

2 - ○ 児童福祉法において、地域子育て支援拠点事業は「乳児又は幼児及びその保護者が相互の交流を行う場所を開設し、子育てについての相談、情報の提供、助言その他の援助を行う事業」と規定されている。